4話 全てを知る少女

 (アリス…だと…!?)

司令室の中。かぐやの後ろで待機する黒髪、琥珀色の瞳をもつ青年─『導和どうわ 桜音木おとぎ』が、脳に直接話しかけてくる少女の名前に驚く。

(あはははっ!やっぱり驚いた!)

無邪気な笑い声を聴かせるアリス。

(やっぱり?……まさかお前…!)

桜音木がアリスの反応に対して訊こうとした時、

(そう。私は自身が童話世界の住人だということも、『不思議の国のアリス』のキャラということも、あなたが現実世界から来たことも、ぜーんぶ知っているわ。)

アリスが楽しそうな声で先に答えた。

(どうして知っている?)

(う〜ん…どうしよっかなぁ〜?教えようかな〜?)

(おい!勿体ぶるな!)

弄ばれている桜音木は、脳内に話しかけてくる少女との会話に夢中になっていると、

「──さん!──ぎさん!桜音木さん!」

現実でかぐやに呼ばれていることに気が付いていなかった。

「えっ!?あっ、はい!すいません!」

慌てて返事と謝罪をする桜音木。

「大丈夫ですか?何か思い詰めた顔をしていましたが。」

「は、はい。大丈夫です。」

「……?でしたらいいのですか。」

あまり納得はしていない様子ではあるが、かぐやは再びモニターの方へ向き直した。

(あはは!ちゃんと周りの声も聴かなきゃダメだよ!あなたはまだ、かぐや達にちゃんと認められた存在じゃないんだから。変な言動は不信に繋がるわよ。)

アリスが笑いながら的確なアドバイスをする。

(……肝に銘じておくよ。──じゃあ変な言動をしない為にも直接話がしたい。姿を見せてくれないか?)

(残念。それは出来ないわ。)

(なっ…!どうしてだ!?)

(だって味方でも何でもないあなたに、全てを知る理由を話す義理も、直接会う意味もないですもの。)

(ぐっ…)

正論を告げられ、桜音木は何も反論が出来なくなった。

(ま、それじゃあ面白くないから、今から言う2つの条件を守れたら話してあげる)

(条件?)

(うん。まず1つ目、『私の存在を他の者に言わないこと』。2つ目、『かぐや達と共にこの世界から鬼を退治すること』。この2つの条件をしっかり守れていたら、直接会って話すわ。)

(……本当だろうな?)

(ホントホント。)

えらく軽い返事で、本当に信じていいか疑問だが、今後の為にも今はこの条件を飲むしかない。

(分かった。その条件、守ってみせるよ。)

桜音木が覚悟を決めた顔で告げた。

(あはっ!いいね〜そうこなくっちゃ!)

アリスがワントーン上がり、楽しがっていることが伺える。

(じゃ、今回のお喋りはここまで。また気紛れに話しかけるからその時は構ってね。──あと最後に言っておくけど、私は退屈が嫌いなの。だから退屈にならないように、この世界を掻き回すの。)

(何だよそれ、まるで悪戯っ子だな。)

(あはは!あなたも頑張って私を退屈させないでね。じゃ、まったね〜♪)

この言葉を最後に、桜音木の頭の中で電話が突然切れたような感覚があり、アリスの声は聴こえなくなった。

(……とは言ったものの、現状俺はどうすることも出来ないからな…。とにかく、今はこの鬼出現騒動がどうなるのか見届けるしかなさそうだな。)

桜音木はかぐやの後ろで、同じように巨大モニターに視線を向けるのであった。




 時は少しだけ戻る、桜音木とアリスが脳内会話をしている最中、出現した鬼を退治するべく出動した凛太郎、火千、レッドフードの3人は、指定した位置へ瞬時に移動が出来る装置─『瞬間転移装置タケハエル』に向かっていた。

 エレベーターの扉ようなタケハエルの扉の前に3人が到着すると、扉は独りでに開いた。中に入ると、扉近くの壁にある制御盤に麟太郎が代表で瞬間転移する座標を入力する。

「皆さん追加情報です。」

凛太郎と火千は耳につける小型通信機から、レッドフードは耳周辺に内蔵された通信装置からかぐやの声が聞こえてきた。

「出現した狂鬼きょうき級は人型。その周囲には蜘蛛型の鬼を複数確認。階級は豆鬼とうき級ですが油断はしないようにお願いします。」

「了解。」

「任せろ!」」

「承知。」

凛太郎達が各々の返事をする。

「更に情報が分かり次第報告はします。──では、健闘を祈ります。」

かぐやの願いが籠った言葉を聞いたと同時に、凛太郎達はタケハエルによって鬼の出現場所付近に瞬間転移した。そして扉が開くと、『現世終うつしよおわりやしろ』の周囲に広がる森が視界に広がった。巨大な竹の外見をしているタケハエルは、凛太郎達が降りたことを感知すると、地面には穴などの痕跡を一切残さず、自動的に地面へと潜っていった。

