第2話 おいおいまじかよ・・・

あの後俺は、富谷に謝ってから次の講義に一緒に向かっていた。そのとき急に富谷が左目を手で隠した後

「トミヤ・カナミが命ずる、今日講義終わったらゲーセンに行くぞ!」

といい左目に赤いカラコンを付けて俺を見てきた。コード◯アスにハマったんかお前・・・

「Yes,Your majesty!」

フフン、乗ってやったぜ。

「そういえばお前、e-スポーツサークルの活動場所知ってんのか?」

活動場所なんて知るわけ無いだろ・・・

「活動場所なんてあんのかよ、場所は?」

「地下フロア3階だってよ、サークル担当の雨宮先生が言ってた。」

雨宮先生がサークル担当の先生だったのか・・・あの先生男子生徒からめっちゃ人気だよなぁ、なんか美人って言われてるらしいけどわかんねぇわ。

「じゃあ一回地下フロアの3階いくか。」

俺は提案して富谷と一緒に講義をサボり地下フロアに向かった。




「誰もいないのか?真っ暗だな・・・」

地下フロア3階、真っ暗だった。てっきりe-スポーツというぐらいだからギラギラしてると思ったが真逆で足元が見えないぐらい暗かった。

「おいここ本当にe-スポーツサークルかよ!真っ暗じゃねぇか!騙したな奉迫!」

「それ俺のセリフだよ!何てめえ切れてんだ!ぶん殴るぞこのやろう!」

俺が悪いみたいに言われたから俺はぶん殴るって言ってやったぜ!

「こいつにはやると言ったらやる、『スゴ味』がある!」

今度はジョ◯ョかよ!

そんなことを思っていると

「お、e-スポーツサークルに入る人?」

と後ろから声がした。

「あっはいそうでs・・・」

俺は固まってしまった。なぜなら後ろにいた人が俺が惚れた女だったからだ。

「うっす荒見先輩!今日から入る富谷と奉迫っす!」

富谷が自己紹介やらをしたあとで俺が

「・・・ちょっと富谷こっちにこい」

といい連れ出した。

「どうしたんだよ奉迫、やっぱり入るの辞めるか?」

そう聞いていたので俺は

「いや、そういう事じゃない。あの女の人だよ」

こいつの頭に『?』が3つぐらい見えるな。

「荒見先輩がどうかしたのか?」

「あの人だよ・・・」

「あの人ってまさか荒見先輩のことだったのか?!」

そうだよ!その人だよ!と思いながら俺は話を続けた

「あの人のこと知ってるだけ教えろ。」

と命令形で聞き出した。

「しょうがねぇなぁ〜、名前、荒見亜子(あらみあこ)誕生日は12月24日、血液型A型、髪は黒髪ロング、身長167cm、胸のサイズはパット見でCカップだがもっとあると思っている。体重は知らん。年齢は19、彼氏なし、趣味はアニメ、漫画、ゲーム、等々これでいいか?」

なんでお前そんなに知ってんだよこええよ・・・だが教えてくれて感謝するか

「焼肉奢ってやるよ」

そして俺たちは荒見先輩の場所は戻るのだった。

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