第8話 金銭管理代行

私には金銭管理能力がない。少なくとも、なくなる時がある。危険だ。叔父の勧めもあり、私は社会福祉協議会がやっている金銭管理サービスを受けることになりました。このサービス、生活保護受給者は無料です。

年金が入る口座の通帳と印鑑を渡しました。小口用の口座を作りました。光熱費をすべて自動振替にしました。最初は、毎週水曜日に8000円が小口の口座に振り込まれることになりました。厳しかったです。土曜日には無くなりました。すっかり、無一文に慣れてしまいました。1日絶食。それが当たり前になりました。

地域活動支援センターで友達が出来ました。毎日のように、家に遊びに来てくれました。それも、ハイボールというお土産付きで。お陰様で、私はアルコール依存症になりました。

食べないと。配食サービスを利用したこともあります。しかし、量が少ないなど不満があり半年と続きませんでした。

また、B型事業所に通いはじめました。1食100円の昼食が魅力でした。しかし、1年で躁転し喧嘩になり辞めました。

いろいろありました。原因不明の体幹機能障害。1年にわたる下痢と便失禁。もう、ボロボロです。

今は、借金も返し終わり、月水金土の各3000円。週1万2000円で暮らしています。苦しいです。酒もタバコも辞めていません。

それにしても、日本の福祉は凄いですね。当事者でないと分からないことが多いです。

生活保護になって良かったのか。それは何とも言えません。過去を振り返ると、いま、こうして一人暮らしをしていることが不思議でう。永久入院でも、おかしくなかったと思います。さて、次は何をかきましょうか。現在の生活の実態ですかね。ぼちぼち行きます。

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