〇趣味をマシマシチョモランマにした方法
コメントで「どんな方法でマシマシチョモランマにしたのですか?」という質問をいただいたので、出来る限り思い起こしながら記載していきたいと思います。
まず最初に「病をテーマにした現代伝奇を書きたい」という欲求がありました。詳しく述べると、平成にあった同テーマの作品(奈須き〇こ著『D〇D』です。あとエッセンスに『仮面ラ〇ダーアマゾ〇ズ』)を自分なりに令和へと昇華させるならどうするだろうか……と考え、「エス」や「ギロチン」といった世界観――物語の舞台となる土台が出来上がりました。ここで「日本刀」が登場することを決めました。「日本刀で頭を切り離す」という要素は、まんま『鬼〇の刃』ですね。
その後、その舞台で動かす主役を決めましたが、ここにも趣味嗜好がモロに出ています――「女子高生と三十路男のコンビって良くね?」「ていうか、女子高生が黒セーラーで三十路男がスーツなのって良くね?」です。この時点で女子高生をヒロイン、三十路男を狂言回し兼主人公に据えることを決めました。
そして女子高生ヒロインの外見(第一印象)を持っていきました。「編み上げブーツ」や「黒髪ロング」や「リボンの髪飾り」や「ボクっ娘」です。「金目」と「貧乳」は描写のタイミングになって、決めていなかったので後付けしました。
「肉食忌避」と「お嬢様女子高通い」は、物語をどう進めていくかを考えた際に付け加えました。前者はヒロインの過去を決めた際に、後者は一番手(正確には二番手ですが)で出てくることを決めた際に付与しました。
最後に異質な「舌出し」ですが、『魔進戦隊キラメ〇ジャー』のヨド〇ナ様から悪戯っぽさもさることながら、ヴィランっぽさを求めて付与しました。校正に近いタイミングで書き加えていたと思います。特にこのような癖はあまり付与しないことの方が多いと思うので、そういう意味では印象づけられた部分かもしれません。
自分はかなり感覚的に、視覚的に捉えることの方が多いと感じるので、特にヒロインと主人公、ヴィランは『
以上の説明で、この創作論でも解説しているような「趣味を積み重ねていく方法」の一つ導線になれば幸いです。
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