その6

 海や花火にプール等の自然に胸が踊る夏の嬉しさもうっとおしい暑さが長らく続くと、もうそのうっそうとした空気や哀愁漂う蝉の声にまでうんざりし始めてしまうように、なにかと行事の多い冬の楽しさも凍ってしまうような寒さに凹まされてしまうものです。熱い熱いから、寒い寒いが口癖になってまだ間もないのに、寒がりな僕は石油ストーブに手を翳しながら早く春が来ないかな・・・なんて思っています。ついこの間まで、雪が降った事にはしゃいで店の前に大きな雪だるまを懸命にこしらえていたくせに。思えば、なんと自分勝手な感じ方なのでしょうね。

 小太郎もどちらかと言えば温かい方が動きやすいらしくて寒いとじっと固まって、高速のサービスエリアの隅っこにでも売られていそうな吸盤付きの黒い毛むくじゃらのぬいぐるみかなにかの如くほぼ動きません。時々温かい所を見つけて少しズレるくらいです。

 外は曇っているらしく、窓からはほんの僅かに明かりが滲んでいるくらいです。もともとそんなに窓からの陽光を期待出来るような立地と造りではありません。そんな暗い店なので、時々差し込む外の光がやけに神々しく暖かに見えるものです。なんだかモグラみたいですね。

 また今日辺り雪が降るかもしれないな。溜息をついて、扉の向こうに見えるそれぞれの色ガラスの色をした雪の溶け残りを見遣りました。日照時間の短い暗くて寒い裏路地には、まだたくさん雪が残っていました。

 僕が彼方此方のランプを灯して回っていた時、外国の子どもみたいなあどけないショートカットの髪をした可愛らしいブレザーの制服姿をした女の子が、些か不機嫌そうに眉間に皺を寄せて騒々しく入ってきました。

「ちょっとーマスター! 聞いてよー! ママったらねぇーー」

 同じ裏路地にあるバーを経営する美和子さんの一人娘、高校生の彩子ちゃんです。

「ママったら、また男を連れ込んでたのよ!有り得ない!朝起きたら知らない男がキッチンに立って朝ご飯作ってんのよ!」

 彩子ちゃんは今年受験生。お母さんの美和子さんはこの界隈でも有名な腕利き美人バーテンダーです。そのせいか、まるで日替わりのように変わるボーイフレンドの噂が絶えない女性でした。

「おやおや。でも今回の人は料理も出来るなんて良いじゃないですか」

「良くないわよ!それならそれで、ちゃんと紹介ぐらいして欲しいわよ!同居してる娘に無断で勝手にいるのよ!信じらんない!本当にママにはついていけない!」

 彩子ちゃんはかなりご立腹です。彩子ちゃんの本当のお父さんは、彩子ちゃんが小さい頃死別してしまったと聞いた事があります。それから美和子さんがすぐに再婚したお父さんは最悪だったとも。それに懲りて、美和子さんは増々社交的になり解放されて、誰とも二度と結婚する気はなくなったのだと、以前ご本人が酔っぱらって店に立ち寄ってくれた時に珍しくこぼしていました。

「あたしは、もう何があっても男なんて信用しないの。男に食わされて生きてくなんて惨めったらしくて嫌よ。男に気を使って生きていくのも嫌。あたしはあたし。好きにするわ」

 色っぽい泣き黒子が目立つとろんとした眼差しで、美和子さんは誰に向かって言うともなく愛用の塗りの煙管から立ち上る煙のように実にひっそりと言ったのです。僕はその様子を眺めながら、成る程、彼女のこの怪しく不思議な雰囲気に引き寄せられて後から後から相手が次々と現れるんだなと納得しましたっけ。その位美和子さんは魅力的な女性でした。

 それにしても魅力的な美しい女性は一様に、人を引き込み虜にさせてしまう独特の世界をそれぞれ持っているのだなぁ・・・と、煙管から立ち上る煙をあたかも羽衣のように纏って席を立ち自分の店に帰って行く美和子さんの後ろ姿を見つめながら、僕は改めて関心させられました。

「ママと一緒に暮らすのはもううんざり! 寮付きの遠くの大学受けて絶対出てってやるから!」

「まあまあ。落ち着いて」

「ママの自分勝手な我が儘にはあたしはもうついていけないの!来年受験で必死になって猛勉強しなきゃいけないのに、自分が遊びに行きたいからって勝手に店をあたしに任せてどっかに消えちゃうし!あたしは水割りしか作れないのに!カクテルだって簡単なものしかわからないのに!」

