第7話 修行

「相変わらず、凄い階段の数だな……」


 この先が見えない程長く続く階段の先あるのが、石徹白(いとしろ)さんの神社だ。俺も祭りや正月の時なんかに何度か行ったことはあるが、とにかく一回行くのでも結構気合のいる場所だ。噂によると何でも合計で529段あるらしい。

 だから汗をかいて良いように今日の格好は、無地のネイビーのTシャツに黒のアクティブパンツというラフなスタイルだ。彼女に会いに行くような恰好ではないと思うが、まあ仕方ない。服もあんまり持ってないし。


 そういえば、一人でここを登るのは今回が初めてか。

 祭りや正月という理由があっても自分から進んでいきたくはない場所なのだが、ちょうどいいトレーニングになるとのたまうひまりに付き合わされて、仕方なく毎回行く流れになる。


 その上、階段登るの遅い方が毎回奢らされるからあまり良いイメージもない。

 色々考えるとなんだか気が重くなってきた。

 一人じゃなくてせめて道連れがいれば気が晴れるのに……。

 ……いや、そういえばコイツがいたか。


 俺の隣でふよふよと浮きながら自分の羽を手に持ち、真剣な表情で手入れをしているアリーに目線を向ける。やってることは異様そのものだが、手入れをする指がまるで琴やハープなどの楽器を演奏しているかのように綺麗に流れ、思わず見とれてしまう。


「…ってかお前、羽付いてないのに飛べるのかよ」

「これは飾りです。実際は各部位に内蔵された反重力装置で浮いているんですよ」

「なら羽要らないんじゃないか…?」

「分かってないですね、ご主人様は。羽が綺麗なロボットほどモテるんですよ。僕の羽は妖精一美しいと言われ、それはもうモテたんですから」


 そう言ってアリーは羽を付けると、俺に見せつけるようにしてその場で羽ばたく。

 するとアリーの羽ばたいた空間だけ、空気がまるで浄化されたかのように光の川が流れていく。

 確かに綺麗だとは思うが、比較対象がないから正直よくわからない。

 アリーの付けている羽の自体は、子供の頃によく見かけたアゲハ蝶の羽似ていて、全体的に艶やかだ。見る角度によっては、半透明に見えて微妙に色が違うけどメインの色は青と黄緑。男よりは女の方が好きそうな配色だ。


「ほー、そうか。じゃあいくぞー」

「なっ。そんないい加減な態度を取ってると、妖精愛護団体の人に目を付けられますよ!」

「じゃあ後出し情報の件について、もっと追及しても良いんだな?」


 昨日全員と付き合うことになってからアリーが思い出したように、全員を平等に愛し続ける必要がある。とか言い出しやがった。

 そうしないと、口に出せないような大変なことが起る…らしい。

 詳しい内容は決まりで言えないようだが、アリーの慌てようが酷かったので、俺に加えアリーもそれなりに酷い目に遭う可能性が高そうだ。


 訴えかけるような目でアリーをじっと見つめると、額からタラリと一筋の汗を流してからアリーはパンッといい音を立てて手を叩き、俺の肩に停まると階段の上に向かって指を指した。

「無駄話はこれくらいにして、早く目的地に向かいましょうご主人様! 今日の僕はやる気に満ち溢れてますよー!」

「なら自分で飛びやがれ!」


 俺はアリーを全力で上にぶん投げてから、階段を上り始めた。







「待ってたわ。ずいぶん疲れてるみたいだけど何かあったの?」

 

 階段を登り切るなり、制服姿の石徹白(いとしろ)さんが声を掛けてきた。

 今日も綺麗で凛とした様子だが、教室で見る石徹白さんより少し棘があるように感じる。

 というか休みなのになんで石徹白さん制服姿なんだろうか?


「あー、ただの運動不足です」


 あとは登ってる最中にアリーと言い合いをして、無駄に体力を消費したせいもある。まあそれで若干気がまぎれた所はあるので、どちらにしろ運動不足が主原因なのは間違いないだろうが。


「そう。まあいいわ。ここだと参拝する人の邪魔になるから私の後を着いてきて」


 石徹白さんは興味なさそうにそう言うと、少し早足で神社の奥へと向かっていく。


 うーん。やっぱり態度が少し変だな。

 俺は慌てて石徹白さんの後に着いていきながら、疑問に思って首をかしげる。

 何と言うか口調もそうだけど、言葉が冷たい。

 

『どう思う、アリー?』

「えっ、何がですか? あっ勉強の事ですか。神頼みはいけませんよ。地道な積み重ねが大切なんです。あと勉強は専門外なので、僕に頼るのはよして下さい」


 こいつに聞いた俺が馬鹿だった。

 俺は「そもそも勉強とは」と得意気に語り出したアリー放っておき、一体何処に向かってるのだろうかと、やや話しかけづらい雰囲気を放っている石徹白さんに話しかける。


「えっと石徹白さん?」

「何かしら?」


 石徹白(いとしろ)さんは歩みを止めず、顔だけをこちらに向けて聞き返す。


「えっと、どこに向かってるの?」

「私の家よ。ほら着いたわ」


 神社の奥に何が。そんな風に思いながら色んな疲れから俯かせていた頭を上げると、目の前に三メートルくらい高さのある昔風の白い壁と大きな門があった。


 この中に石徹白さんの家が?


 俺が壁や門の立派さに驚いていると、石徹白さんは門を開けて入っていくところだったので、置いて行かれまいと慌ててついていく。


 門を通った先には、一階建ての大きな昭和風の家があり、庭にはニシキゴイが悠々と泳ぐ広さの池や、手入れの行き届いた木々が立ち並んでいた。

 こうった物の価値なんてあまりよくわからないが、とにかく見る物ある物すべて高そうな感じがして、凡人の俺が落ち着かない場所なのは確かだ。


「こっちよ」

 

 言われるがままに庭の中にある通路のように敷き詰められた石畳の上を進んでいくと、瓦屋根の大きな建物が見えてきた。外観は家というより昔のアニメや映画で出てくる道場に似ている気がする。


 石徹白さんはその建物の中に迷いなく向かっていく。

 

 ここが目的地っぽいけど、一体ここで何をするんだろうか?

 道場と言えば、柔道の相手役としてひまりに投げ飛ばされまくった記憶しかなく、あまり良い思い出は無い。

 だからだろうか、近づくにつれ嫌な予感がする。


「靴を脱いで中に入って」

「うん」


 少なくとも恋人っぽいことは100%ないだろうな。

 今日の石徹白さんの俺に対する態度は恋人どころか、クラスメイト以下。辛うじて名前だけ知ってる相手するのが面倒な知人。そんな感じだ。


 そんな風に考えながら建物の中に入る。中は全面板張りの、高校の時に授業で一度入ったっきりの武道館にとても良く似ていて、教室が三つか四つ分入りそうなくらいの広さがある。壁には光を取り入れるための窓がいくつもあって、照明が点いてなくても十分に明るい。


「こんなところで何するんでしょうねー」


 いつの間にか俺の肩に停まっていたアリーが、周囲を物珍しそうに見回しながら呟く。


『さあな。でもあんまり良い予感はしない』

「自業自得です。最後まで僕の話を聞――」

「そこに座って」


 偉そうに語り出したアリーを遮るようにして、石徹白さんの声が建物の中に響く。

 話を遮られて不服な様子を見せているアリーを手で押さえ宥める。それから石徹白さんの言葉に頷き、いつの間にか用意されていた座布団に座る。それから石徹白さんは目線を下げて額に手を当てると、はぁ…。と大きく一度ため息を吐いてから、その場でウロウロと歩き始めた。


「まず最初に付き合うとはいったけれど、恋人にすると決めたわけじゃないから勘違いしないでちょうだい」

「あっ、うん。それはなんとなくわかってたけど…えっとその口調は……?」

「これが普段の私よ。学校では良い人を演じてるの。がっかりした?」

「あー…いや別に」


 驚くには驚いたけど、普段からもっと酷いヤツを相手してるからかそこまで動揺はない。それにアリーとの出会いとか、その後の展開に比べたら可愛いもんだし。


 俺の返事を聞いた石徹白さんは少し意外そうな表情を見せ、眼を丸くする。


「そう。まあいいわ。一応説明しておくと、あなたと付き合うと決めた理由はあなたが初めて気になった男性だからよ。でも勘違いしないで。気になっただけで認めたわけではないから。今もあのおぞましい想像で吐き気がするくらい…」


 そう言って石徹白さんは、自分の身を抱き寄せて気持ち悪そうに身を震わせる。

 きっとあの映像の話だろうな。補正は切られてるはずだから通常の俺がハグしたはずなんだけど、まあ予告なしであんなの頭の中に流されたらテロみたいなもんだしな。

 少し冷静になった今だからこそ言えるが、我ながら酷いことをしたもんだと反省している。まあだからと言ってそれは俺が原因です。と言い出す勇気はないが。


「とにかく、今のままだとあなたは私の彼氏に相応しくないわ。だから今日から私直々修行をつけてあげる。光栄に思いなさい」

「修行?」


 こんなところに連れて来たってことは、柔道とか剣道辺りだろうか。

 一応動きやすい恰好で来てはいるものの、帰りのことも考えると何もせずに帰りたいところだ。


「そう修行よ。ところであなたは霊力って知ってるかしら?」

「えーと、霊力って言えばアニメとか漫画でよく登場する色んな事が出来る…まあとにかく不思議な力のこと…かな?」


 俺の回答を聞いた石徹白さんは、あからさまに落胆したようにため息をつく。

 もしかして石徹白さんは神社の娘ということもあって実はそっち系オタクで、もっとスピリチュアルな感じの回答が欲しかったのだろうか。

 アリーならそっち方面にも色々詳しいだろうし、とりあえず聞くだけ聞いてみるか。


『なあアリー。霊力ってなんだ?』

「さあ知りません。でも僕はヘソからビームが撃てますよ!」

 

 そう言ってアリーは、バッとワンピースみたいな服を捲る。

 下は大丈夫なのかと思わず目線を逸らしたが、幸い大事な部分は灰色のスパッツと同じ色のスポーツブラっぽいもので隠されていた。

 それから何度もお腹を膨らませるが、雲の隙間から差し込む太陽の光のような綺麗な光が放たれるものの、一向にビームがらしき光線が出る気配はなく、「そんな熱い眼差しで見られると緊張して出せません」とか言って顔を赤らめながら恥ずかしそうにいそいそと服を直すと、ぷくっと頬を膨らませて俺を睨んできた。


 なんでこいつはいちいち対抗心を燃やそうとするんだろうな。

 色々疲れてきた俺はがっくりと肩を落とす。


 それをどう勘違いされたのかわからないが、石徹白さんはもう一度ため息をつくと、仕方ないと言った感じで軽く首を振ってから語り出した。


「少し期待した私が馬鹿だったわ。霊力は現実にも存在するのよ。言葉だけでは信じられないでしょうから、見せた方が早いわね。庭にある小さな石をいくつか適当に持ってきてもらえるかしら?」

「あ、はい」


 何だか召使いみたいだな俺。


「召使いみたいですね。ご主人様」

『うっせーよ』


 状況が状況だけにやり返せないのを分かっているのか、アリーの絡み方がさっきから地味に鬱陶しい。

 ささっと行ってささっと戻り、持ってきた石を石徹白さんに手渡す。石徹白さんは持った石をコロコロと手のひらの上で何度か石を転がした後、そのまま手をおもむろに握り締める。

 すぐに石徹白さんの手のひらの中から一度パンッと大きく音が響き、続けてパキパキと何かが細かく砕けていくような音が聞こえてきた。

 そして何も音がしなくなってから石徹白さんが手を広げて傾けると、粉々に砕けて砂みたいになった石がその場にサラサラと落ちていった。


 俺は驚きのあまりあんぐりと口を開けながら、石徹白さんの端正な顔と床に落ちていった砂になった石の間を交互に見る。


『ご主人様。間抜けな表情になってますよ』


 アリーが何やら言ってくるが、今の俺に言い返す余裕はない。

 驚きの表情のまま石徹白さんの方を見ると、石徹白さんは少し得意気な表情になり腰をかがめて、座っている俺に目線を合わせる。


「これで信じてくれたかしら? 霊力を持った人間は持たない人間に比べて強い力を持つのよ」


 石徹白さんの言葉に俺は激しく頷く。


「あの…修行したら俺もこんな感じのことが出来るのかな?」

「才能があればね。まずは霊力を感じ取る修行から始めましょうか。立ってくれる?」

「はい!」

「じゃあその場で足を大きく横に開いて、腰を落とす。そして手のひらを頭の後ろでピッタリ合わせるの」


 石徹白さんの顔が少しニヤけているのが気になるが、言われた通りのポーズを取る。

 かなり間抜けな姿勢だが足も辛ければ腕も辛い。

 なるほど。確かにこれは効果がありそうだ。


「くくっ…。駄目よ。指は上に向けないといけないわ」

「えっと…こ、こんな感じ?」

「ええ。いいわ。それじゃあそのポーズのまま、ここを一周してくれるかしら? もちろん途中で倒れたりしたらやり直しよ」

「えっ、このまま?」

「そうよ。さあ早く歩いて。私も暇じゃないの」


 石徹白さんに急かされ、戸惑いが収まらないままにヨタヨタと歩き始める。

 だが、五メートルも進まない内に足が張ってきて、早くももう一歩も歩きたくない。そんな感情に駆られる。


 猫の手も借りたい。そんな思いでアリーの姿を探すとアイツは腹を抱えて床の上で笑い転げていた。

『おいアリー! 笑ってないで助けてくれ!』

「ぷっ、くくくっ…。ダメですよ修行なんですから。自分の力で頑張らないと」


 涙を拭ってから、馬鹿にするように俺と同じポーズを取り、その場でシャカシャカと動き回るアリー。その動きは初めてにしては無駄に洗練されているが、ちょっと気持ち悪い。

 くそっ。後で絶対仕返ししてやる。


「高笠君! 集中して!」

「は、はい!」


 せっかくの休日に一体俺は何をやってるんだろうな。

 でもこれで素手で石を握りつぶせるような力が手に入ると考えるなら、嫌でもやらざる負えないか。

 そんなことを考えながら、一歩また一歩と前に進んでいく。

 そして約四分の一ほど進んだところだっただろうか、突然耳に冷たい風のようなものが吹き付けられる。

 まさかアリーの仕業か? そんな風に思いながら風を感じた方を見てみると、アリーではなく、少し頬を染めた石徹白さんの姿があった。

 まさか今のは石徹白さんがやったのか?


「い、石徹白さん?」

「ポーズが崩れてるわよ。集中しなさい」

「あ、はい…。ってそうじゃなくて何で俺に息を吹きかけてるの?」

「私もやりたくはないわ。でも霊力を込めた息を相手に吹きかけることで、修行期間を遥かに短縮することが出来るのよ。我慢しなさい」


 そう言ってまた石徹白さんは俺に耳に向かって息を吹きかける。

 妙に冷たいし、息が耳に当たった瞬間全身がゾクッとしたように震えて変な気分になる。


「息吹きかける場所、他に出来ないの?」

「ダメよ。穴に吹きかけないといけないの。それとも他の穴に吹きかけて欲しいとでも言うのかしら? もしそうなら今後、高笠君との付き合い方を考えなくちゃいけないけれど」

「そ、そんなことはないです! 耳で良いと思います!」

「よろしい。あとポーズが崩れたから最初からやり直しよ」


 反論したら何言われるかわかったもんじゃない。

 そう考え、俺は言われた通りに元の場所に戻ってポーズを取り直し再び進み始めた。



 二時間後、ようやく建物内を一周し終えた俺は、倒れ込むようにしてその場に寝転がる。

 あれから何度も失敗し、途中で休憩も挟んだためかかなり時間が掛かってしまった。正直最後の方は足がおかしくなってもう歩ける気がしなかったが、修行に付き合ってくれている石徹白さんのことを考えて、何とか気合で乗り切ることに成功した。


「お疲れ様。ほらコレ飲んで」

「あ、ありがとう…… 苦っ!!」

「霊力の籠ったお茶よ。我慢して飲みなさい」

「はい。わかりました……」


 石徹白さんから手渡された抹茶を入れる様な湯呑に入った紫色のお茶はとても苦く、まだ昔試しに飲んだことがある青汁の方がマシに感じるくらいだ。あとはエグみみたいなものもあって、体が飲むのを拒否している感じがする。


 でも、飲まなくちゃいけないんだよな。


 こちらの様子をジッと見ている、石徹白さんの姿をチラリと見てから覚悟を決め、グッと湯呑を傾けて一気飲みする。

 お茶が通り抜けただけの喉ですら、ピリピリとした刺激みたいなものを感じ、続けてお風呂に入っている時のように身体がポカポカとしてきた。


「まさか本当に飲むなんてね…」

「えっ?」

「んんっ。何でもないわ。それよりここまでよく頑張ったわね。私以外にも彼女がいるのだから、こんな嫌がらせをしたら途中で嫌になって逃げ出すかと思ったのだけれど」

「は、はい?」

「よく聞こえなかったのかしら? 同じクラスの内古閑(うちこが)さんと隣のクラスの小園井(おそのい)さんとはずいぶん仲が良いみたいじゃない。まあ小園井さんとは小さい頃からの付き合いみたいだけど」


 一体何処から情報が?


『おい、アリーお前が漏らしたのか?』

「ち、違いますよ。僕じゃありません。漏らしたところで僕にメリットなんてないんですから!」


 よほど面白かったのか、先ほどの俺のポーズを真似してムカデのような気持ち悪い足取りで俺の周りを歩き回っていたアリーは動きを止め、慌てて否定する。


 確かに、コイツにメリットはないか。

 でもそうなら一体誰が?


「安心しなさい。誰かから聞いたわけではないわ。学校内の色恋沙汰は出来るだけ情報収集するようにしてるの。職業柄ね」


 俺の心を見透かしたように石徹白さんが言う。


 職業柄? 神社だからだろうか。言われてみると、そういった事情に詳しくないと色んな人にアドバイス出来ないだろうし納得ではある。


 とにかくここは一度謝っておくべきか? あんまり意味はないだろうけど。


「あの…隠しててごめんなさい」

「別にいいわ。私もあなたをまだ彼氏と認めたわけじゃないもの。それに――」

「それに?」

「何でもないわ。とにかく今は真面目に修行に取り組んでちょうだい」

「は、はい! えっと…ポーズは…?」

「さっき言ったポーズのままよ」

「えっ、でも嫌がらせって……」

「歩く必要はないけれど、ポーズは効果があるよの…多分ね。嫌なら内古閑(うちこが)さん達と話し合ってもいいのよ?」

「す、すぐにやらせていただきます!」


 俺は勢いよく立ち上がると、先ほどのポーズを取る。

 よっぽどこのポーズが気に入ったのか「僕も一緒に付き合いますよ!」と言うアリーと共に、精根尽き果てるまで修行を続けた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

フェア恋 灰ノ木 @Hainoki_na

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