第119話 キャラクター作りのコツ

 キャラクターを作るうえで、まず氏名を決めます。

 氏名はヘボン式ローマ字からアルファベットを通して数字化してそれを合算して出す「ディスティニー・ナンバー (Destiny Number)」で見ます。


 ここでどんな使命を割り振るかをおおまかに決めます。

 適職・天職を参考にしてもよいでしょう。


 そこからアルファベットの母音の合算である「ソウル・ナンバー (Soul Number)」と、子音の合算である「パーソナリティー・ナンバー (Personality Number)」を見ていきます。


 「心が本当に求めていること」を表すSoul Numberと、

 「自分が他人からどう見られているか」を表すPersonality Numberを決めます。


 こうして構築していきます。

 生年月日を決めなくても、これだけである程度のキャラクターは作れます。




 しかし数秘術の根本は生年月日です。

 そこで生年月日を元にした数を導き出していきます。


 まず「バースデー・ナンバー (Birthday Number)」で生まれ日を決めます。


 これでどんな性格なのかをアバウトに設定します。


 次に生年月日をすべて使った「ライフ・パス・ナンバー (Life Path Number)」を決めます。アティチュード・ナンバーは重要度が低いので、自然に出来たものをそのまま使ってかまいません。


 これでどんな性格をしているのかを決めてしまいます。


 とくに「ディスティニー・ナンバー」と「ライフ・パス・ナンバー」はキャラクターの八割は決まるので、とくに重視してください。


 そしてもし他の数が悪さをしたり、どうにもその数が導き出せない場合は、関連する数、たとえばディスティニー・ナンバーならソウル・ナンバーにその数を持っていって、そこから導き出されるディスティニー・ナンバーを受け入れればよいでしょう。

 ライフ・パス・ナンバーならバースデー・ナンバーにその数を持っていって、そこから導き出されるライフ・パス・ナンバーを受け入れてください。



 この順序さえ守れば、キャラクターにふさわしい名前や生年月日を生み出せるようになります。


 ぜひ「数秘術」上で、ふさわしい名前を決めてみましょう。

 もし日本人キャラクターで余裕があるのなら、氏名の漢字を決めてネットの姓名判断サイトで吉凶を確認するとよいでしょう。

 悪役にあえて凶の名前を付けてみたり、被害者に吉の名前を付けたりするなんてこともできますので、挑戦してみてくださいませ。



 そして今回「数秘術」を学習するために用いた「参考書籍」を次回掲載して連載を締めたいと思います。


 皆様が「数秘術」でキャラクターを作れるようになりますように。



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