第410話 四天王の力! (25)

 だから俺の周りにいる男子諸君は、牧田と体育の先生の禁断の恋から。俺へと視線を変え。


「山田、死ね!」


「和也、お前、もう死ねよ」


「山田先輩って最悪……」


「只俺達に自分はもてるのを見せつけたいだけじゃんかぁ!」と。


 この他にも俺への不満が多々飛び交う。


 でも俺は、「あっ、ははは」と笑い誤魔化しつつ。


「おい! お前等~。他人が見ているから。この辺でやめておけ、わかったなぁ~?」と告げれば。


「「「「「はい」」」」」


「「「「「あい」」」」」


 と、俺の可愛いベイビーちゃん達は、素直に頷き、返事──。納得をしてくれるから。


「お前等~。本当に素直で良い奴達ばかりだよな」と。


 俺が篠田達親衛隊の素直な、奉公を労い、褒め称えつつ。みなの頭を優しく撫でてやると。


「「「「「えっ、へへっ」」」」」


「「「「「ふっ、ふふふっ」」」」」


「ほっ、ほほほ~」と最後にお約束だ! 親衛隊長の篠田がお嬢さま、高笑いを始め。


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