数秘術の世界

第118話 Maturity Number 一覧

Maturity Number １

　人生後半では、自ら先頭を切って「リーダーとして人々を統率」し「新しい道を常に切り開い」ていくでしょう。

　どんな結果であれ、道を進んでいけば、たどり着く場所があります。

　もし、思うような結果にたどり着けなかったとしても、また、仮に成し遂げたとしても、別の新しい道を歩み続けるでしょう。最初はひとりきりで始めたことも、いつしか多くの人たちがついてくるようになり、そこがこの先ずっと利用される道につながる可能性もあります。

Maturity Number ２

　人生後半では、「和をたいせつにして平和な社会を作り」「人々をサポートして」いくでしょう。

　トラブルを仲裁したり、縁の下の力持ちになったり、といったわかりやすい調整役になることばかりではありません。相反する物事や人間関係を、一つに融合したり、相乗効果を得たり、期待以上のミラクルを起こす可能性も。

　また、意識的に和をもたらそう、といった感覚はほとんどなくても、自身の使命を果たしてきた結果、人々に和を提供している、といったことも起こりえます。なりふり構わず突っ走ってきただけなのに、周囲に平和をもたらしていたり、コツコツと研究を積み重ねたその功績が、人々を幸せにしていたり、といった「和」の形もあるのです。

Maturity Number ３

　人生後半では「クリエイティブな力を発揮」し「人生に楽しみや喜びをもたらす」存在になるでしょう。

　自身が経験する体験や、創り出す作品などを通じて、豊かな発想力やクリエイティブ力を発信していきます。それが、勇気や気づきを与えるメッセージとなり、人々を魅了していくのです。

　「一度しかない人生ならば、楽しく過ごしたい」思いは、きっとどこかにあるはず。まずは、自分に「楽しむこと」を許可しよう。気軽に、ときには遊び心を取り入れて、自分が楽しむことを経験していけば、人生がどんどん明るくなります。そして「本当に人生は楽しい」と実感できれば、その喜びを心の底から人々に伝えていけるでしょう。

Maturity Number ４

　人生後半では「秩序や安定を生み出し」「システム作り」を成し遂げるでしょう。

　仕組みがなくてつまずかないように、試行錯誤しながらシステムを提案したり、新しい手法を生み出したり、一からマニュアルを作ったりすることに奔走するはず。結果、それが新しい常識やルールつまり「システム」となり、のちに引き継がれていくのです。

　「こうしたらいい」という案は浮かんでも、その直感の根拠を周囲にうまく説明できなくても、その直感が現状打破のきっかけとなったのも数え切れず。その経験を自信に変えて、自分が主体となってシステム作りができるよう成長していくのです。自身が加わることで、そこに新たな秩序が生まれ、プロジェクトがますます安定していくようになるでしょう。

Maturity Number ５

　人生後半では、「制限や限界を超えて」「常識を塗り替え」、新たな価値観を自ら作っていくようになるでしょう。

　挑戦し続けて、これまでの常識を塗り替えていくことも可能です。きっと周囲は自由な発想や行動力を、羨望のまなざしで見つめるでしょう。

　挑戦の仕方も千差万別。一歩一歩が小さくても、コツコツと歩みさえ止めなければ、限界を自ずと超えていけるのです。

　挑戦の先にある自由や可能性の価値に、本当の意味で気づいたとき、のびのびと自身の人生を謳歌できるでしょう。誰もが成し遂げたことのない偉業さえ、達成できるかも。

Maturity Number ６

　人生後半では「人の役に立って助け」「人の心を癒やし育てる」、そして環境を心地よいものにしていくでしょう。

　これは、意図して行なうわけではなく、ただ目の前の愛する人のために、また自分の属する社会のために、当たり前に行動していることが、結果そうなっていくのです。根底にある愛は意識していなくても、人を助け、導くことにつながります。その教えや行動が、人の心を救い、育てることにもつながるのです。

　人生の後半では「人の役に立つ喜び」も自身のプライドにプラスしていきましょう。愛する人の背後にいる大勢の人たちを幸せにできる価値があるからです。

Maturity Number ７

　人生後半では、隠れていた「真実を解き明かす」「自分の信念を貫く」ようになっていくでしょう。

　今まで常識だと思われていたことや、滞りなく続いてきたことが、もしかするとあなたが発見して、根底から覆すかもしれません。

　現代はインターネット環境が整っているため、個人でも簡単に自分の意見を世界に発信できる時代です。たとえ「まさか、そんなことが」と思われる発言をしても、さほど違和感を持たれない風潮があります。むしろ常識が日々塗り替えられている時代ですから、静かに、そして堂々と、自分の信念を発信していく。それが成し遂げていくべきことです。

Maturity Number ８

　人生後半では「権威や権力やお金を手に入れ」「社会に影響力を及ぼす」ような大きな力を手に入れていくでしょう。

　本来、簡単には動かせない政治や法律、社会をリードするような会社の権力者など、大きな影響を及ぼす存在になるかも。それは、若いうちにじゅうぶんな努力をして、一定の成果や業績を挙げたご褒美のようなもの。

　意図しなくても、たまたまやりたいことをしていたら、人と一線を画す評価をされたり、社会的貢献につながる事業を成し遂げていたこともありそう。

　権力は間違った使い方をしなければ、本来、恐れや不安を抱く必要がないものです。人々をより豊かな生活に導くため、ぜひ前向きに取り組みましょう。

Maturity Number ８

　人生後半では柔軟な姿勢で「他者を受け入れ理解する」「充足感を得て精神的に満たされる」幸せな成功者となっていくでしょう。

　もちろん成功者といっても、その解釈はさまざま。仕事が成功して裕福になることかもしれないし、好きなことをしてのんびりと暮らしていることかもしれません。

　お金や権力など外側の成功を手に入れた後は、本当に心が満たされることはなにか、ということに意識が向きます。人を受け入れることで、初めて自身も受け入れられていくのだ、と気づくでしょう。

　心身ともに満たされ豊かになることが、真の成功だと実感するはずです。

Maturity Number 11

　人生後半では「天啓をキャッチ」して「普遍的なものを創造する」でしょう。

　「普遍的なもの」とは、時代を超超越して一定の評価を得るもの。直感から創り出されていったものが、長く愛され、脈々と受け継がれていきます。

　たとえば、芸術もそのひとつ。インスピレーションが湧き出るような素晴らしいアート作品ができたり、人々の心に残るような美しいハーモニーが完成したり。生み出された作品が、ときには国境を越えるような力を宿すこともあるでしょう。

　創造したことは、多くの人の日常に溶け込みます。たとえ、大勢の目を惹く華やかさはなくとも、人々の心を豊かにするでしょう。創造された「確かな価値」を認め、受け入れられたら、人生は輝きに満たされていくはず。

Maturity Number 22

　人生後半では「地球規模の壮大なプロジェクトに参加する」「豊かさを世の中に還元する」ことになるでしょう。

　22は、ライフ・パス・ナンバーとディスティニー・ナンバーのどちらも「11」である場合にしか現れません。そのためすべてがマスター・ナンバーとなり、スケールがとても大きい活動へと自然に導かれていくのです。

　もしかすると、自分にはそんなパワーはないと思う人がいるかもしれません。変に心配する必要はまったくなく、自身の才能や感性、信じる道を突き進めば、成すべきことにたどり着きます。

　視野に入れる範囲を、身近なところから地域へ、地域から日本へ、日本から世界へ、世界から地球へと少しずつ広げればよいだけ。自分のやるべきことをシンプルにこなしていけば、そこには大きな功績がついてくるでしょう。

Maturity Number 33

　人生後半では世のため人のために「無償の愛を注いで」「不可能を可能にして」いくでしょう。

　その愛のメッセージは、家族や友達などの身近な人にはもちろん、今まで会ったこともないような遠い国の人たちにまで、同じように注がれます。ボランティア活動や宗教活動などに突然目覚め、人生を捧げる人もいるでしょう。

　33は、ライフ・パス・ナンバーとデスティニー・ナンバーの組み合わせが11と22である場合にしか現れない数字で、すべてがマスター・ナンバーで構成されています。そのため、スピリチュアル性が強く、特別な世界へと導かれていくことになるのです。

　「33」には「今さらこんなことを始めても無理だろう」と思われることを、突然ひっくり返して奇跡を起こしたり、常識や限界を超えていく強さも。「これだ」と確信できるものを堂々と貫いていきましょう。