第5話初めての潜入の巻
自信のついた犬丸は、自分の実力を試す為に一番近くの城へ忍びこみ城の一番上にある金目の物を持ち出す(金目の物ならなんでもいい)計画を立てた…
―実行当日の夜―
「いよいよだ! 今の僕の実力なら…いける筈!」
潜入の序盤…犬丸は順調そのもの、衛兵の居る門を避けて壁を跳躍で軽々と飛び越える…
「完璧すぎる…僕の修行は間違ってなかったんだ…」
城内を探っていく犬丸…
そして、ある部屋の前に差し掛かった時だった…
「ぬっ! 何奴! 曲者だ! 出会え出会え~!」
何故かあっさり、犬丸の潜入が発覚する
「くっ! 何故バレたんだ!」
実はバレたのには理由がある、城内には明かりが灯されている、その灯により犬丸の影が出来る、犬丸は巨体であるから、その影が大きくすぐバレてしまったのだ。
「兎に角今は逃げないと…」
潜入が発覚したことで犬丸は、逃走せざるを得なかった…
既に犬丸を取り押さえる為にそこかしこに兵士が集まっている為今の犬丸が城の中から外に出るには正面突破して逃げるしかなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます