第201話 神?と魔法少女の因縁
「久しいな。」
魔法少女の声が怖い。
なんだ?
【や、やあ木の葉タン。相変わらずのプリチーぶりでワシはう「黙るのじゃ!」れ・・・・はう。】
どうしたんだ?
あーもしかして子マジカル何某はじじい神に何かされていたのか?
【ちょ、ちょっとした出来心だったのじゃ!ちょっと天使ちゃんの素敵な所をだなあ・・・・】
【そ、そうなのだよ。ワシ等は・・・・ひいい!!!】
俺はマジカル某の背後にいるから木の葉ちゃんの表情は見えん。
だが・・・・あれはきっと鬼の形相だな。
「ほう、出来心でああなったのじゃな。我はずっとあの空間から出られなかったのじゃが・・・・何か言う事はあるか??」
うげ!3人共・・・・粗相を。野郎の粗相なんか見たくもねえ!
し、しかも・・・・くせえ!
あっちも粗相しやがった!
「なんじゃ。脱糞とはそれでも神か?さて、何故
何だか揉めている。もめているというよりじじいどもがすくみ上って臭いわ泣いている話で酷い有様なんだが。そして一方的に魔法少女がじじいを言葉でいたぶっているという、なんともな地獄絵図が繰り広げられている。
【いや、あれは・・・・ワレの秘蔵本じゃったのだよ。す、済まぬが神ではどうにも・・・・ひいい!!!】
逆鱗に触れちまったようだ。
「イ・マ・サ・ラ・・・・それを言うか!」
【し、仕方がないんじゃ!な、何せ其方らの上司がだなあ・・・・うひいい!!!】
「上司?女神の事を言うておるのじゃろうがあれを上司とは認めぬのじゃ!」
【じゃ、じゃがあんときゃああ・・・・女神がか、賭けにも、用いたのじゃよ・・・・我は勝った故こ、こうしてだなあ・・・・ひい!!!】
うわ!女神が天使の上司なのか?で、上司が部下を書けとしてもちい、負けたってか?
それ、神としてどうなのよ?
『あれ、本当に神なの?尻から茶色い何かが・・・・』
『ヤ、ヤーナ!それ以上言っちゃあ駄目だ!』
あぶねえ。
あんな場面を見ちゃあ緊張感が無くなるのは理解できるが、言ったら終わりなんだよ?
因みに今が状況が進み、3人の神は正座をさせられている。
で、魔法少女は俺に、
「済まぬが例の本を出してはくれぬかの?状況次第ですべて解放してやりたいのじゃ。」
【わ、わかったのじゃ・・・・そ、その前にだな、着替えをさせてはくれぬかの?】
「む。流石に臭いのは嫌じゃ。行ってくるのじゃ。」
行かすのね?俺は勘弁願いたい所だ。
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