第2話

「一店舗目はここ」

「おぉ!大きい!」

はじめの店舗についた。


異世界転生先のお嫁様…


「おっ!異世嫁、気になる?」

「え、いや、なんとなく、ね、」

「ふーん、読んでみたら?俺の家に全巻あるよ?」

「え!」

「読みたいっしょ?」

「うん!」


(あ、楽しい…)


「近いうちに家、おいで、」

「うん!」


そして、2店舗目に行った。


「あ!無限姫!アニメ化するんだー!」

匠はすごく嬉しそうに笑っていた。


「なになにー?気になるー?」

「え、まぁ、うん」

「なんかねー、無限に何でもできる姫がいきなりなんにも出来なくなって、それがやばいって言って、無限にできるようにするために頑張る姫って感じ、」

「へー、面白そう!」

「でしょー!」


話がとても弾んでいた。


「ふぅー、とりあえずそのへん座る?」

本屋を出て公園によった。


「どう?楽しかった?」

「うん…」

「ん?どうした?」

「これって、友達だよね…」

「…、そうだな、」


「っ…だねっ…」

私は知らずのうちに泣いていた。


「なにか、あったんだな?」

「うっ…ん…っ…」

「ゆっくりでいい、教えてくれないか?」

「う、んっ…」


そういい、数分がたった。


「あのね、私ね、前の学校で騙されたの… 仲良くしてくれてたと思ってたのに… っふっ、、、 私ってバカだね、…」

「豊香は、騙されたときどう思ったんだ?」

「え…」

「騙されたときに思ったことで豊香が強くなるか弱くなるか、豊香のゆきさき自体が決まってくる、」

「私はね、っ…その時ねすっごく悲しかった。でもね、心のどこかでっ…私を騙した相手にいつか、強くなって見返したいとも思ってた。っ…」

「そっか、ならそれを本心にしないか?」

「え…」

「その気持ちを本心にして、強くならないか?」








「俺と一緒に」

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