第4話犬丸の訓練の成果の巻

 ここまで鍛えると犬丸にも変化が訪れていた。

 それは体の作りが根本的に変わった点だ。


 身長は百五十糎程ヒャクゴジュッセンチだったのが二百一糎ニヒャクイッセンチに…

 体重は四十三瓩ヨンジュウサンキロ百二瓩ヒャクニキロに…この筋骨隆々の犬丸は傍から見たら、異形その物であった。

 その時点で忍者に必要不可欠な忍という要素がすっ飛んでしまった。

 隠れる時に目立し、隠れる場所も体の所為で制限されるのに…

 しかし、そんな重要な事も気付かない犬丸。

 そう!犬丸は脳筋だったからだ

 そんな犬丸は呟く


「仕上がって来た…一流の忍者に近づいてきているぞ」



 犬丸はこの体の変化に自信を持ち、ある計画を立てる…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る