第193話 高校三年生になれば、モテ期の元カノが更にモテ期に? (18)
だから俺は「あのなぁ、蘭。前なぁ」と。
苦笑いを浮かべつつ、蘭へと俺は。
不満アリアリで言葉を返すと。
「えぇ、和也いいじゃ、ん。ダ〇ソーのでも。余り変わらないよ」と。
ケラケラ笑いつつ。
あいつは俺へと言葉を返すと。
「うち、和也の家に行く時に。あの時和也にプレゼントしてもらったあの優艶な下着をつけていくから。いいでしょう、和也~?」と。
蘭の奴が甘え声音で俺へと告げてくる。
でっ、俺はそれを聴くと。
「あっ!」と驚嘆を漏らしつつ。
「蘭!」と俺は慌てて声をかけた。
でも時すでに遅かった、と言う感じでね。
「和也~。大田さんがあなたからエッチな下着をプレゼントされたってどう言うことなの?」と。
直ぐに加奈の奴が蘭のうっかり? 漏らしてしまった話……。
俺が五月四日の背比べ、大人の階段を昇るではないが。
広島市内の本通り付近──原爆ドーム付近にあるアニメイトへと好きな美少女アニメのフィギュアを購入するために。
俺は一人でお出かけ。
アストラムラインに乗っていると蘭から俺宛に。
「(和也、今何している?)」と。
俺のスマートフォンのL〇NEへとメール文が送られてきた。
だから俺は蘭へと。
「(今市内へとアトムで出かけている最中だけれど。どうした?)」と。
俺が蘭へと送り返すと。
「(和也が本通りに出るならばうちもいくから。サ〇モール前のやすもりの、お菓子屋さんの前で待ち合わせをしよう)」と。
蘭がまた直ぐにL〇NEで送り返してきたから。
俺は「(オッケー!)」と記載。
L〇NEスタンプと共に送り返し。
やすもりの前で蘭のことを待ち。
あいつがくると二人で買い物と言うか?
蘭の奴の買い物に付き合わされながら。
久し振りの男女のデート気分……。
恋の季節、春らしい大型連休を楽しんだためか?
その時の、俺の気分が舞い上がったためなのか?
俺自身も未だによくはわからないのだが。
蘭の奴に下着を購入するからついてきてくれと。
俺は強請られて了承。
その時に蘭に。
「和也、うちが着衣をして似合いそうな下着はどれがいいかな?」と。
「和也の趣味はどれかな? ふっ、ふふふ」と。
俺は蘭に訊ねられてから。
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