応援コメント

第101話 お栄の旅立ち―其ノ参」への応援コメント


  • 編集済

    切り火の明るい勢いのある火花が
    お栄さんを善次郎さんを
    馬琴を
    北斎を
    パッと光らせてくれて
    また心に焼きつけてくれるような
    つよさ感じる美しいラスト
    北斎たちの
    生きざま描きざまにずっとひたりました
    ありがとうございます♪

    ※読みたくなって書庫の「百日紅」と共にもってきた「風流江戸雀」の女衆の芯が通って軽やかな姿に

    まだあたまのなかに熱くうかんでいる
    海柘榴さまのお栄さんの格好良さをおもいました。

    ♪ご返信のご返信♪
    『画狂残日録』すでにKindleにて手元にあり(*´꒳`*)です♡

    作者からの返信

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    江戸時代の人々って、
    飢餓とか貧困をくぐりぬけているだけあって、
    また、病や火事でいつ死ぬかわからないだけに
    肝が据わっているんですよね。
    この肝の据わり方が恰好良さにつながるのだと思います。

    あっ、宣伝になりますが、
    海石榴は単行本のほか電子書籍も出しています。
    電子書籍は『画狂残日録』と『北斎の娘・お栄恋々』です。
    とくにお栄恋々のほうは、読みやすい中編で、
    どなたにもご購読いただけるように
    アマゾンkindleストア最低価格の99円で出しています。
    よろしかったらご一読ください。
    カクヨム版の筋とは全然違って、英泉とお栄さんは結ばれます。









  •  時間がかかりましたが、最後まで拝読させて頂きました。

     途中、夜鷹図を調べてみました。
     顔を見せない。
         (^_^;)
     北斎という方に、とても興味がでました。

     会話文が、面白いです。
     日常的に、あんな会話をするのであれば、町も人も魅力的です。

     読み進めるにつれて、北斎やお栄さんに惹かれていきますが、同時にその時代の彼らの暮らす環境にも強い興味を持つお話でした。

     天才を許容する町と時間。

     大勢の庶民が暮らすお江戸は、変わり者の存在も許してくれる、良い町だったようです。
     タイムマシンがあれば、行ってみたいです。

     長い間楽しませて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。
    そうなんですよ。
    夜鷹図って、顔が見えないんですよ。
    でも、顔が見えない分、余計に美人に見えません?
    海石榴は、お栄さんの恋物語にテーマを絞った著作も
    電子書籍ですが出しています。
    それがアマゾンkindle版の「北斎の娘―お栄恋々」です。
    どなたにもお読みいただけるよう最低価格にしてありますので、
    よろしかったらPC、タブレットなどでご一読ください。




  • 最後まで拝読させて頂きました。本当にお疲れ様でした🌷

    私は葛飾北斎は日本だけに留まらず、世界の美術史の中にも名を刻むべき偉大な芸術家であると思っています。そして、時にその代筆をしたお栄も(^-^)🍑

    私がお栄の存在を知ったのは、杉浦日向子さんの「百日紅」を読んだからなのですが、他の方のコメントを拝見して作者さまが「この作品は杉浦日向子さんへのオマージュです」とお書きになっているのを読んで合点が行きました。私はこの作品を読んでいる時には「百日紅」の登場人物達が頭の中で動き回っていましたので🍀

    きっと杉浦日向子さんも極楽浄土の蓮池のたもとでお酒を呑みながら、ニコニコしながらこの作品をお読みになっていたと思います🐉🍶

    大変後れ馳せながら、歴史浪漫文学賞受賞おめでとうございます🎉💐💐これからのご活躍も楽しみにしております(^-^)🍎

    作者からの返信

    ラストまでお読みいただき、ありがとうございました。
    また、ささやかな受賞に対して、お祝いの言葉をいただき、感謝申し上げます。

    この北斎とお栄さんの物語をもっと多くの方にお読みいただくため、
    実は最近、アマゾンkindleストアから、「画狂残日録」というタイトルで、
    電子書籍を出しました。
    これは、馬琴と北斎の因縁話を中心に据えたものです。

    で、現在、お栄さんと英泉の恋模様を中心に展開する、
    「お栄恋々」という電子書籍を書いておりまして、
    これは、この10月中に出す予定です。

    カクヨム版の「北斎とお栄―その晩年」では、
    お栄さんと英泉は結ばれず、ついに未遂の恋に終わりましたが、
    それではあまりに可哀想だと思いましたので、
    なんとアマゾンkindle版「お栄恋々」では、めでたく結ばれます。
    (ちょっとエッチで淫らな内容も)

    カクヨム版とは重複しないような内容といたしましたので、
    この「お栄恋々」は機会がありましたら、ご笑読ください。
    コメントありがとうございました。






  • 完結お疲れ様でした。
    たいへん勉強になりました。
    お栄の希望で終わるのが感動です。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ラストまでお読みいただき、ありがとうございました。
    海石榴の文章はラノベの対極にあり、
    ラノベに馴染んでいる方々は最後までお読みいただけない傾向にあります(笑)。
    現在、本業があれこれと忙しく、カクヨム投稿の時間的余裕がありませんが、
    いずれ、またバリバリ固めの、読者受けを一切気にしない文体で復帰予定ですので、その節はよろしくお願いいたします。

