第26話 盗賊を蹴散らす
「全ての村を改善してたら、ミドロ王国に着くのは何年も先になっちゃうよ!農村の改善なんて半年一年で済まないよ!!」
「「そう、だね···」」
「見なかった事にして、先を急ぐよ!!」
「「·····」」
途中でガソリンを補充して、3日目に馬車道にやっと出る事が出来た。
「バイクも良いけど、こんな長時間走行すると嫌になるね!!」
「「自動車に乗せて貰うの楽チン!!」」
と言う訳で、道行く馬車の御者が変に思おうが、知ったこっちゃ無い!!
馬車がすれ違い出来る道、ジムニーでぶっ飛ばし走行してます。
クラクションで注意を促し、追い抜いた御者が口をアングリ開けた、アホ面をしてました。
対向馬車にはスピードダウン、馬を驚かせ無い配慮します。
御者が驚くのは、しょうが無いです。
目が合ったので、ニッコリ笑い掛けたのに、目を反らせるなんて失礼よ!
村や町を素通り、曲がりくねった山道に差し掛かり、行く手に煙りが立ち込める村が見えた。
「あれっ?あれって村が襲われてる?」
煙が立つ村は、丸太を組んだ防護壁に守られて居るが、50人程の盗賊が火矢を射掛けてる。
「盗賊はね飛ばすよ!!確り掴まっててよ!!」
「パッパッパーーーーーーーーッ」
クラクション鳴らしっぱなしで、盗賊の中央にスピード上げて、突っ込んで行きます。
振り向いて、恐怖に口を大きく開けた、7人の盗賊が吹っ飛んだ。
行き過ぎてUターン、スピード更に上げ盗賊に突っ込み、5人が弾け飛ぶ。
何が起こったか、やっと理解したのか、盗賊どもが逃げ出した。
後ろから、逃げる盗賊を順に跳ねて行き、殆どの盗賊をしまつしたようだ。
「流石4駆!!人を跳ねるの、踏ん張り効くわ!!!」
「「サイちゃん、恐かった」」
「「運転荒過ぎ!!!」」
「勝利のクラクション鳴りっぱなしぃ~~っ」
「パァーーーーーーーーーーーーッ」
「遠慮しないクラクション!快感!!!」
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