第21話 次の町へ
物凄い盛り上がりの中、ラリー達衛兵とスタッフ男性、町内希望者が溢れる状態で、ストリップショー試験上演を開催決定です。
10人の踊り子達には、全裸の生活を強要しています。
裸でステージに立つのに馴れて貰う為です。
それで気付いた事、この世界の女性って、生理が無いの!
従って約28日周期でやって来る邪魔な出血無し、生理痛なんて聞いた事も無い現象、ではどうなっているか?
性行為で、膣内に精子が出されると、排卵され卵子が精子に襲い掛かり、優良精子ならば受精するそうです。
初めに踊り子10人全員の顔見せ、名前だけの自己紹介ご挨拶。
着替えショーの踊り子を残し、全員退場。
ローソファーに座る踊り子、両サイドの照明が明るく、スタイル抜群超美少女の踊り子、ベルちゃんを浮き立たせています。
観客は、恐ろしい位の静寂、誰かが「ゴクリッ」唾を飲み込む音が聞こえるほど静かです。
ベルちゃん気だるげなしぐさで、舞台右で上着を脱ぐと、左まで移動スカートを脱ぎ捨てる、中央まで行きブラウスを脱ぐ。
右でブラを外し、胸を両手でユサユサ押し上げる、左に移動して、ショーツを腰を降りながらユックリ降ろし、全裸になって中央ローソファーに股を開ぎみに座ります。
軽いオナニーショーの始まりですが、客席のハジマ士爵と目が合ったのでしょう、淡々と演じていたベルちゃんの、全身が羞恥で赤く染まりました。
(ハジマ士爵、この娘御手付きしたな)
真っ赤な顔と身体のベルちゃんは、お辞儀をして逃げる様に退場しました。
この様子が受けたのか、無言の場内が突然
「「「「「うお~~っ!!ベルちゃ~~ん」」」」」
歓声と拍手が起こりました。
観客も馴れてきて、レズショーでは
「レビちゃん早く脱がせ!!」とか「レビちゃんも早く脱げ!!」
「「脚を上げて、もっと見せろ!!」」
とかヤジで踊り子さん遣り難そうでした。
姉妹設定の二人タライで行水、水鉄砲水かけ。
ハジマ士爵ら5人限定が、無邪気な笑顔で、勢い良く局所を狙い撃ち「ひゃ!」「ひぃ!!」踊り子の悲鳴に時間延長で楽しんでいました。
上演後は興奮の熱気に包まれ、引き続き毎日上演するよう希望が殺到、有料でお試し上演する事になりました。
宿屋の教育、ランプ式の街灯設置、準備万端整い正式開業して、半年が過ぎました。
意外な事に、奴隷商では、安全で男性との性行為無し、厚待遇の劇場踊り子が、買われたいナンバーワンの人気とか、器量に自信のある女奴隷は、奴隷商を通じ購入されたいとの打診をして来る様になりました。
予想外の大繁盛、連日満員のストリップ劇場に、ハジマ士爵はニヤニヤ笑いが止まらない様子です。
5%のお礼は、月2500万Zに登り、半年間で既に1億Zを越えています。
町を出る前に、ハジマ士爵に、お礼をする品何が良いか3人で相談、町中を頻繁に馬車移動する士爵に、異世界のハイテク技術品と言って、自転車を3台プレゼントしました。
これ以上の、改善指導は切りが有りません。
ハジマ士爵を始め、総出の見送りの中、感謝と惜しまれながら、次の町へ旅立ちました。
「サイちゃん、次の目的地は?」
「南に2日、ナンプラー作ってるウミベ町の予定」
「テキヤさんが言ってたね」
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