第4話これからどうしよう
(マジで、これからどうしよう。とりあえず家に戻ったら聖属性の魔法使えるか試さないと。あとムッチャすすって食べたからパパ凄い怒ってる)
「全く、2人にしてくれたから良かったものを・・あんな行儀の悪い食べ方して・・もし貴族様に見られでもしたら・・」顔面蒼白で怯えながら怒っている姿は少し滑稽にも見える。悪いのはわかっているため「ごめんなさい」と謝罪を口にする。
しばらくして、ドアベルの音が鳴り数秒後にリュリが入室してくる。「お味はいかがでしたか」となげかけ、パラリマは慌てて立ち上がり「え、えっとうまじゃなくてお、美味しかったです」と応える。
「それは良かったですわ。これは謝礼の印ですわ」
「あ、ありありあありがとうごございいましゅ」
そういわれ元々もらう予定の金貨を受け取り、2人はヒストを出る。ナデットは終始無言になってたことにリュリは気づかなかった。
「結構お腹いっぱいになったな、それで屋台はどうする?」もともと王都の屋台も味を見る予定ではあったがさすがのナデットも衝撃の事実とラーメンを食べた後では食欲も「食べる」なくならなかった。
「そ、そうか。わけえやつの胃袋は凄いな」パラリマも若干引いていたりするが、我関せずとカステラやわたあめを食べている。これだけ食べられる自分に実はナデット自身も驚いている。
「落ち着いたか」「うん」さすがに全制覇はしないものの見てるだけで胃もたれしそうなくらいは食べていた。
「そ、そうか。まぁ、宿を取って一泊したら帰るぞ」「はーい」
(聖属性の治癒魔法で胃もたれ直せるか試したら普通に治ったし、魔法使ったらお腹減った、燃費悪くない?)こっそりと試していた。
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