第12話

二人で道を歩いていた。

「あ、」

「どうしたの?」

「これ、」

私はポスターに指を指した。

そのポスターには

「売れなかったら百万円!絶対に売れさせます!本気の人しか来んな 漫画家、小説家になりたい人へ マリン養成所学校 高校3年生まで」

と、かいてある

「え?」

「やってみる?」

そして応募をした。それから数日後


「受かっちゃった…」

「俺落ちた やっぱすごいね」

「でも匠がいないとだめなの」

「じゃあまた来年?」




そこから一年がたった。

「あ、ごめんまた落ちた ねぇ受かったんでしょ?」

「うん…」

「いいよ辞退しなくて」

「いや、私は匠を支えたいから」

「ほんとに?ありがとう」



それから一年がたった。

「あと一回、今回落ちたら本当に無理だ…」

そう、発表をみた。

「匠?!」

匠は泣いていた。

「… やっと、合格した…」

「良かった、良かったね!…」

「うん」

そして数日がたった。

「今日から学校だね」

「うん」

そして、学校についた。

「ねぇ匠くん? 君さ、毎年小説送ってくるけどほんとにおかしい、まじで面白くない」

行ったとたんにそう言われた。

「えっと豊香ちゃん? あなたの漫画は本当に面白いわ!すばらしい!」

「あ、ありがとうございます」

「そう?じゃあ授業始めます。」

そこから授業が始まった。



いつも宿題は

「はーい、宿題は 勉強に関するものをかいてきてくださーい」

「えっと…今日は、食べ物に関するものでよろしくおねがいします」

「あの、明日は、異世界をかいてきてください!」

とか、ほんとうに難しい。それを次の日まで、でも、夢を叶えるため、私達は頑張っていた。





するといきなり匠が話しかけてきた。










「ねぇ俺やめようかな?」

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