第34話・・ちょいとさんの子育て奮闘記№2


月日が流れ、ジャッキーも少し大きくなりました。離乳食も始まり、おっぱいを飲む事も少なくなりました。(それはそれで寂しいけれど) もう生意気盛りです。私の言うことなんて聞きもしません。

「ワン・・ジャッキー、ちょっとこっちに来なさい!」

「クーン・・嫌だ!」

本当に言うことを聞かなくて困りますが、寝てる姿が可愛い過ぎて許してしまいます。パパ(野良犬さん)も夜に逢いに来てくれるので夜に叱って貰っていますが、パパはパパでジャッキーには甘くて駄目駄目です。どんな子に育っのやら、今から心配でたまりません。クロちゃんと相談していますが・・・

「ワン・・ジャッキーの姿、パパにそっくり」

「ミャン・・ちょっとさん、そうだよね」

こんな話ばかりしています。

ジャッキーの事を心配しながらも、アマアマで許してしまいます。私は決心しました。あまやかすのは、辞めようと決めました。そしてその日から、厳しくジャッキーに接する様になりました。

「ワン・・ジャッキーちょっとこっちに座りなさい」

「クーン・・ママ、どうしたの?」

ジャッキーにみっちり、仕事(知らないひとが来たら吠える)ことを教えてあげました。するとジャッキーは

「クーン・・うん!わかった」

と言いましたが、本当にわかっているのか?心配でした。

・・・3に続く


ちょいとさんも我が子には甘くて甘くて

ジャッキー君少しづつ大きくなります。

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