第145話 高校三年生になれば元カノ様もモテ期のようです(14)
だからその後の由美の家──。
庭での焼肉パーティーと言う奴を。
春のゴールデンウイークらしく俺は満喫をした。
自身の双子の妹達のジト目……。
そう、アイツ、沙紀の奴がどうやら?
俺にL〇NEで怒鳴られた後に。
美和と美智子の奴に泣きつき。
俺への不満を漏らし、嘆いたみたいだから。
俺の双子の妹達から。
俺は冷たい視線を浴びながらバーベキューコンロの網の上で。
俺は丁寧にお肉を焼き、口に入れ、食してね。
まあ、満喫したよ。
(極楽! 極楽! 余は満足じゃ!)と思いつつ。
そして翌日からは。
皆も知っている通りで。
俺から沙紀の奴へと話しかけることは先ずない。
だからアイツ、沙紀の奴も俺から声をかけることはないから話しかけてはこないのは……。
まあ、一日だけでね。
L〇NEの方はゴールデンウイーク明けの登校日から。
「(和也、おはよう)」、ハートマークスタンプを送ってきたから。
俺は(…………)と無反応。
沙紀から飛んできたL〇NEを俺は無視して直人や蘭。
俺の席の近くの男子達と挨拶、会話……。
最後には加奈と朝の挨拶を交わし。
自身の席につけば。
また俺の制服のポケットで。
〈ブルブル〉と。
バイブレーション機能の振動が起き、伝わってくる。
だから俺は自身のポケットからスマートフォンを取り出し。
画面を確認……。
まあ、してみると。
「(なんで~、和也~。私のことを無視するの? 私昨晩も和也との約束をちゃんと守って、朝昼晩の一回ずつの三回しかL〇NEを送っていないのに。なんで無視するわけなの? 朝の挨拶ぐらいはちゃんと返してきてよね)」と。
沙紀の奴はプンプンと怒りマークをつけて丁寧に再度L〇NEを送りつけてきた。
だから俺は自身の脳裏で。
(マジ、こいつ、うざい。本当に面倒な女だ)と思いつつ。
(ああ、悪かったな、おはよう)と。
沙紀の奴へと気の無い謝罪と返事をL〇NE送り返す日々が続いている。
まあ、続いていたのだけれど。
俺の元カノさまがモテ期になってからは。
アイツ、沙紀の奴の様子が急変する。
(お願い)
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