第269話 いざ! 安芸の宮島に出陣! (4)
「イ○スタのリールをね、視聴を上げたいのならば。同じ動画を時間ずらして一日何度も投稿してみると良い。運営側。イ○スタの方が、自社のお勧めに載せてくれる確率が上がるから。三百回から千回視聴ぐらいは観てもらえるし。上手くやれば万回転とか出る事もあるけれど。結構面倒だからね。あっ、ははは」と笑いながら説明をすればね。
「良くイ○スタのリールで同じ動画が投稿されているのは。お勧めに乗せてもらう確率を上げてもらうためだと思うよ? うん、うん」と。
翔子が頷きつつ説明してくれた。
俺は翔子の説明を聴き。
「翔子、お前。動画の投稿に詳しいな」と、褒め称える。
「えっ! ああ、和也。うちが詳しんじゃなくてね。家の兄ちゃんが詳しんだよ」
翔子の奴は俺に、SNSの動画投稿サイトに詳しいのは、自分ではなく。
翔子の兄なのだと教えてくれた。
「翔子、そう言えば? お前、兄ちゃんいるって言っていたよな?」
「うん、そう言えば以前、和也に言ったことがあるよね」
「うん」と俺が頷けば。
「家のお兄ちゃん、凝り性なところがあるから。NSNの角動画サイトに一日20本近くの動画を友達等と三月ぐらい投稿して、実験をしたらしいよ……。そして一番良心的にお勧めに載せてくれるのがT○kToKらしいよ。だから投稿している人の数が急激に増え。もう少しでY○uT○beの投稿者数を上回ると言った話しを、家の兄ちゃんが、うちへと教えてくれた事があるの」
「そうなんだ?」
「うん」
「あのね、和也?」
「ん? どうした、沙紀?」
翔子が頷くと沙紀が、俺へと話しかけてくるから言葉を返す。
「私と蘭と幸と翔子で、ダンスしているところを動画で撮ってね。投稿したことがあるんだよ。するとね。視聴数が結構あがったみたいでね。コメントの方も沢山もらったの」と。
沙紀は、和也いいでしょう? と言った様子で俺へと告げてくる。
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