第20話森に行こう!1人でな!
「っは!いっっってぇぇ!」
「大丈夫ですか?ナノハ様?」
「うぐっ!あ、ああ、もう大丈夫みたいだ。心配したな。」
「そこまでは痛めつけておらんがあとから痛みが来たのか。それがデメリットか。」
「アースラさん。模擬戦、どうでした?」
「ダメダメだな。まず自分の能力の把握もしてないやつは論外だ。それにデーテルに鍛えられてはいるようだがまだまだ甘い。もっと頑張るんだな。」
「分かりました。」
「うむ、少し雰囲気が変わったようだな。何かあったのか?」
「夢の中で強欲の悪魔のマモンに能力について教えてもらったんですよ。それと新しい能力も使えるようになりました。」
「それはいいな。どういう能力が教えてもらっても?」
「はい……」
こうして俺は強欲についての能力をしっかりと理解することが出来たこと、憤怒の能力についてはまだ分からないことをアースラさんに教えた。
「はっきり言って能力はバケモノだな。永久的に奪ったり、無くしたり、相手の努力、経験を全て奪い、上に立とうとするのはまさに強欲だな。」
「そうですね。」
「これから模擬戦は無駄だな。能力が使われるとこちらが困るし、、、そうだな森へ行くか。」
「また森にですか?」
「ああ、だが今回は少し違うぞ?」
ああ、なんか嫌な予感がする。
「お前一人で行ってこい。ノルマはそうだな、シプティードラゴン倒してこい。それと群れのマジックウルフもな。このふたつをクリアするまで帰ってくるなよ?」
というわけで1人で森に行くことになりました。一応食料はくれるらしいけどなくなったら自給自足との事。行けるのだろうか……
********************
(side森)
「くっそ全然いねぇーじゃねーか!!!」
シプティードラゴンは最弱ドラゴンだとしてもこの森の中では上位に位置する魔物なので森の奥にいると考え奥に行ったはいいものの全くもって見つからない。
「喉が渇いたな。あ!川に沿って移動すればいるかもしれない。行ってみよう!」
そう言ってとりあえず大きな木に登ってあたりを確認し、川の位置を確認して進んだ。
「よし、喉も潤ったし奴らを見つけて倒して帰りますか!」
グギャャャャァァァアア!!!!!
「お、出てきたか?ハングリーベアーでもないしこいつがシプティードラゴンなんだろうな。先手必勝!こいグリード!『強欲の化身』」
今回も狼の姿で出てきてもらった。
「敵は向こうだ!行くぞ!」
「グワッ!」
声のしたところに行くと………
「なんで4体もいるんだよぉぉぉ!」
まさかの群れに遭遇しました。
…………運悪くね?
「文句言っても仕方ないしとりあえず『力の簒奪』」
ネオ=シプティードラゴンから『攻撃力』『知力』『統率力』を奪いました。
あれ?シプティードラゴンの上位種みたいなの居ない?というか群れでいるのは統率されているからか。……これ奪ったらやばくね?
グギャャャャァァァアア!!!!!
グワァァァァァァアアア!!!!!
グガァァァァァァアアア!!!!!
「やばいやばい統率が取れなくなって暴れてやがる!こうなったら新しく手に入れたこいつを使うか!『際限ノナイ愛奪』」
………対象から力を奪い取ります。
…
……
………
…………対象4体から防御力を奪いました。続けて奪います。
「奪う速度おっっそ!長期戦確定かよ!」
ただ防御力が無くなったならグリードの攻撃がダメージを与えるようになっただろう。
「グリード!奴らに魔法を打て!」
「グワァァアア!」
炎と氷の玉がシプティードラゴンに直撃した。
「防御力が無くなって攻撃が入りやすいな。この調子なら勝てそうだな。」
………対象4体から攻撃力を奪いました。
これなら接近戦でも勝てるんじゃないか?
「うわっ!魔法も使えんのかよ。ただ威力は物理より弱いみたいだな。」
接近戦も鍛えたいし攻撃力を奪ったなら接近して行こうかな。
「おらっ!くらいやがれドラゴンもどきがよ!」
グガァァァァァアアア!!!!!
グガァァァァァアアア!!!!!
グギャァァァァァァアアアア!!!!!
グォォァァァァアアア!!!!!
まさかの群れにあったけど意外と何とかなったな。……というか徐々に力を奪っていくんじゃなくて時間をかけて1つの力をポンって取っていくんだな。知れてよかった。
「さあ!次はオオカミだ!直ぐに見つけてやるぜ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お読み下さりありがとうございます!
是非、評価等をしてください!喜びます。
拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
✨募集✨
いきなりですが人の名前(由来関係なし、実在しない&小説、漫画の人物と被らない)を募集します!思いついた人はコメント欄か私のTwitterアカウント【@YT1414】のDMでもなんでもいいので教えてください!
教えてくれたら喜びます。
@hayabusa8468さん、June4149さん!フォローありがとうございます😊
そしてフォロー2桁+週間ランキング1000位以内に入れました!皆さん本当にありがとうございます!次は500位を目指して頑張って行きます💪💪💪
これからも応援よろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます