第3話 学校到着

 なんやかんやあってようやく俺たちが通う、日向ひゅうが高校に到着した。もう結月のほおはもう普段の色に戻っていた。


 「じゃあ、また学校のどこかで。」

 いつもとはちょっと暗めだ。これじゃあ授業まともに受けれねぇじゃんか。ずっと結月の隣にいたいぐらいだ。

 ちょ待て、俺、めっちゃ過保護かほごじゃん。無意識に行動してる。さっきだって無意識に結月の事抱きしめてたし。俺、結月に変なやつっておもわれてないかな?!もしかしてこれが原因なのか?!?!うぅぅぅ。


 佐藤くんは自分が変人だと分かったようだ。


 昼休み、俺は昼飯を食うために俺のベストプレイスに向かっていた。

 なんと、ベストプレイスには、結月がちょこんと座っていた。

 俺、なんかのサイトにここの場所投稿したっけ?と思いながら結月の隣に座る。

 「なぁ結月、学校に着いた時からなんか暗い表情してるけど大丈夫か?」

 「あはは、恥ずかしくしてる時間が長くてちょっと疲れてただけだよ。もうだ丈夫だから安心して。心配してくれてありがと。やっぱ優しいね、涼介くんは。」


 はぁ…よかったぁ。


 心のざわざわが一気に吹き飛んだようだ。変人って思われてなくてよかったぁ!

 「俺は、明るい笑顔をした結月が好きだ。なんかあったらいつでも相談して。相談乗るから。」

 「やっぱ涼介くんが私の彼氏でよかった。涼介くんを選んでよかった。」

 「なんだよ急に笑 照れくさいな笑 ってまだ昼飯食ってねぇじゃん!!結月!急いで食うぞっ!!」

 「う、うんっ!!」


 二人の恋は、どんどん発展していく。


その後のメールの話


『結月、疲れはもう取れたか?』

『もう大丈夫だよ!いっつも元気なゆーづっきでーす!』

『元気そうで何よりだ。』

『ねぇ、前から思ってたけどさ、涼介くんって、結構過保護すぎるよね?』

『き、気のせいだ!!』

『ふーん。これから涼介くんは、私のSPだねw』

『結月がVIP様ならば、喜んでお受けいたします。』

『涼介くんカッコいい!!』

光栄こうえいです。』

『もういいよっ!いつもの涼介くんに戻れ〜!』

『ただいま〜』

『おかえり〜涼介くん。お風呂にする?ご飯にする?それかぁ、ゆ・づ・き?』

すでに答えは決まっている。結月、お前を選ぶ』

『ぎゅーっ』

『明日、しような』

『約束だよ!明日はなるべくほおを赤くめないように努力する!』

『頬を赤く染めた結月、結構俺好きだぞ』

『にゃっ!? レアだぞ〜その顔』

『まぁ、とにかく寝ようぜ。おやすみ』

『もっと話したいよ〜っ。 おやすみ〜』

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