第69話 (第3ルート完)高校三年生になればこんなお別れもあるとは思う? (3)
【五月五日】
柱の傷は一昨年の~ではないが? 一昨日になるのかな? 俺の元々カノ絵美の件で由美に罵声を吐かれたのと。
俺の元カノ沙紀があの大学生と完全に別れたと聞いた。わかった日はね。
まあ、元カノ沙紀と元々カノの絵美に彼氏がどうやらいないのではないか? と。
俺様自身がわかった迄は仮に良かったとしてもだぁ!
五月三日は、俺は加奈には沙紀の元彼の件で頬を打たれるし、由美には絵美の件で罵声を吐かれたから。
五月の三日の連休は余り良い思い出はできなかった。
でも昨日の五月四日は塾にいく前に一人でア〇メイトへといこうと試みると。
「(和君、昨日はごめんね。私関係ないのにさ、絵美先輩の肩を持つようなことを言ってごめんなさい。和君許しておねがい。おねがいだから機嫌を直して)」と。
俺のスマートフォンへと由美から両手を合わせた謝罪の電話が鳴り。
その後も電話で由美が、
「(和君五月五日の夜、家の庭でバーベキューをするからきてよ。おねがい。うちのパパもママも和君と喧嘩しているなら呼んで仲直りすればいいと言ってくれているからきてよ。おねがい。和君の大好きな牛のハラミは沢山用意をしておくから。ねえ、いいでしょう?)」と。
多分由美の奴は俺が不機嫌になっていると悟って食べ物で釣り、御機嫌窺いをしようとしていると、下心があるとはわかってはいるのだが。
あいつ昔から直ぐに自身の両親か家の両親、妹達に直ぐに密告しては俺との仲違いをとりもってもらおうとする悪い癖があることは十分承知していたからさ。
俺自身もスマートフォンを口に当てたままではあるのだが、「はぁ~」と大きく嘆息を漏らしながら。
(今回も食べ物で釣られてやるか)、(もう本当に由美の奴だけは致し方がない奴だ)と思いつつ。
「ああ、わかったよ。五日の夜な。バーベキューのコンロに火をかけ始める頃になったらL〇NEにメールをくれ。俺もおじさんやおばさんの手伝いをするから頼むな」と由美に嘆願をすれば。
(お願い)
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