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2022年1月9日 08:47
ナッツの蜂蜜漬けと、ミルクで煮出した蜂蜜たっぷりのイェン茶、美味しそうですね。蜂蜜好きには堪らない描写です( ´∀`)それはそうと、前話で「嘘ではありません。旦那様は各地の特産品についてもあの方とよくお話になっております。…わたくしとは…」とありましたが、あるじゃないですか、ご夫婦で興味を持っている共通の話題!パトリツァさんが気候や社会情勢などあまりに大部分の話題をスルーするので、エリィさんとしては「これも彼女に話しても詮無いだろう」となったしまうのかなと想像しました。そしてたぶん夕食の席で、エリィさんはエリィさんでおそらくパトリツァさんの話をろくに聞いてなさそうですね…羽振りの良さについて探りを入れてばかりで、しかもパトリツァさんはそのことに気づいてなさそうです…パトリツァさんは仕草や声音から相手の感情を察知することに長けている一方、言葉の裏を探るのは苦手なのですね。そしてエリィさんはおそらくその逆でしょうか…そして慈善事業に参加する理由の利己性!!…またしても長文で失礼しております💦
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃)) 長文の感想はそれだけ読み込んでくださっている証なのでとても嬉しいです。 ワタクシはふわっとした漠然としたイメージでお話の舞台を作るのが苦手で、その世界で生きている人の普段の生活がイメージできる程度には色々と世界観を固めてからお話を書くことが多いです。こちらは18世紀末から19世紀初頭の南欧をイメージしているので、出てくる食べ物もそれを意識しています。 想定している時代ではまだ紅茶は普及する前なのですが、プルクラのお家はお金持ちで交易が盛んなので東方から輸入していても不思議ではないな、とお茶を出しました。(本来はコーヒー文化の国なのでお茶はものすごく贅沢です) ちなみに松葉で燻製したお茶=ラプランスーチョンですが、異世界でそのままの名前のものを出すのもいかがなものかと別の名前を付けました。正露丸の香りがするミルクティーです(笑) ちなみにどうでも良い話ですがドレスについても時代を反映させていまして、こちらではエンパイアラインのシンプルなドレスが流行っているのに対して、二十年後を舞台にした「ピンク頭の彼女の~」ではマトンレッグと呼ばれる袖が大きく膨らんだドレスが流行っています。 エリィとパトリツァは語彙や前提知識が違いすぎて会話が成立しにくいんでしょうね。リアルでも三国志や兵法、六韜などのいわゆる名著(?)の類を一通り読んでいるのが当たり前の環境で育っている人と、ラノベもあまり読まない人では会話が成立しにくいので(;'∀') エリィはティコス家の様子から経済状況もですが、手に入る品物から取引相手を探っています。特に外国のものは入手できる商人が限られるので、よく出入りする商人を特定できるんですね。 パトリツァはドレスやお菓子には興味はあっても具体的な農産物には興味がないため、エリィは話をしても聞いてないと思っていたようです。 実はドレスに使う生地の織り方や柄にもそれぞれの土地の技術や特産物が大きく関わってくるわけで、中東から伝わった縞柄が流行っている一方で、東方から捺染の技術が伝わってきてオリエンタルな花柄プリントもごく一部の人が身に着けだした時期なんですが……パトリツァはそういう技術や文化までは興味がなさそう(;´д`)
ナッツの蜂蜜漬けと、ミルクで煮出した蜂蜜たっぷりのイェン茶、美味しそうですね。蜂蜜好きには堪らない描写です( ´∀`)
それはそうと、前話で「嘘ではありません。旦那様は各地の特産品についてもあの方とよくお話になっております。…わたくしとは…」とありましたが、あるじゃないですか、ご夫婦で興味を持っている共通の話題!
パトリツァさんが気候や社会情勢などあまりに大部分の話題をスルーするので、エリィさんとしては「これも彼女に話しても詮無いだろう」となったしまうのかなと想像しました。そしてたぶん夕食の席で、エリィさんはエリィさんでおそらくパトリツァさんの話をろくに聞いてなさそうですね…羽振りの良さについて探りを入れてばかりで、しかもパトリツァさんはそのことに気づいてなさそうです…
パトリツァさんは仕草や声音から相手の感情を察知することに長けている一方、言葉の裏を探るのは苦手なのですね。そしてエリィさんはおそらくその逆でしょうか…
そして慈善事業に参加する理由の利己性!!
…またしても長文で失礼しております💦
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
長文の感想はそれだけ読み込んでくださっている証なのでとても嬉しいです。
ワタクシはふわっとした漠然としたイメージでお話の舞台を作るのが苦手で、その世界で生きている人の普段の生活がイメージできる程度には色々と世界観を固めてからお話を書くことが多いです。こちらは18世紀末から19世紀初頭の南欧をイメージしているので、出てくる食べ物もそれを意識しています。
想定している時代ではまだ紅茶は普及する前なのですが、プルクラのお家はお金持ちで交易が盛んなので東方から輸入していても不思議ではないな、とお茶を出しました。(本来はコーヒー文化の国なのでお茶はものすごく贅沢です)
ちなみに松葉で燻製したお茶=ラプランスーチョンですが、異世界でそのままの名前のものを出すのもいかがなものかと別の名前を付けました。正露丸の香りがするミルクティーです(笑)
ちなみにどうでも良い話ですがドレスについても時代を反映させていまして、こちらではエンパイアラインのシンプルなドレスが流行っているのに対して、二十年後を舞台にした「ピンク頭の彼女の~」ではマトンレッグと呼ばれる袖が大きく膨らんだドレスが流行っています。
エリィとパトリツァは語彙や前提知識が違いすぎて会話が成立しにくいんでしょうね。リアルでも三国志や兵法、六韜などのいわゆる名著(?)の類を一通り読んでいるのが当たり前の環境で育っている人と、ラノベもあまり読まない人では会話が成立しにくいので(;'∀')
エリィはティコス家の様子から経済状況もですが、手に入る品物から取引相手を探っています。特に外国のものは入手できる商人が限られるので、よく出入りする商人を特定できるんですね。
パトリツァはドレスやお菓子には興味はあっても具体的な農産物には興味がないため、エリィは話をしても聞いてないと思っていたようです。
実はドレスに使う生地の織り方や柄にもそれぞれの土地の技術や特産物が大きく関わってくるわけで、中東から伝わった縞柄が流行っている一方で、東方から捺染の技術が伝わってきてオリエンタルな花柄プリントもごく一部の人が身に着けだした時期なんですが……
パトリツァはそういう技術や文化までは興味がなさそう(;´д`)