凛太郎は懐から桃のマークが描かれた鉢巻を取り出して額に巻いた。すると同時に、黒色と赤色を基調とした甲冑の上から、背中に桃のマークが描かれた白色と桃色を基調とする陣羽織を羽織る服装へと変わる。火千は準備運動しながら気持ちを高め、レッドフードは自身のパーツの最終確認をする。

「よし、行くぞ。」

戦闘準備が整った3人は、凛太郎の号令をきっかけに人型の鬼へと走り出す。


 走り出して約30秒後。最後尾を走るレッドフードの視界に『WARMING』の文字が表示された。

「二人共!停止から後方回避です!」

レッドフードが瞬時に指示を飛ばす。前を走る凛太郎と火千はその指示を一瞬にして行動に移し、急停止からバックステップを踏む。すると2人の前方に丸められた白い糸が木の上から勢いよく落ちてきた。レッドフードからの指示がなければ白い糸に絡まり、身動きを封じられていたであろう。

「おっと…!危ねぇ危ねぇ!助かったぜレッフー!」

火千しか呼ばない呼び名で、レッドフードに礼を言う。

「現れたか。」

凛太郎が鞘から刀を抜き、戦闘態勢をとる。同じく火千、レッドフードも戦闘態勢をとると、前方の木々からバスケットボールほどの大きさの蜘蛛がわらわらと出現した。全匹共通して頭には2本の鬼の角が生えている。

豆鬼とうき級の蜘蛛型鬼の群れ。数は30。私が単独で退治可能です。お二人は今から現れる狂鬼きょうき級の鬼に専念して下さい。」

レッドフードが眼球をスキャンモードに換装させ、周囲の状況を瞬時に分析する。

「そしてあいつが、今回の狂鬼級ターゲットか。」

凛太郎が見詰める前方の木の影から現れたのは、紫色を基調とした振袖を身に纏う美しき女性であった。しかし、普通の人とは決定的に違うところがある。それは頭から生える2本の鬼の角であった。

「……お前達ではない。」

両者睨み合いの中、女性型鬼がまさかの人語を話してきた。

「こいつ喋れるのか。てことは、かなり知能があるってわけだな。」

火千が小さく溜め息をする。一般的な鬼も知能は低くはないが、大半は話すという行為は出来ない。故にそれが出来た時点で、知能が高い証拠となる。そして知能が高いと様々な戦い方をしてくるので、退治が困難となるのだ。

「それより、俺達ではないとはどういう意味だ?知能があるのならば答えろ。」

凛太郎が言葉の意味を問う。

「妾が求める人間、異次元から訪れし者。」

「異次元から訪れし者…異次元を別世界と言い換えた場合、導和桜音木が見事に当てはまりますね。」

レッドフードが告げる。

「妾はその者を欲する。故に汝らは邪魔な存在、死ぬがいい!」

女性型鬼が腕を凛太郎達に向けたのを合図に、周囲にいる蜘蛛型鬼が一斉に襲いかかってきた。

「…!!散れ!」

凛太郎の号令で、3人はバラバラに回避する。上空へと回避したレッドフードは、自身の周囲に様々な種類の機械仕掛けの蕾を出現させる。

「[フラワーレーザー]!」

レッドフードは眼球をロックオンモードに換装させ、蜘蛛型鬼達に照準を向ける。そして一斉に蕾を開けると、花の中心からレーザーが放たれ、全ての蜘蛛型鬼の急所を貫いた。

「一掃完了です。」

レッドフードがパチンと指を鳴らすと、蜘蛛型鬼達は断末魔を上げながらその姿を消滅させた。

その光景を横目で見ながら、火千は兎の獣人の姿へと変身すると、女性型鬼の左側から攻める。同時に右側から攻めるのは刀を構える凛太郎である。

「[飛蹴兎ひしゅうと]!」

火千が強く地面を蹴り、女性型鬼に飛び蹴りを放つ。

「[月昇つきのぼり]!」

凛太郎は三日月を描くが如く、女性型鬼に向かって下から上に刀を斬りあげる。

しかし、2人の攻撃は女性型鬼には届かなかった。女性型鬼の背中から生えた8本の蜘蛛の足によって防がれたのだ。

「なっ!?」

火千が予想外の防御に驚いていると、他の蜘蛛の足が襲いかかってきた。火千は防御している蜘蛛の足を蹴ることにより、後方へ無理矢理回避する。着地でバランスを崩して転倒してしまうが、瞬時に立ち上がって戦闘態勢に戻る。

同じタイミングで凛太郎も蜘蛛の足に襲われていた。凛太郎は防御する足を弾くと、襲ってきた足を刀で防ぎ、再び弾く。そして一瞬の隙を突いてバックステップを踏み、敵との距離を空けた。

「おいおい!蜘蛛女かよ!」

火千が叫ぶ。

「女性の姿をした蜘蛛の化け物……『絡新婦じょろうぐも』か。」

凛太郎が記憶の中で特徴が該当する生物の名前を告げる。

「いやいやいや!絡新婦って妖怪だろ!この世には鬼はいるが妖怪はいねぇぞ!」

火千が凛太郎の言葉を否定する。

「恐らく本当の妖怪ではない。あの鬼の角が何よりの証拠だ。絡新婦の特徴を持った鬼に過ぎない。」

凛太郎が冷静に分析する。

「……まぁあれだ!妖怪だろうと鬼だろうと、退治するには変わりねぇか!」

火千は考えるのを止め、単純であるが明快の答えに辿り着く。

「ふっ…そうだな!」

凛太郎はフッと笑いながらも火千の答えに乗り、改めて気合を入れる。そして火千と同時に地面を蹴り、絡新婦に攻撃を仕掛けた。




  「絡新婦ときましたか。狂鬼級までくるとやはり何でもありですね。」

偵察用機械鳥─『探鳥さぐりどり』によって、上空から凛太郎達の戦闘を巨大モニターでリアルタイムに見ているかぐやが独り言を呟く。

「あの、こんな時に申し訳ないんですけど、ちょこちょこ出てくる『狂鬼きょうき級』や『豆鬼とうき級』って何ですか?」

気になって仕方がなくなっていた桜音木がかぐやに尋ねる。するとかぐやは桜音木の方に振り向いた。

「ああ、そう言えば説明していませんでしたね。結論から言いますと、『鬼の強さを表した階級』です。豆で倒せそうな鬼を『豆鬼とうき級』、一般的な悪しき鬼を『悪鬼あっき級』、狂気じみた強さの鬼を『狂鬼きょうき級』、そして神にも匹敵するかもしれない強さの鬼を『神鬼じんき級』と呼びます。一番下の階級である豆鬼級であれば、武器を持った一般人でも頑張れば倒せます。悪鬼級となれば戦闘訓練を受けた者でやっと倒せるほどとなり、狂鬼級となれば桃太郎さん達のような強者と呼ばれる者達でやっと渡り合える強さです。そして神鬼級のカテゴリーに入る鬼は、鬼側のボスにあたる鬼と、幹部にあたる鬼達だけとなります。」

「……つまりそれは、狂鬼級が出現する鬼の中で最強クラスになるってことですよね?」

「頭の回転が速くて助かります。その通りです。ボスも幹部達も滅多にその姿を見せませんから、普段の鬼退治で一番手強い相手になるのは狂鬼級となります。」

「では今の状況は非常にまずいってことですよね?」

「桃太郎さん達は絶鬼団の3強です。その強さを信じ、我々は全力でサポートするしかありません。」

モニターの方に向き直したかぐやは、

「参戦出来ない自分が不甲斐ないです…」

と、自身を責める言葉を呟きながらグッと拳を握った。その呟きを聞いた桜音木は、何か事情があることは察したが、内容が不明の為、フォローの言葉をかけることは出来なかった。




 現世終うつしよおわりやしろ周辺の森の中。絡新婦と激闘を繰り広げる凛太郎達。凛太郎と火千が絶え間なく絡新婦に攻撃を仕掛けるが、全て蜘蛛の足に防がれ、なかなか一撃を入れることが出来ない。

「あーくそ!こっちのスタミナが減る一方だ!──レッフー!こっちに援護出来ないのか!」

絡新婦から距離を空けると、両足をジェットエンジンに換装して上空を飛び回るレッドフードに叫ぶ。

「無茶を言わないで下さい。周囲から豆鬼級蜘蛛型鬼達が絡新婦を守ろうと群がってきているのです。私が退治を続けないと絡新婦退治は更に困難になります。」

ガトリングに換装させた片腕と、機械仕掛けの花のレーザーで蜘蛛型鬼の群れを退治し続けるレッドフードが返答する。

「赤ずきんは今の状況を継続だ!火千!俺達は少々無茶をするぞ!」

凛太郎が指示を飛ばすと、2人は頷いて同意する。

「火千!強力な一撃を放つ!少しだけ時間を稼いでくれ!」

そう言うと凛太郎は突きの構えをとると、スッと目を閉じて集中力を高めた。

「簡単に言ってくれるぜこの野郎!でもりょーかい!」

火千は凛太郎を守るため、絡新婦に攻撃を仕掛ける。

「[連脚蹴れんきゃくしゅう]!」

兎の足で連続で蹴り攻撃を放つ。しかし、やはり蜘蛛の足が邪魔をしてなかなか本体に攻撃が届かない。

「まだまだー!」

火千が攻撃速度を上げる。すると僅かではあるが、火千の足が本体に迫り始める。そして遂に攻撃が届きそうになった瞬間、蜘蛛の足が火千の脹脛ふくらはぎを下から貫いたのだ。

