第11話
「ねぇさ、小説ってどういうふうに考えてるの?」
「え?たまーに浮かんでくる」
「へー、もうそれは才能じゃん」
「電子のランキング取ってる人に言われてるのに売れてないって可哀想かよ」
「あははは」
「そんな笑う?」
「ふふっ」
とても面白かった。
「漫画のネタってどうした?」
「え?あぁその時に好きだった漫画とか小説とかをかき混ぜた」
「えー、すごーい なんのやつ?」
「えっとね2つの漫画と1つの小説 漫画は 羽田野くんになりたい と、 私のお家」
「へー、小説は?」
「小説は空ノ彼方」
「え?…」
匠は固まっていた。
「え?知らない?前の小説週間ランキング30位くらいのやつ 面白いんだよね 私、このアイタクさんすっごい好きなんだよねー」
「え、ありがとうございます…」
「え?!…」
その時匠は泣いていた。
「えーーー?!、 これ、匠?!やば!マジか え?、大好きだよ…」
「ふっ…うっ…ありがと…」
「えー?!なんで泣いてるの?!」
「嬉しくて…」
「その純粋さを小説にしたら?」
「…やってみる…」
そして匠は部屋に行ってから戻ってこなかった。
私達には漫画を描いたり、小説を書いたりで使う用の部屋がある。そこでは相手を迷惑は絶対にしてはいけないと、いうルールがある。
「匠?ご飯作ってみたよ?」
「ありがとう、そこ置いといて」
「わかった。」
私はご飯を置いて部屋に戻って一人でご飯を食べた。
「よっしゃー!おわったー!」
部屋から匠の大きな声が聞こえた。
すると部屋から匠が出てきた。
「おつかれさま」
「うん!いい感じ!とりあえずネットにアップしてみた!」
「そうなんだ、明日が楽しみだね」
「うん!」
「じゃあ私寝るね?」
「ちょっとまって」
「え?」
すると匠は私を抱いた。
「いつもありがとね」
「ふふ 私からも、ありがとう」
だんだん絆ができてる気がした。
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