第409話 四天王の力! (24)

 まあ、この他にも先生の話題に花を咲かす物だから。地面で正座をしている俺のことなど、みなは当に忘れて、牧田と体育の先生の禁断の恋……。


 牧田の手癖の悪さで、少しばかり、自身の身体を熟れ、火照らせ、エッチィな様子をしている体育の先生のことを男子諸君……。ほとんどが童貞君の集まりだから。


 男子生徒諸君は、自身の生唾『ゴクリ!』と飲み込みながら喉を鳴らしつつ二人……。牧田と体育の先生の様子を、自身の顔を赤く、火照らし、緊張、真剣に見詰めるものだから。


 俺の側に篠田達が迫り。正座をしている俺のことを取り囲んで、見下ろしつつ、ガン! をつけてこようとも。


 もう、童貞君達は、牧田と体育の先生の禁断の恋に夢中だから。


「和也ぁ~!」と篠田が、俺を見下ろしつつ呻ろうが。誰も俺の様子を窺う者等皆無、誰もいないから。


「もう~。また和也の側に人が一人増えたら、うち等が甘えられないじゃんか~」と。


 まあ、この通りで、篠田の様子が急変──。俺に甘え声音で不満を漏らし始めると。


「抱っこ~」


「チュ~」


「和也、愛している~」


「和也、チュチュしてあげるねぇ~」


「うちの胸触っていいよ~」


「あっ! 私のも触って和也~」


「ああ、ここも大きくなっている~」


「本当に硬くなっている~」と。


 まあ、これ以上は、他人に言えられないこと……。18禁まがいのことを篠田達親衛隊は、俺の身体にしてきては、いつも最後に玩具にして楽しむのだ。



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