「それでちゃんと営業出来ているんですから、大したものじゃないですか」

「アルバイトのジョンソンがいるから保っているようなものよ。で、も、あたしはバーテンダーになりたいわけじゃないの!勉強したいの!ママはちっともわかってくれない!」

 不意に若い頃、親に反発してばかりいた昔の僕を思い出して笑ってしまいました。確か同じような事を言っていましたっけ。『親は僕の気持ちをちっともわかってくれない!』だけど、反対していた大学に進んだ時は仕送りをしてくれて、学生結婚して中退して働き始めた時も何も言おうとはしませんでした。ただ、黙って見守っていてくれました。今思えば、僕はかなり親不幸な息子だったと思います。いつの時代も親の気持ちは子どもにはわからないものなのですね。

「美和子さんなりになにか考えているのだと思いますよ」

「みんなそう言うけどね。ママの頭の中は、楽しく飲んだくれて、適当に店をやって、男の人と遊んでついでにセックスする事でいっぱいなのよ!外見に騙されて誰もわかっちゃいないの!バカみたい!」

「本当にそうでしょうか?」

「そうよ!決まってるわ!それ以外に何があるの?!」

 そのあまりの勢いに、僕は答えに詰まり何も言えなくなりました。若さと言うものはそれ自体でもパワーのあるものです。それに更に的確な批評が加わればほぼ向かう所敵なしなのです。特に女性は本当に迫力があります。怖いくらいです。

 彩子ちゃんはホットミルクとビターチョコレートを交互に口に入れながら、参考書を幾つか広げて、片っ端から読み耽り、必要とあらばマーカーで線を引き、それをノートにまとめました。そんな事を実に3時間程やっていたのです。僕がお昼ご飯のハム卵サンドを出した事すら気付かないくらいの集中力でした。本当に大学に行きたいのだなぁ。と感心しました。

「あ、これ食べたら行かなきゃ。友達のお姉さんに家庭教師頼んでるの」

「へぇー 家庭教師ですか」

「うん、そう。ママには内緒でね。あたしのおこずかいで教えてもらっているの。ほら。あたし、店に出てるから、代わりにおこずかいとしてかなり多くママに貰うようにしてるの」

「しっかりしてますね」

「そうそう。貰うとこはきっちり貰わないとねー。じゃ、マスターご馳走様」

 ベビーピンクだとかミントグリーンだとかレモンイエローなんかの淡色がたくさん編み込まれたふわふわのマフラーを巻くと、鼻がつんとするような寒さをものともせずに、黒のローファーに黒のハイソックスだけの素足に短め丈に詰めた制服のチェックのスカートを翻して彩子ちゃんは軽やかに出て行きました。



 それから何日か経った午後。解け残った雪の残骸のような高積雲が散らばった久しぶりにすっきりした高い青空にだったので、僕はチョコとナッツなんかがたっぷり入った大きなクッキーを食べたくなって黙々と焼いていました。店内は濃厚な甘く芳ばしい香りが広がって、開け放たれた窓からは溶け残った雪も手伝いしんとした冷気が入り込んできていました。

 彩子ちゃんの勉強は進んでいるのかな? 甘い物は脳の栄養だから焼き上がったら差し入れに持って行ってあげようと思いながら、流れているThe Bandを口ずさみ洗い物をしていました。

「いやーー 寒っみぃ寒っみぃーー」

 シゲさんがいらっしゃいました。いつになく防寒です。外に出ている部分がないので声で判断するしかありません。

 ボンボンがついた白と黒と灰色が混ざって編み込んであるニット帽を目深に被って、何倍も大きく見える鶯色のダウンをしっかり着込み、登山用みたいな厳つい黒いズボンに、分厚い焦げ茶色のマフラーをグルグル巻きにして、同じ色の手袋をして、マスクにサングラスまでかけています。まるで銀行強盗みたいなシゲさんはカウンターに座ると一枚一枚それを外しにかかりました。すっかり原型に戻るまではかなり時間がかかってました。なにしろ、僕がカフェオレをお出しする方が先でしたから。

「こうくそ寒くっちゃ、外に出るのも億劫になっていけねーや」

「そうですね。まだまだ寒さが続くみたいですよ」

「まぁ、こっちの寒さなんざ京都の寒さに比べりゃ、屁みたいなもんだ」

 熱々のカフェオレを真っ赤な顔をしてシゲさんは一口飲みました。

「京都にいらっしゃってたんですか?」

「おう。この間な。俺の孫娘が京都大学に行ってるからな、心配症の娘の付き添いでちょっとな」

「いいですねぇ。冬の京都も乙なものでしょう」

「おうよ。もう一面雪だらけでな、盆地なもんだから恐ろしく冷えやがる。なのに地元のおばちゃんや巫女さんやなんかは平気で薄着で歩き回ってたぞ。ありゃーもう体がそうなってんだな。きっと」

