第395話 四天王の力! (10)

 俺の大事なところをハサミで切り落とし、宦官にしてやろうか! とも平然と告げ、悪態をつくから。


 その様子を一部始終見ていた奴等が、俺の周りにも多々いるから。


 俺への同情票が一斉に上がる。


 それでも、篠田率いる親衛隊は、俺にファーストキスをくれた者達も

 多いい。


 でも、あいつ等のファーストキスを奪ったのは、俺の意図的な物ではなく。


 まあ、みんなさん知っての通りで、あいつらが俺の許へときて、じゃんけんを始め。


 勝利した者──!


 その日の勝利者が、俺とキスができる権利を得るみたいで。


 その日の勝利者が俺へとキスをし、終えていくから。


 俺が篠田達親衛隊のファーストキス奪ったような感じにはなっているけれど。


 俺は篠田達親衛隊セクシャルハラスメントを受けたと、今でも思っているのと。


 あいつら、俺のヌード写真や動画も、強引に手に入れ持っているしなぁ、マジで本当に恐ろしい奴等ばかりなんだ。


 だから、牧田の助けを得られない俺……。


 そう、とうとう牧田の奴は、体育の先生から週末デートの了承を得たみたいでね。


「マッキーのお父さんやお母さんにばれたら、どうしよう? 私、教師首になっちゃうし。新聞沙汰や動画にニュースとして投稿されてしまうし。エ〇クスにも投稿され、炎上……。この世の終わりがくるかも?」と。


 体育の先生は、今後の牧田とのお付き合いは、花火どころではなく。


 時限爆弾だと、気弱な声音で、牧田へと尋ねる。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る