第358話 体育祭の練習があるみたい? (3)

「山田~! お前放置していて良いのか~? 今から太田が走るからって~! 皆がぁ~、目の色を変えているぞ~!」と。


教えてくれた。


だから俺は、ウンコ座りをしながら一人遊びをする行為をやめて、慌てて立ち上がると。


「お前等~! 何~! 人の物~! 他人の物を見て喜んでいるんだぁ~! この童貞野郎共がぁ~!」と。


今から白、赤組の、女子の選手リレーの代表を決める徒競走で蘭が走る。


それも、あの爆乳! 俺だけのオ〇パイをポヨ、ヨ~ン! と、揺らしながら走る様子が楽しみだと。


家の学園の男子生徒達が一斉に歓喜するから。


俺はそいつらに向けて不満を放つ。


それも?


俺の奴等! 童貞軍団への不満は、これだけでなく。


「お前等~! 蘭の爆〇はぁ~! 俺だけの物だし。見て、触り、握るのも、俺だけなのだからぁ~! お前等はぁ~! 一斉に目を閉じろぉ~! そして、俺の大事な物を見るなぁ~!」と。


俺が奴等に罵声を吐けば。


「山田~!」


「和也~!」


「山田、先輩~!」


「お前はぁ~!」


「あんたはぁ~!」


「由美ちゃん~!」


「隅田ちゃん~!」


「隅田さん!」


「隅田の時も~! あの、大きな胸が揺れるのを見るなと言っていませんでしたかぁ~!?」


「山田~!」


「和也~!」


「山田先輩~!」


「家の学園の美女達は、あんたら~。家の学園のイケメン四天王の物ではない~!」


「所持品~!」


「おもちゃじゃないんだぞぉ~!」


「俺達、この学園の一般生徒~!」


「只の体育馬鹿やぁ~!」


「普通の生徒~!」


「眼鏡をかけた青瓢箪やぁ~!」


「理数系の物でもあるんだぞぁ~!」


「だから年に一回の、あのグラビアアイドル並みに揺れる、大田の爆乳が揺れる様を見せろ~!」


「分ったなぁ~、和也~?」


「山田~?」


「山田先輩~!」


「それと牧田お前もだぁ~!!」


「一々煩いんだよ。牧田も~!」


「大谷や中田は、お前等二人みたいに文句を言わないぞ~!」


「黙れぁ~! 山田と牧田~!」


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