「がっ…!!」

火千が強烈な痛みに顔を歪ませていると、そのまま振り払うかのように投げ飛ばされた。火千は細い木々の何本か折りながら数十メートル飛ばされると、太い木に背中から衝突して地面に倒れた。

「あぁ…死ぬっつの…!でも…充分…時間は…稼いだ…ぞ…!」

火千が呟き程度の声量で告げた時、集中力を高めていた凛太郎が刀を持つ逆の手で素早く空中に円を描いた後、カッ!と見開いた。

「[満月一閃突まんげついっせんとつ]!」

次の瞬間、高速の突進から突き攻撃を放った。絡新婦は6本の蜘蛛の足を重ねることで防御力を高める。

軍配は、凛太郎に上がった。凛太郎の刃は蜘蛛の足を貫いていき、遂に本体に攻撃が届いた。しかし、結果は凛太郎の計画から外れていた。

(逸らされたか…!)

凛太郎の計画では、この一撃で絡新婦の心臓を貫いて戦いを終わらせるつもりであった。しかし、絡新婦が己の蜘蛛の足が貫かれている間に、突き攻撃の軌道を無理矢理変えたのである。よって現在、刃が貫いているのは絡新婦の左横腹である。

「ならば…!赤ずきん!」

凛太郎はレッドフードの名を呼びながら次の一手に移行し、突き刺したままダンプカーの如く絡新婦を後方に押していく。そして太い木にぶつかると同時に刃をより深く刺し、木に固定する形を作った。

「ゴフッ…!だがこれ如きで動きを封じたと思うな!」

絡新婦は口から緑色の血を吐きながらも、残り2本の蜘蛛の足で素早く攻撃を仕掛けてきた。凛太郎は刀から手を離し、襲いかかる蜘蛛の足に腹部と頬に傷を付けられながらも、致命傷を回避する。

「いや、充分な拘束だ。」

凛太郎が小さく笑みを浮かべる。その時、絡新婦は空中から赤色のレーザーポインターが自身に向けられていることに気が付いた。上空に視線を向けると、そこには片腕をレーザーキャノンに換装し、銃口をこちらに向けるレッドフードの姿があった。

「[エリュトロンキャノン]!」

レッドフードはレーザーキャノンから赤色のエネルギー弾が高速で放つ。エネルギー弾は身動きが取れない絡新婦に直撃し、周囲の木々を軽々と薙ぎ倒すほどの爆発を起こす。同時に砂埃が立ち上り、絡新婦の姿が見えなくなる。

「いきなり呼びかけないで下さい。何事かと思いました。」

凛太郎の近くまで降りてくるレッドフード。

「すまないな。だが、流石は赤ずきん。よく状況を瞬時に理解してくれた。」

「何年の付き合いだと思っているのですか。絡新婦を押し始めた瞬間に察しましたよ。」

凛太郎とレッドフードがそのような会話をしていた時であった。砂埃の中から突如、先程より太く、そして禍々しくなった2本の蜘蛛の足が飛び出してきたのだ。

凛太郎とレッドフードは回避行動をするが、反応が僅かに遅れてしまったのが仇となり、凛太郎は左肩に深めの傷を負い、レッドフードは右足を粉砕された。

「ぐっ…!」

凛太郎は右手で左肩の傷を押さえながら地面にガクッと座り込む。

「不覚…です。」

片足を失ったレッドフードはうつ伏せになる形で地面に倒れる。

そして2人が向ける視線の先の砂埃が消えると、中から巨大な蜘蛛が出現した。胴体にはボロボロになった振袖が巻かれており、顔は禍々しくなっているがどこか女性の顔に見えなくもない。

「あれが絡新婦の真の姿か。」

凛太郎の呟きの通り、砂埃の中から現れたのは姿を完全に蜘蛛に変えた絡新婦であった。

「邪魔ナ存在デアリナガラ、妾ニコノ醜イ真ノ姿ヲ使ワセルトハ…!万死ニ値スル!」

絡新婦が止めを刺すべく、当然の如く蜘蛛の足を伸ばす。蜘蛛の足が伸ばされた先はレッドフードであった。加えてその速度はかなり速く、レッドフードが何かしらの防御及び回避行動をとる時間がない。


── 「待て絡新婦!お前の目的は俺だろ!」


 万事休すのこの事態で、思わぬ者の声が森の中に響いた。それにより絡新婦の攻撃はレッドフードの寸前でピタッと止まり、ズルズルと素早く戻っていく。その場の全員が声がした方向に視線を向けると、そこには一冊の魔導書と万年筆を携えた導和桜音木の姿があった。

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