アルコールマン

第1話 やってられないんだよ！

朝4時過ぎ目が覚める

「飲み助」は利尿作用もあって起きるのが早い

とりあえずテレビをつける

どのチャンネルも「通販番組」ばかりだ

どうでもいいいが

とりあえずつけとく

仰向けになって体を休めるが、洋室は和室の布団と違って寝心地悪い

5時過ぎになった

娘を起こして、家を出ないと

会社に向かう途中に

酒類の自動販売機がある

いつもそこで「酎ハイ」を買って飲む

歩きながら飲んでる

会社行くの嫌だなぁと思いながら

飲むことで気持ちを紛らわせている

会社に行くのが毎日苦しい

人間関係も疲れる

仕事も重労働

飲んでないとやってられないんだ

駅の近くのコンビニまで来た

またいつも「酎ハイ」を買う

駅の休憩室でゆっくり喉を潤す

いつも出勤時間に余裕を持って家を出る

忙しいのは苦手だ

どうして酎ハイか

ビールだともろに顔に出てしまい匂いも残る

酎ハイだと顔に出ない

職場はマスクをして白いネット帽しているために目の周りしか見えない姿だ

これなら朝からアルコール飲んでも

会社の人に気づかれない

朝の日課は「酎ハイ2本」飲んで会社に向かう事

もう半年続いてる…