第31話・・ちょいとさんの出産「ちょいとさん視点」

ついに出産の日が来ましたその日は春とは思えないほど肌寒くて私は震えていました。

「ワン・・痛いよ!😭」

私は陣痛で苦しんでいました。陣痛が始まってどれぐらいの時間がたったのか?覚えていませんが!まずは1匹目の赤ちゃんが産まれました。そして数十分後2匹目の赤ちゃんが産まれました。2匹が産まれた後陣痛止みました。私は暫く眠っていました。するとご主人様の声が聞こえて来ました。

「ちょいと産まれたのか?」

すると突然ご主人様は私の赤ちゃんを何処かに連れて行こうとしたので私はご主人様に初めて怒ります。

「ワン・・やめて!赤ちゃんを連れて行かないで!😭」

私は断固として赤ちゃんを連れて行くのを拒みました。ご主人様のご家族も来て私と赤ちゃんを引きはなそうとします。


私とご主人様との攻防が始まりました。

私はずっとご主人様に叫び続けます。


「ワン・・何をするの?赤ちゃんに触らないで」


私はテコでも動こうとしませんでした。

いくら私が抵抗してもご主人様は私と赤ちゃんを引きはなそうとします。ついに私は無理やり赤ちゃんと引き離されました。そして10分後・・・私は赤ちゃんの元へ帰って来ました。すると2匹いたはずの赤ちゃんが1匹しかいませんでした。私は叫び続けます。

「ワン・・私の赤ちゃんは何処にいるの?私の赤ちゃんを返して・・」

と私は叫び続けました。すると、クロちゃんがこう言いました。

「ミャン・・ちょいとさん、赤ちゃん1匹は産まれた時すでに死んでたの!」

「ワン・・クロちゃんそれ、本当?」

私は泣きました。ずっと泣きました。😭私の赤ちゃんはすでに死んでいたそーです。悲しくて悔しくて、泣いていました!けど1匹は生きて私の前にいます。

「ワン・・ごめんね、ごめんね」

と私は泣きながら生きている赤ちゃんをなめました。


私のご主人様は、私にずっと寄り添ってくれます。私はご主人様に向かってこう言います。

「ワン・・もう大丈夫だよ。私元気になるから」

と言いました!

「ちょいと、もう大丈夫だよ。元気な赤ちゃんじゃないか!名前を決めないと」

と言ってくれました。


赤ちゃんが産まれて何日かたったある日

「よし!今日からこの子はジャッキーだ!」と言いました。我が子の名前は「ジャッキー」となりました。



・・・32に続く

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