第94話 中央区北西地底王国

 地図を頼りに、大河に沿って北上してます。

 サンセットとチロルは鈍足を見かね、ポークマン達が交代で担いで走ってる。


 ケンタウルス達は、時々隊を離れ猟をしているようです。

 結構な数のケンタウルスが、ヤンバルクイネを馬の背に縛って走っています。


「地図では、この辺りのはずなんだけど?」

 分かり難いから、滅びず生き残った国、簡単には見付かりません。


 北上し過ぎて、山脈に突き当たってしまいました。

「今日の探索はここまで!野営準備!!」


 大量のヤンバルクイネの焼き肉バーベキュウ、例の桃果汁味噌タレ!

 辺りを極上の香りが漂います。



 匂いに釣られた様で、見慣れない男が数人やって来ました。

「貴女はドワーフ王国の姫君ですか?」

「いえ?東大河に橋を掛け、中央区、この地の魔物を消滅させた『女神聖国』女神サイ、残留王国の調査を···わっ!トワイライト王国の訪問忘れてる!!···失礼、西地区残留王国の訪問約束忘れて、調査を中央区、2国探索始めたもので···」


「女神聖国···初めて聞きます」

「元ミドロ王国を解体し、周辺を統合『女神聖国』を建国しました」


「そうで?有りますか容姿がドワーフの姫に見えたもので、失礼しました。

 私は、地底人8723ハナブサ族の340ミシレと申します、大異変の前か後か、確かに見慣れぬ橋が掛かって居りました!全て、サイ女神様がされた事で有りますか?」


「私が神に頼み、橋を掛け、魔物の巣窟の中央区南を焼き払い、跡地に果樹園を作っています。

 此方の蜥蜴人に管理して貰って居ります」


「はあ?信じられない言葉が、ポンポン出て戸惑って居ります」

「話は、食事しながらいたしましょう!どうぞ、お連れの方もご一緒に!美味しいですよ!!」


(重要な話が出てきた!山脈にはドワーフの国があり、私の容姿はドワーフに似てる、後この男達は言ってる事を真に受けると、地底人とか?8723ハナブサって、海底人8823ハヤブサみたい?)

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