  • こんにちは。
    完結、おつかれさまでした!
    地口まじりの生き生きとした科白、江戸の風俗、癖ある江戸っ子文人職人商人たちの生き様を、楽しく読ませていただきました。
    絵画も好きなので、画工たちの描写に、奇矯な振る舞いもきっとそうであったろうなと頷きながら読んでいました。
    楽しい物語を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    最後までご笑読いただき、また、レビューやコメントありがとうございます。
    北斎とお栄親子、さらに枕絵師英泉の一途な生き方に興味をひかれ、書いたものですが、江戸の世は現代と違い、各人個性的で、思い込んだら命がけといった人物が多かったような気がします。
    最近、本業のほうがあわただしく、カクヨム様から遠ざかっておりますが、野暮な仕事が落ち着きましたら、またカムバックしたいと考えております。
    (本当は執筆なんかよりも、久里 琳さまのように、もっと旅をしたいのですが、ままならぬことを嘆いております)

  • べらんめえな江戸弁を読んでいると、裏長屋の喧騒が聞こえてきます。
    その異臭さえ匂い立つ北斎とお栄の物語。江戸の旅を楽しませていただきました。
    完結が残念ですが、ありがとうございました。
    江戸庶民の生活にどっぷり浸った日々でした。

    作者からの返信

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。
    千聚さまの、カクヨムにはもったいないほどの筆才と物語に、
    ひそかに期待し、注目させていただいております。

  • 完結、お疲れ様でした。
    杉浦日向子さんの一連の作品を彷彿させる、本当に素敵な物語でした。
    これでカクヨムをお休みとは残念ですが、またのお帰りと、本業でのご活躍をお祈りしております。

    作者からの返信

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。
    ご指摘のとおり、この作品は杉浦日向子さんへのオマージュとして書いたものです。
    杉浦日向子さんは、わたし海石榴にとっても永遠です。

  • 完結おめでとうございます。北斎とお栄の晩年を読む事ができてありがとうございます。新型コロナが終息したら訪ねてみたい所が増えました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    海石榴のおすすめ散策コースは、東武浅草駅から隅田川へと出て、川風に吹かれながら川沿いの堤防道を待乳山聖天へとたどるコースです。
    海石榴は、桜が満開になったら、毎年このコースを歩いています。コロナ禍の前は、このコースの締めくくりとして、帰りに神谷バーで軽く飲んで、駅に向かうというのがお定まりでした(現在は謹んでいますが、そろそろ神谷バーへ寄ってみたいなと思っています)。

  • 完結おめでとうございます!
    まるで目の前で喋っているような北斎さんやお栄さん、江戸の人々の描写が生き生きといていて、読んでいて心地よかったです。
    当時の風俗事情もすごくよく調べられていて、とても勉強になりました。
    素敵な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    最後までご笑読いただき、ありがとうございました。
    北新地物語も、回を重ねるにつれて、ますます面白くなってきましたね。
    実は当方も学生時代、北新地の某クラブで黒服のバイトをしておりました。そこのチェーン店の社長が卒業したら、うちで働かないかと打診されましたが、自分は東京で編集者になることが夢でしたので、上京して現在に至ります。
    当時のホステスのお姐さんや、バーテンダーなどの方からは実によくしていただきました。懐かしい思い出です。

  • お疲れ様でした。

    北斎とお栄は名前と引っ越し暦くらいしか知らなかったので、周辺の付き合いも含めて非常に勉強になりました。

    作者からの返信

    最後までご笑読いただき、ありがとうございました。北斎は当方の好きなタイプの人物ですので、書きやすかったことが完結につながりました。なお、恥ずかしながら、当方はこの春、歴史浪漫文学賞というささやかな賞をいただきました。これもカクヨム同好の皆様方の温かい励ましのおかげと深く感謝いたしております。

  • お疲れさまでした。
    実は上野浅草には縁があるもので、妙な親近感を感じておりました。
    そして画に狂い、画に興じた親子の生き様、大変面白く読ませていただきました。
    さらば、江戸。
    さらば、浅草。
    さらば、北斎。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    最後までご笑読いただき、ありがとうございました。海石榴は脚本仕事などの本業に当分専念のため、この作品完結にて、休筆させていただきます。なお、当方、この春、歴史浪漫文学賞というささやかな賞をいただきました。これもカクヨム同好の皆様方の温かい励ましのおかげと深く感謝いたしております。

  • お栄、小布施に行くんですね。
    新しい未来が期待されますね。

    長編のご完結、本当におめでとうございます!🎊
    貴作によって、従来にはない父娘像が見えました。

    作者からの返信

    最後までご笑読いただき、ありがとうございました。北斎死後のお栄の足跡は、実は記録にありません(女の人の足跡は、記録されない時代です)。ただ筆者は、小布施に行き、そこで死亡したことはほぼ間違いないと確信しています。なお、海石榴はこの春、歴史浪漫文学賞というささやかな賞をいただきました。これもカクヨム同好の皆様方のお励ましのおかげだと深く感謝しております。