第82話 (第3ルート完)高校三年生になればこんなお別れもあるとは思う? (15)
だから俺は「うん、わかったよ、蘭。でもそんなに急かすなよ。俺がつまずいて転んだら店内が大変な事になるから」と。
俺は苦笑いをしながら自身の腕を引く蘭に昨日告げた。
でっ、レジにつけば蘭は自分の購入する二点の可愛い? というよりも。一応は俺が選んだ少しばかり優艶な下着の料金を払い。
それを見届ければ、次は俺の番だから。
「あのすいません、この二点プレゼントなので包装してもらえますか?」
俺は店員のお姉さんに嘆願すれば彼女は蘭の方をチラリと見て微笑み。
「彼女さんへのプレゼントですね」と訊ねてきた。
だから俺は「はい、そうです」と、店員のお姉さんの言葉を否定する事もしないで頷き、納得すれば。
蘭の奴は更に俺の二の腕ギュッと力強く握ってきたから。
(ん?)と俺は脳内で思い。
蘭の方へとチラリと視線を変えると本当に昨日のあいつ、蘭はね、大変に嬉しそう。幸せそうな顔をしがら微笑んでいたから。
(まあ、蘭が喜んでくれるならばこれでいいか。いいよな? 俺は別に悪い事、酷い事は蘭にはしていないよな?)と思いつつ。
蘭が喜んでくれるならばこれでいいよな? うんうんと再度納得、自分自身に言い聞かせて、
「はい、できましたよ。お客様」と。
店員のお姉さんが可愛くプレゼント用に包装してくれた超がつくほどエッチ、スケッチな黒と赤の下着を蘭へと。
「ほら、蘭プレゼント」と言いながら俺が手渡すと。
「和也ありがとうね」と、蘭は嬉しそうに俺からのプレゼントを昨日受け取ってくれた。
でっ、その後二人はランジェリーショップを出て、サ○モール内をブラブラと俺は蘭のショッピングついて回りながら彼氏のように荷物持ち。
そして蘭のショッピング終われば二人はサンモールを出て本通りから川沿いへと向かって歩き出すのだよ。
一昨日新宮寺の元彼と彼女がいた付近へと、一昨日のあいつら二人のように肩を並べ仲良く、和気藹々と会話、話を弾ませながら歩いていく。
俺と蘭が更に親密になる為に向かっていくのだよ。
(お願い)
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