第266話 いざ! 安芸の宮島に出陣! (1)
「何、これぇ~?」
「どうしたのよ。この状態は?」
俺達の待ち合わせ場所であるJR西広島駅に着いて、駅を出るなり、いきなりこれだよ。
そう、俺の只今の様子を見て沙紀と蘭の二人が、憤怒しつつ尋ねてきた。
だけど俺も沙紀と蘭の二人に対して、どう説明をしてよいかわからない。
「嫌ぁ~、俺も何でこうなったのか。よく解らないんだよ。あっ、ははは」
俺は笑い誤魔化しつつ、沙紀と蘭へと告げる。
「和也、笑いごとじゃないでしょう」
俺が二人へと笑い誤魔化せば。
直ぐに後ろから絵美が、俺にツッコミを入れてきた。
「絵美さん、これどう言う事?」
フンガ! フンガ!
「二人とも離れなさいよ~」と。
メスゴリラ化して鼻息荒くしている沙紀よりも落ち着き、様子を窺っている蘭が、絵美へとにへらと笑いながら問えば。
「あのね、蘭ちゃん?」と絵美が言葉を漏らしたところで。
「和也が痴漢をして、痴女に遭ったらこうなった」と。
加奈が絵美の言葉を遮り。
また訳のわからない説明をするから。
「山本さん。何、それ? 意味が全然わからない」
蘭は苦笑を浮かべながら加奈へと問えば。
「JRの電車が満員でね。和也が、私達が痴漢に遭ったらいけないからと守ってくれていたんだけれど。和也の大事なところが大きく、固くなってね、翔子ちゃんの背後から大事なところを行為的に刺激したみたいで。翔子ちゃんが和也に責任をとってくれと言ってきてさぁ。和也は違う。翔子ちゃんが好意的に刺激してきたから。自分は関係ないし。翔子ちゃん対して発情などしていないと言い切ってきたから。加奈さんと私が、和也の物を触って確認したら。大きくなっているのが確認できた訳なの」
絵美の奴が何とも言えない顔をしつつ、蘭へと説明をしたら。
「フムフム、なるほど」と頷き。
「それって、只の満員電車内の事故じゃない! それを和也に責任とれって可笑しいし!」
沙紀の奴は、ギャギャと喚きながら。
俺の両腕を押さえ、何故か甘えている翔子と幸へと。
俺と同意見のことを思いつつ、不満を漏らす。
「……でッ、幸ちゃんがね。加奈さんと私が和也の大事なところを握り、確認をとった後に。何故か、和也の物を握り、弄び、喜んだ後に。やはり翔子さんと一緒で、和也に責任をとり。私達と同じ待遇にしてくれと言いだしてから。あの通りでね。和也から離れない訳なの」と。
蘭と沙紀へと説明をすれば。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます