第102話 Destiny Number 2 周囲に和をもたらす
使命は「周囲に和をもたらす」
自分を強く押し出さず、他者の主張に耳を傾けて静かに共感します。
人の心の動きを察して汲み取る力があるので、周囲で揉め事や対立が起きた場合でもうまく仲裁して丸く収められます。
必要とされるときにはそっとそばに寄り添い温かい言葉を投げかけ、反対に必要とされていないときにはいち早く察知してすっと離れられるのです。
なので、そこにいるだけで相手は癒やされ、勇気づけられることも。
つねに人の気持ちを考えて「こんなことをしてほしいだろうな」「これをしてあげたら、さらによくなるだろうな」というように、人々をよりよい場所に引き上げるサポート役を担っています。
和を保ちながら、客観的で冷静な意見を伝えられる人です。神経質になったりせず、自信をもちましょう。
足りないものや欠けているものを見つけ、うまく調整しながら補っていくことで、個々の能力をも引き上げる効果があるでしょう。
一見、引き立て役、補佐役のように感じるかもしれません。しかし、周囲とのバランスをとって環境がよくなり、「団結」の立役者として、なくてはならない存在と感じられるのです。
表舞台よりも裏方にまわりやすく、人の心を読みながら的確なアドバイスができる能力を生かし、地位ある権力者の参謀となったり、秘書やカウンセラー的な職業に就くことも。癒やしの能力から、ヒーラーになることも可能でしょう。
人への対応が優しく、やわらかい印象を与えます。その反面、人付き合いが苦手で、自分をさらけだすことができず、細かいことを気にしがちな面も。内気な人も多いでしょう。
単なるお人好しになってしまうことも。自分の意見を封印して人の意見を優先することが最善とはかぎりません。必要ならば、他人との衝突も覚悟するべきです。
また傷つきやすい性格なためか、少々引っ込み思案な傾向が。ちょっとしたことで人から批判されたり、後ろ指をさされるのではないかと考え始めると、途端に二の足を踏んでしまうのです。
誰もが社会の中で能力を発揮するには、ある程度の勇気と決断力が必要とされます。ときには人前に立つことを求められたり、自分の意見を言うべき場面も出てくるでしょう。
そんなとき、恐怖に負けてやるべきことから逃げたり、夢をあきらめたりしないよう、心にとめておきましょう。
■適職、天職
表舞台でリーダー的な役を担うよりも、裏方で調整したりみんなの気持ちに寄り添ったりすることで才能を発揮します。ですから、社長より秘書や参謀役、プレイヤーよりもマネジャー業などが向いているでしょう。
また、人の気持ちを察する感性や、人を癒やす力を持っているので、セラピストとして活躍することも。看護師や介護士などのお世話をする仕事も。
また、感性が際立っているので、デザインの世界にも向いています。美しいものを求める気持ちが強く、空間や音、色、匂いに敏感なので芸術家やアーティスト、インテリアコーディネーターやデザイナーなどもよいでしょう。
周りの人を笑顔にすることで、自らが輝ける仕事が適職といえます。
〈職種例〉人やグループを調整する仕事。秘書。各種アドバイザー。コーディネーター。ガイド。人をサポートする仕事。看護師。保育士。介護士。トリマー。美容師。カウンセラー。セラピスト。居心地のよい空間を作り出す仕事。インテリアコーディネーター。デザイナー。アーティスト。文芸家。料理人。
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