戦い(というなの奪い合い)の果てに

[裕]「あの2人、長いこと戦ってるぽいな。」

[舞]「だね。様子は分からないけど、時間がかかってるあたり激戦かな。」

 その頃、負け犬3人組こと、裕二、舞、未来が、待機空間で2人を待ち、暇つぶしに話をしていた。

[未]「たぶん優くんが勝つ!でも柚希くんも強いからね〜…。」

[裕]「そういえばさ、未来さん…?って優のこと知ってるけど…どゆこと?」

[舞]「え、裕二知らないの?元カノだよ?」

[裕]「…ha?マジ?」

[未]「そうだよ!!付き合ってたんだよ!!」

[裕]「…さ。」

[舞][未]「さ?」

[裕]「先を越されてたああああああああ!!!!!」

[舞]「は?w 何を?w」

[裕]「リア充経験だわ!あの野郎俺が全然女の人と付き合わないからって、抜け駆けしおってぇ!£0/>$^⁇€仝々¥(.’?/?;〜;;@!!」

[舞]「いやあんたがモテる努力しないからだろw…ってこれ駄目だ壊れてるw」

[未]「もはや日本語言ってないねw」

[舞]「未来ってさ、今も優の好きなの?」

[未]「今も大好きなの!!優しいじゃん!!」

[舞]「へ、へー…。(優しいのか…アイツ…?)」

[未]「優くんはね、ああ見えてとっても強いんだよ!!あの魔法は知らなかったけど。」

[舞]「未来と優って、どう付き合i」

 その時だ。空間の奥底から一筋の光が差し込んだ。誰か来るようだ。そこにいたのは2人の人間。優と柚希であった。そして、優は立っていた。柚希は、しゃがみ込んで眠っていた。つまりだ。

[ア]「これを持ちまして、結果発表といたします。」

 第5位 新橋 裕二 43点

 第4位 上野 舞  32点 

 第3位 横浜 未来 22点

 第2位 目黒 柚希 23点

 第1位 品川 優  19点

[ア]「以上の結果より、品川優さんが優勝となります。おめでとうございます。」

 眠っている人を除き、3人からの拍手喝采。捻くれてる優だが、今回ばかりは、嬉しさが表に出た。

[優]「えぇ…と、勝ちなの…?」

[未]「おめでとう優くん!(なにこの照れ顔かわよ。)」

[裕]「あぁ、お前の勝ちだ!(え、照れとる。珍しい。)」

[舞]「次やるときは、負けないからね…!(ん、コイツ照れてね?あとで茶化そ。)」

 その時だ。拍手の音によるものなのか、柚希が目を覚ました。

[柚]「う…ぐ。ここは…?」

[裕]「目を覚ましたか、ゆず!」

[柚]「ん~…負けたっぽいなこれ。」

[優]「ギリギリ押し切って勝てた。マジで危なかったぞ…。なんかそのあとお前、粉々に肉片崩壊してたけど。」

[柚]「は?こっわ。ギャグ補正なかったら生きてないぞ俺。」

[裕]「魔法をギャグ補正言うなし()」

[柚]「それもそっか()」

 5人の笑い声を最後に、元の空間に戻されていく。そして、戻る直前に言った。

[柚]「え、肉片崩壊とかマジ?(汗)」

 あのあと、優は揚げパンを見事いただくことができた。その時の優は、好物の食事に、大層ニンマリしてたという。人間誰しも戦いや争いは存在する。しかし、5人の場合、争いはあれど、今日も平和なのである。


[?]「ここも久々やな。柚希のやつ、元気にしとるかな。姉貴の帰宅にさぞ心躍るやろな。ふぅ…。さて、入ったるか。」

[?]「…舞お姉様はいらっしゃいますか。…まだ帰ってきてませんか。…はい。…では、ここで少し休ませてもらってもよろしいですか。…ありがとうございます。」

 時は止まらず、常に動く。それに連動するよう、運命も動く。そしてこれは、その運命が合致し、新たな物語となっていく。…打ち切りじゃないよ?チャプター2ちゃんと作ってるからね?だからおねがいします見てくだs(ry


 Chapter1[Ups and downs]END

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