第83話 (第3ルート完)高校三年生になればこんなお別れもあるとは思う? (14)
俺達二人は大変に若く、好奇心旺盛、多感な時期だから本川沿い──大変に煌びやかでネオンが真昼から点滅をするLOVEホ〇ルへと未成年者の俺と蘭は下着の試着も兼ねて向かうのだよ。と言う事はしないから。(笑)
皆、少しはドキドキ、ハラハラしたかな?
まあ、冗談はさておき、俺と蘭は昨日本川沿いから五月四日──フラワーフェスティバルの二日目を楽しむべく会場へと和気藹々と会話を弾ませながら向かうのだよ。
途中で何人か同じ学園の奴等と会い。
「あれ? 山田と大田って付き合い始めたのか?」とか。
「蘭、どうしたの? 山田君と腕を繋いで?」
「もしかして二人は付き合っているの?」
「いつからお前等付き合っているんだ?」と。
フラワー会場で出会った同級生達は、俺と蘭の様子を見て確認する度に驚愕をするのだよ。
でっ、その都度蘭の奴が皆に。
「今日一日だけ和也にうちの彼氏になってもらったの」と告げ。
「いいでしょう~?」と嬉しそうに説明をするから。
俺も蘭のノリに合わせて、
「まあ、そう言う事だ。いいだろう、お前達?」と。
同級生達に告げれば男女問わず。
「えぇのぅ」
「いいなぁ」
「俺ともデートしてくれよ、大田~」
「山田君、うちとも今度してよ、デート。フリーならば」と。
こんな訳のわからない言葉が漏れる度に。
「えぇ~、うちは山田意外とはデートをしないから」と。
蘭がケラケラ笑いながらタメの男子達へと告げるのだけれど。
基本女子に対していつも平等に良い顔をする俺は蘭とは違い。
「うん、いいぞ。お前達。今度カラオケでもいくか?」
俺が自身の歯をキラリと輝かせながら女子達へと告げる度に。
〈ドン!〉
〈ガン!〉
〈ギュッ!〉と。
蘭からの嫉妬心、焼きもちによる荒々しい行為……。
(お願い)
レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます