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2021年12月28日 01:36
感想失礼いたします。ここまで一気に読ませていただきました。三者三様の視点からの物語がそれぞれ非常に惹きこまれます!年末のこの時期、大変に時間泥棒な作品です(褒めてます)個人的には、パトリツァ視点でのドレスの描写が巧みだなぁと感じました。彼女たちの内面を覆い隠すかのような煌びやかなドレス。それが彼女らの手に渡るまでどれほどの血と汗と涙が流されたのかを、パトリツァが知ることはあるのでしょうか。同時に、パトリツァの美しい夢の世界(=自分本位の世界)がどのように壊れていくのか、興味津々です。
作者からの返信
おはようございます。 感想ありがとうございます。一気に読んで下さったとの事、本当に光栄です。 パトリツァたちのドレス、この時代の流行を意識して描いてみました。 おっしゃる通りで、彼女たちのドレスが出来上がるまで、決して裕福ではない数多くの人々の手がかかっています。その大変は搾取に苦しみながら必死に生きているし、貧困故に子供や兄弟を手放さざるを得なかった人もいるでしょう。 遠い外国から渡って来た珍しいプリント技術や細い縞を織り出す技術も、おそらく征服され植民地化された異国の民衆の苦しみのもとで得られたもののはず。 そういった部分を読み取っていただき、本当に嬉しいです。 そろそろ物語は急転直下を迎えて終盤へと向かいます。 完結まで既に執筆済みですので、今しばらくイリュリアの毒花の物語におつきあいいただけますと幸いです。
感想失礼いたします。
ここまで一気に読ませていただきました。三者三様の視点からの物語がそれぞれ非常に惹きこまれます!
年末のこの時期、大変に時間泥棒な作品です(褒めてます)
個人的には、パトリツァ視点でのドレスの描写が巧みだなぁと感じました。
彼女たちの内面を覆い隠すかのような煌びやかなドレス。それが彼女らの手に渡るまでどれほどの血と汗と涙が流されたのかを、パトリツァが知ることはあるのでしょうか。
同時に、パトリツァの美しい夢の世界(=自分本位の世界)がどのように壊れていくのか、興味津々です。
作者からの返信
おはようございます。
感想ありがとうございます。一気に読んで下さったとの事、本当に光栄です。
パトリツァたちのドレス、この時代の流行を意識して描いてみました。
おっしゃる通りで、彼女たちのドレスが出来上がるまで、決して裕福ではない数多くの人々の手がかかっています。その大変は搾取に苦しみながら必死に生きているし、貧困故に子供や兄弟を手放さざるを得なかった人もいるでしょう。
遠い外国から渡って来た珍しいプリント技術や細い縞を織り出す技術も、おそらく征服され植民地化された異国の民衆の苦しみのもとで得られたもののはず。
そういった部分を読み取っていただき、本当に嬉しいです。
そろそろ物語は急転直下を迎えて終盤へと向かいます。
完結まで既に執筆済みですので、今しばらくイリュリアの毒花の物語におつきあいいただけますと幸いです。