第14話 私達の闘いが始まる(完) R18
先生の家の中にあるリビングで、先生はクラシック音楽をかけながら、照明を少し薄暗くした。テレビに向かって大きなソファに座り、二人でコーヒーを飲む。
とは言っても、私が静かに飲み、先生は全く飲まない。非常に飲みにくいホットタイムだ。
まずは私から説明した。
「私は、辻副院長からアロママッサージを受けましたが、性的接触はありませんでした。」
「アロママッサージということは、身体的な接触があると思うけれど。例えば、うつ伏せでは大腿から脹脛、足の裏まで揉みほぐして、性的接触を連想させたりとか。」
多分、私の表情は変わった。
「仰向けでは乳輪の丁寧なマッサージで、局部への接触をしてほしいという錯覚を起こすとか。」
私の顔はみるみるうちに赤くなり、思わず太ももをもじもじさせた。
「まあ、半分は冗談だけれども、あの副部長ならやりかねないからね。あの女狐め。」
先生は、自分の事について話し始めた。
「ところで、私は副院長からの性的接触はないわよ。もちろんね。パワハラみたいなものはあるけれども、セクハラはないわね。私はもういい歳だからね。」
先生はコーヒーを飲み始めた。多分冷めてはいるが、余裕が出来たのだろう。
「私は今の医局を辞めて他の医局に入局するのよ。別の医局の主任教授に感謝しないといけないね。ただ、もうこの病院には戻れないし、転勤も多くなるわ。」
先生は横にいる私をじっと見つめ、私の手を握る。
「もし良かったら、私と一緒に来ない?転勤は大変だと思うけれど。」
「先生、それってプロポーズ?」
「みたいなものかもしれないわね。」
「私は採血の技術で腕一本で食べて行けます。安心してください。」
「山崎さん、キスしてもいい?」
「私もしてほしかったんですよね。」
先生は私の顔をじっと見つめて、おでこに軽くキスをする。
そして…。
先生の貪るような激しいキスが始まり、ディープキス、耳、首筋へと下がっていった。
私はたまらなくなって、ブラウスを脱いでブラのホックを外し、先生の前で裸になった。
先生は胸の突起をゆっくりとなめ回し、吸った。
私は快感に仰け反った。
先生は私のスカートをめくって秘部を激しくなめ回し、私は声にならない声を出した。
先生と私は初めて触れ合った。
こうして、私たちの闘いが始まる
(了)
先生!何故私のものを奪っていくの? milly@酒 @millymilly
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