「慣れなんでしょうね」

「いや。それだけじゃねーと思うな。京都に住んでる人間は元都だった時からの古い家柄が多い。プライドが高ぇのさ。昔ながらの伝統をきっちり守っていやがる。だからあーやって独特の街として今も息づいているんだがな。やっこさん達はボコボコ厚着するのはあんまり好きじゃねーんだろうと俺ぁ思うね。なんつーのか神聖みたいじゃねーから?」

「成る程。何となくおっしゃられている事、わかります」

「な。ま、それはともかくとして、俺の孫娘がこれ又変わり者でなぁ・・・可愛い顔してんだけど無愛想でいけねーや。ママ、また邪魔しに来たの?!とか何とか言ってな」

「しっかりしていて頼もしいじゃないですか」

「まぁな、ただあんまりそっけなくしやがるもんだから逆に娘が落ち込んじまって面倒臭いのさ。ちっとは優しくしてやれよって言うんだけどな」

「お孫さんとは仲が良いんですね」

「まぁな。ユキは小さい頃から俺の後をくっ付いて回ってたから、飲みに連れてったり競馬に連れてったり、パチンコなんかにも連れて行ったな。よく2人で遊んだもんさ」

「ユキちゃんって名前なんですね。可愛らしい」

「だろ? ユキは俺が言うのもなんだけど、頭も良いし可愛いし自慢の孫だ。高校で奨学金を貰ってたんだけどな、それも勉強しながらバイトして卒業するまでに全額返したんだ。それに大学も特待生だ。俺が言うのも何だけどな、出来の良い孫だよ。今回も忙しい中色々連れて行ってくれたんさ」

「そんな良いお孫さんがいるなんて、嬉しいですね」

 シゲさんは含み笑いをして照れながら少し湯気があがるような顔になって、カフェオレを一口啜りあちぃーと言いました。子どもは一番近い親には素直になれなくても、その1つ跨いだ祖父祖母には素直になれるんですね。妙にお似合いのシゲさんとユキちゃんが連れ立って遊びに出掛けて行く微笑ましい図が浮かび、何だか温かい気持ちになりました。



 お隣に植えられている椿の花が開き始めた頃、美和子さんの店で大変な騒動が起こりました。

 どうやら、いつもと変わらずに彩子ちゃんに店を任せて遊び行ってしまった美和子さんに彩子ちゃんがとうとう爆発してしまい、お客様がいる前で取っ組み合いの大喧嘩をしてしまったらしいのです。

その場にいたお客様とアルバイトの男性に取り押さえられて何とか静まったものの、彩子ちゃんの怒りは収まらず自宅の自分の部屋に閉じこもってしまったと言う事でした。彩子ちゃんは受験勉強の追詰めで連日明けても暮れても勉強ばかりして、ろくにご飯も食べてない状態だったらしいので、かなりストレスも溜っていたのだろうと、僕にその事件を気の毒そうに知らせてくれた2つ隣のスナックのママさんが言っていました。僕は彩子ちゃんが心配になって、店が終わると急いで彩子ちゃんの好きなサンドイッチとビターチョコレートを持って美和子さんのお店を訊ねました。

 美和子さんはいつもと変わらず笑顔でテキパキと仕事をしていました。ちょうどカクテルばかりを頼む若者の一団がいたのです。美和子さんのお店に初めて入った僕は、おずおずとカウンターの端っこに腰掛けました。美和子さんがすぐに気付いて、ちょっと待っててと目で合図を送ってきました。僕はアルバイトらしき背が高くて金髪の目が青いビー玉みたいな外人男性にウーロンハイを頼んで、ミックスナッツと一緒にぎこちなくチビチビやっていました。この人がジョンソンさんだろうか?

「お待たせしました。珍しいわね。でも、来てくれるなんて嬉しいわ」

「いいえ。どういたしまして」

「あたしも飲んでいいかしら?」

「どうぞ。あの・・・彩子ちゃんはその後どうですか?」

「彩子? 相変らず部屋に籠りっきりよ」

「ご飯は?」

「さぁ・・・作っておいといても食べないのよ。でも、冷蔵庫の中の物がなくなったりしてるから、あたしがいない時に適当に食べてるんじゃないかしら」

「そうですか。これ、僕から差し入れなので渡して下さい」

「あら、そうなの? やだ、ありがとう。気を使わせてごめんなさいね」

 バックヤードの棚から小さなグラスを出して、美和子さんはゆっくりとテキーラを注ぎました。

「彩子ちゃん、勉強はかどってますか? もうすぐ受験ですよね」

「え? 何の事?」

 不意に美和子さんのグラスを口元に持って行く手が止まり、驚いたように僕を見ました。

「え? いや。もうすぐ受験だから、彩子ちゃん大学に合格するんだって必死に勉強してたから・・・あの・・・もしかして、ご存知ないんですか?」

「全然知らないわ。あの子、大学に行くって言ってるの?」

「ええ。もうかなり前から必死に勉強してましたよ。僕の所にもよく午前中に来ていて、友達のお姉ちゃんに自分のおこずかいで家庭教師を頼んでいるからって」

「何それ。あたし知らないわ」

「そうだったんですか・・」

「だってあの子、いっつもそういう話になると、ママには関係ないでしょとか言って怒って全然話にならないのよ。そのくせお金ばっかりねだってきて。そんな事に使っていたのね」

