第4話 遠距離恋愛

大介は高校の一つ上の先輩だった。

付き合ってすぐ大介は県外の大学へ進学し、

遠距離恋愛となった。


その後大介は地元に戻ることなく就職しさらに遠くの街に引越したが、

バイト代を貯めて、大介の暮らす部屋に遊びに行くのは実家暮らしの私にとってはとても新鮮で、食事や洗濯といった大介の世話をするのが楽しかった。

いつか一緒に住むことになるのだろうと、

なんの疑いももたなかったのに。

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