第二章 天下統一
第39話 ミドロ軍との決戦
ミドロ軍はゴウギ将軍率いる、2万の大軍との事。
対するトシナガ王国は、国防軍51名、元騎兵30名、魔女隊5名それに、馬人族30人?
私達3人を入れても戦力は119人しか居ません。
私達3人と魔女隊5人で、魔法攻撃で蹴散らすには2万はちょっと多いかな?
「そうだ!先日、馬人族の二世代目が3人誕生してた」
馬の顔だが直立歩行する、手には指が5本で、まだ生まれて10日の赤ちゃんですが、身長1.5メートル武器を握る、器用な手をしてる。
マジで馬人族になってます。
成長すれば戦力になるが、この戦いに参加は無理かな?
豪君に進君はジムニーの運転が出来る、魔女隊に運転教えて戦車隊を結成、敵に突っ込む?
いっその事、30台コピーして騎馬隊が乗り、敵に突っ込む?
「これ良いかも!!ジムニー4駆車体は頑丈、人間相手なら戦車として使える!防衛軍51人との出合いの時全滅させた実績がある」
早速豪君達と手分けして、騎馬隊30人に運転指導始めました。
法令も構造も関係無い、ただ乗りこなせれば良い。
自動車は、走らせるだけなら運転は直ぐに出来る、乗馬より遥かに簡単です。
騎馬隊改め、戦車隊30台の勇姿!!
戦車隊は敵軍の外縁を削って行く戦法、中央の厚い部分で突き抜け出来ないで立往生すれば危険、敵のまばらな外縁を攻め続けて、止まる事なく、徐々に敵を削って行く安全攻撃に徹する事。
防衛軍には全員洋弓を支給、斜め45度の角度で遠距離射撃を練習させて居ます。
防衛軍装備は鋼の長剣で、力任せに薙ぎ倒す斬り方でよいでしょう。
魔女隊と新馬人族3人には、二尺四寸の新々刀を支給、抜刀と引き斬りを指導してます。
新馬人族、メズ、ダズ、ゴズ3人は生後2週間なのに、人語を話せるし私達より遥かにパワフル!戦力になりそう。
馬人族の族長、アルフォンヌの進言で、防衛軍見習い隊員として訓練してます。
豪君と進君3人で、決戦場を探して居ます。
これが結構難しい!
ミドロ軍の進行線上で、ジムニーが自由に走行出来る、広い草原である事、トシナガ王国の農園牧場その他、王国に被害のない場所、と言う事でこの場所しか無い。
トシナガ王都から50キロ程離れた、草原と言うか荒れ地、岩や灌木が全く無くだだっ広い荒れ地、と言っても砂漠化された土地では無い、おそらく大量に発生した草食動物に食い散らかされた跡地では無いかと思われます。
「この地を『セキガ原』と名付ける」
「「サイちゃん天下分け目だね」」
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