「彩子ちゃんは早く自立しようとして必死みたいですよ」

「そう・・・」

 そこまで言うと、美和子さんの顔色が沈みました。親子のコミュニケーションが全く取れていなかったんだろうな。なまじ同性だと難しいのかもしれない。ふと、美和子さんが優しく呟きました。

「ねえ、なにかかけるわ。何がいい?」

「Holly Cole Trio、ありますか?」

「もちろんよ。あたしも大好きだわ」

 店の片隅は盛り上がった若者達が色とりどりのカクテルを片手に騒々しく活気づいています。Holly Coleの歌声に混じって、美和子さんの吸う煙管から流れる煙が穏やかな薄紫色に見えるのでした。



 頑固に残っていた裏路地の雪もすっかり解け、幾分和らいだ寒さの中徐々に春の気配を感じ始めた、ある日のお昼過ぎ。店はちょうど遅い昼休憩を取りにきていた渡部さんのお師匠さんがナポリタンを召し上がっていらっしゃいました。

「んーー 美味しいわねこれ。本当に美味しい」

「ありがとうございます。お褒め頂き光栄です」

「お昼は、よくSwallowでパン買って食べるの。あそこの胡桃スコーンとレーズンパンが好きで。美味しいもの作る人は良い仕事してるのね。んーー 美味しい」

「うちでサンドイッチに使っているパンがSwallowのですよ」

「あら、そうなの。なら、次はサンドイッチを食べなきゃね」

 お師匠様はほっぺを幸せそうに膨らませて、ニコニコニコニコ始終笑顔で召し上がっていられました。まるで蒲公英みたいな方だなぁと勝手に思ってしまいました。すると扉が開いて、制服の上から紺色のコートを着た彩子ちゃんが飛び込んできました。

「マスター!聞いて聞いて!あ、ごめんなさい・・・」

 お師匠ように気付いて慌てて謝る彩子ちゃん。しっかりした女の子です。

「いいの。あたしはもう食べ終わるの。気にしないで」

 蒲公英の笑顔でお師匠様は優しく言って、又ナポリタンに戻りました。彩子ちゃんは照れて林檎みたいに真っ赤になりながらお師匠様の1つ隣の席に座りました。

「あ、ありがとうございます。あの、マスターあたしにシナモンがたくさんかかったチャイ下さい」

「はい。かしこまりました」

 今日は確か大学の合格発表の日だったと気付いたのはチャイが出来上がってからでした。

「マスターには本当にご心配をおかけしました。あたし、無事に受かりました」

「そうですか。おめでとございます!」

 横で聞いていたお師匠様も嬉しそうに彩子ちゃんの方を振り返りました。

「あらあら!おめでとう!何処の大学に行くの?」

「国立大です。あたし学校の先生になりたいから」

「素晴しいわ!頑張ってね!じゃ、あたしはこれで。ご馳走様でした。素晴しい昼食をありがとう!」

 お師匠様は春のような余韻を残して病院に戻って行きました。

「あのね、マスター・・・あの後、ママと話したの」

 僕が片付け物をしていると、彩子ちゃんが口に手を添えて小声で話してきました。

「それは良かった。和解しましたか?」

「うーーん・・・多分ね。ママはあたしに店を引き継がせるつもりだったらしいの。今は不況の時代だから店を持っていた方がなにかと強いって考えてたみたいで。ママ、元々雇われ店長だったけど、今年になってあそこの店を正式に買い取ったの」

「成る程。美和子さんの言う事も一理ありますね」

「うん。でもあたしは学校の先生になりたいからって言ったの。そしたらママ、あっさり良いんじゃないって言ったの。だけど今度から話はちゃんとするようにしてって言ってた。そうよね。親子なんだし。あたしがママの事理解出来てなかったように、ママもあたしをわからなかったのよ」

「存在が近過ぎると、気付きにくい事や自分勝手になってしまう事がよくありますから」

「うん。そう」

 彩子ちゃんはチャイをシナモンスティックでかき混ぜて、ゆっくり啜りました。温かい春の日差しが路地裏にも差し込んできているらしくて窓から光のすじが入ってきていました。そのすじの中で埃がキラキラ舞っていました。彩子ちゃんがぽつりと言いました。

「あたし、ママの事、ちょっとだけ誇らしく思ったんだ・・・」

 その言葉を聞けただけで充分。僕は彩子ちゃんの大好きなビターチョコレートを静かに置きました。ではまた。

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