魔力眼と魔力完全操作で異世界無双!スキルも何でも使えちゃいます!
ニンニク中毒者
第1話 魔眼持ちに異世界転生
俺は加賀美 響(かがみ きょう)普通の男子高校生だ。今日は金曜日で学校が終わりウキウキで入れに帰りゲームをしようと考えている。
「ん?あれはなんだ?」
ふと坂道で下を見るとそこには黒い球体が浮いている。そう、浮いているのだ。
「なんだ?普通こんな球体が浮くわけないだろ、なんかのマジックか?それとも魔法!?なんてな」
少し厨二病が抜け切れてない俺は一瞬非科学的なものを連想させたがそんなわけが無いどうせなにか細いもので吊るされてるのであろう、もしくは最近の疲れからだろうと何も考えずにその球体に触れてしまった。
そこから先は何も覚えていない。
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「おんぎゃあ! おんぎゃあ!」
(ん?赤ちゃんの鳴き声みたいなのが聞こえるぞ…それになんだ?体が思うように動かない)
「あなた!」
「おぉ!産まれたのか!男か!?女か!?」
「立派な男の子ですよ!」
「そうかぁ、男の子かぁ…立派に育てないとなぁとなるとやっぱり剣術か?」
「まだ早いわ、スキルが発現するまで待ちましょう」
「そ、それもそうだな…」
(なんか誰か喋ってるな…ようやく目が開き出した)
「そうだなぁ、名前はどうするか…」
(名前?名前って聞こえたぞよく見ると病室っぽくないし…)
「ライキにしましょ、前々から決めてたもの」
「そうだなぁ、なんというか東の国の名前みたいだが全然問題ないだろう」
(東の国ってことはここはやっぱり日本じゃない?って言うかこれ)
赤ん坊のような手が自分の視界に映る
(異世界転生じゃねぇか!!!)
「お、おい目の色が青いぞ!これって!」
(ん?んん?なんだ?目が青いとやばいのか)
「まちがいない!魔眼持ちだ!やったぞ!」
「魔眼持ち!?やったわね!将来有望よ!」
「まぁ!ロイドさんちの子供はまがん持ちなのね!みんなに知らせないと!」
(魔眼持ちってなんだ!?もしかして転生特有のチートか!?)
「きゃっ きゃっ」
「今笑わなかった!?」
「そうだな!将来有望だと知って喜んでいるのかもしれない!」
「ふふふ、そんなわけないでしょう。それにしてもマーガレットさんありがとう。無事出産できたのもあなたのおかげよ」
「いえいえ、レインさん。あなたが頑張ったからよ、私はスキルで手助けしただけですから」
「いえいえ、本当にありがとうございます!お礼の金額には少ないですが、これを!」
「まぁまぁ、ありがとうございます。受け取らないのも失礼になりますからね。それでは私は失礼しますね、夫婦水入らずでどうぞおしゃべりください!」
「「本当にありがとうございました!」」
(ふむふむ助産師さんみたいな人はマーガレットさんと言うんだな、それに母になる人はレインと父の名はロイドって言ってたな。だいたい状況が理解出来た)
「さーて、ライキ今日から俺がパパだぞー」
と言って俺を母の腕から自分を取り上げた
(パパって言われてもなぁ…まぁ前世?の家族もほぼ居なかったし親父ってことでもいいか)
前世では母も父も他界して親戚の叔父さんのところで育ててもらっていたからだ。
叔父さんも仕事で出張が多いから面識も薄いだから突然消えても問題ないだろう。
でも、幼なじみの真白(ましろ)にはしんぱいかけるな。
なんて悠長に考えている。
「ライキ!生まれてきてくれてありがとう!」
(これが聞けて今は満足かな)
なんて考えてみる。
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