ソードワールド2.5リプレイ『空の義賊の冒険者 ~私を月に連れてって~』の番外というか、作中作の「私を月に連れてって」の作者が、ヒット作を作るまでの物語。本編読了後のが多分面白い。
本編リプレイを読んだ際「ああいう人ほど根っこは純だったり、でなかったとしても才能はあるものです」などとほざいた記憶があるのですが、番外読んだらやっぱり思った通りの人だったなあと。自分だけを楽しませるような物語からモテ男の短い習作を経て、唯一の読者を楽しませる美しい物語を産むまでの物語がここにありました。
まだ続きの予定はあるみたいですが、綺麗なお話でお気に入りだった作中作の制作秘話の一部を覗けて嬉しかったです。