第46話 メズ達は魔法が使えるはず
「ここ温かく感じない?」
メズのお腹を触って聞いてみます。
「ん?温かい、かな?」
「この温かいのを、ユックリここまで上げて」
むふっ、胸まで撫であげると、くすぐったいのか身悶えしてる。
「···上がらないね」
(魔力は有るのに、変ね?)
「では、この温かいのブワっと、身体全体に広げて」
上手く行ったみたい、身体強化は出来たね。
「今の状態、魔法による身体強化って言うんだよ、今のメズちゃんは超人になってる、走ってみて」
目の前から、メズが消えました。
ダズとゴズが驚いて、キョロキョロ辺りを見てる、メズを見失ったようね。
500メートル先で、メズが手を振ってる。
元々のパワーに身体強化魔法、瞬間移動みたいな走りだよ。
加速装置!奥歯のスイッチ入れたようだね。
「次はダズとゴズに集中指導するよ!メズが出来た、二人も出来る!」
「「はい!!」」
「その前に進君!メズに魔法指導してくれる?」
「サイちゃん、僕で良いの?」
「教える人が変わったら、上手く行くかも、取り合えず仲良くして!豪君もね!」
二人が凄く嬉しそうに頷いてる。
豪君と進君が、メズを気にしてるの気付いてたよ、メズちゃんは可愛いからね。
(私は美ショタと仲良く?じゃ無かった!身体強化よ!!)
「ここ、温かく感じない?」
両手で二人のお腹に触ります。
⦅パワハラしてる訳じゃ無いよ⦆
って誰に言い訳してる?
やりに難いね、ちょっと異常に可愛い過ぎるよ!!馬耳に尻尾、クリクリお目々の美ショタ!!
ダズにゴズも身体強化は使える様になりました。
手こずりました。
何がって?
私にムクムク芽生える、変な感情に、です。
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