第2話 4歳
あれから4年、この世界のことはある程度わかった。
まず、ステータスがある。出し方はこうだ
「ステータス」
目の前に青いウインドウがでる。
表示はこうだ
----------------
スキル:無し
特殊スキル:魔力眼
魔法:無し
----------------
スキルと魔法のみのシンプルなものだ、レベルなんてものはなく練度みたいなもので強くなれるみたいだ。
そしてこの特殊スキルは独自で持っているスキルや独自で開発したスキルなどがスキルとして世界に認められた時記録されるようだ。
そんな事を考えながらステータスを見てた時話しかけてきたのは母レインだ
「まぁ、ライキまた自分のステータスを見てるの?そんなに魔眼が面白い?」
「ちがいます、見てるのが楽しいんですよ母さん」
「そう?変わってるわねぇライキは、それにしてもその喋り方、誰に似たのかしら。」
「そ、そうですね、本をよく読むからでは無いでしょうか?」
前世の知識がある分、大人には敬語を使ってしまうのだ。
「それよりも、スキルっていつ授かれるのでしたか?」
「あら?まだ言ってなかったかしら?10歳よ」
「そうでしたね、今思い出しました。」
そう、この世界では10歳にスキルというものを授かる。スキルとは人それぞれ授かれるもので様々だ基本2つのスキルを授かれる
1つめは魔力操作
これはスキルを操るのに必要不可欠なスキルで基本中の基本のスキルだ。
2つめは様々
人それぞれいろいろなスキルを授けられる
基本的には職業になるようなスキルだ。
鍛治なら鍛冶師
鑑定なら鑑定士
魔法系なら魔法使い
剣術系なら剣士というふうに
「僕はどんなスキルになるのでしょうか?」
「そうねぇ、私と同じ回復系になったら将来安泰かしらねぇ、お父さんと同じ剣術系ならどうなるのかしら…冒険者は危ないわねぇ」
「そうなったら騎士になりたいですね」
「そうね、ライキならなれるわこんなに賢いんだもの」
父はここの門番だ、母と共に冒険者をやめてこの村に移住したらしい。
この村の名前は『ヴィレッジ』
良く買いもしないのに1人で物色しに行ったところに似てる名前だとは思った。
村と言っても結構大きな村で冒険者ギルドもあり酒場もあり商店街もあり教会もあり村というかは街のような感じだ。
冒険者とはそのまま冒険する者、でも冒険はしては行けないなぜなら死んでしまうから。
親は自ら冒険者になりたいと思わない限り冒険者にはさせないそうだ。
そりゃあそうだよな、子供を死なせたくはないな。
この世界にはモンスターがいる。だから門番もいるし騎士もいる。魔王もいるらしい。
随分ファンタジーな世界に転生したもんだな。
「どんなスキルでも、頑張って働いてみせます!」
「あらまぁ、やっぱりいい子に育ったわねぇ」
この時は知らなかった僕のスキルがあんなものになるなんて。
魔力眼と魔力完全操作で異世界無双!スキルも何でも使えちゃいます! ニンニク中毒者 @kagami0329
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。魔力眼と魔力完全操作で異世界無双!スキルも何でも使えちゃいます!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます