第93話 大陸中央区国探し

「女神様!お乗りヽ(´ー` )ノ」

 マッスルーウムのドヤ顔、なぜか殴りたくなる。


 ズカズカ乗って、胸を確り摘まむ。

「あっ!ふぅ!」

 眉をヒクヒクニッコリ笑う、ゴ○ゴ13顔のマッスルーウム。

 何故かいらっと来る。

 無視して「行け!!」「はい!女神様!!」

 短い手足を高速で動かし、水上バイク並のスピードで対岸まで、あっと言う間です。


 マッスルーウムは、仲間を呼びに行ってた様で、物凄く気持ち悪い程ウジャウジャ、ドヤ顔の茸が押し寄せてきました。

「向こう岸の全員、こっちに移動させてくれ!」

「「「「「「「「「「「「「はい!女神様!!」」」」」」」」」」」」」


 濃顔でポーズ、ムキっと決めなければ、茸人マッスルーウムは役に立つのに、イラつき捲りです。


 ケンタウルス達は、全員自力で泳いで来ました。

 少し遅れて、豚人達も自力で泳いで来ます。


 小鬼1200は流石に多い、集まったマッスルーウムは、凡そ500人、3往復目に行こうとしてるマッスルーウムは、流石に疲労困憊状態です。

「ちょっと待て!回復魔法掛けてやる!」


 マッスルーウムを集め

「全回復せよ!!チチンプイプイ!!」

 茸人500人が輝いた。

「「「「「「「「「「うおぉ!!!力が沸いて来る!!!」」」」」」」」」」


 一段とムキムキになったマッスルーウム達は、争う様に大河に飛び込み、ぶわっと水飛沫を上げ、あっと言う間に最後の小鬼を運んで来ました。


 蜥蜴人、小鬼、マッスルーウム、は良いが、豚人の呼び名を考えてやらねば、(ポークマン?トン人?)

 思い遣りは有るのですが、ネーミングセンスが酷過ぎるサイちゃんでした。

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