第二章4「翼竜と竜王」
その人は、苦し紛れに喉を震わせて漸く言葉を絞り出した。
「なに、これ……!」
いつもの執務室の椅子の上で身悶えている女性は、とうとう堪えきれなくなったのかいつもより少しだけ騒がしい声でケラケラと笑い出した。下品に口を開けて大笑いをしているその姿は、不思議と気品が溢れており、その人の神聖さを損なうことはないのが口惜しいところである。彼女のこういう所が、彼女を彼女たらしめる要因であるのは間違い無いのだが、今はどちらかというと、そんな清らかさよりもいっそのこと笑い飛ばして欲しかったと考えるのは、執務机に寄りかかるその人の忠実なる黒き従者であった。
巫女は、目の前の机上に鎮座している白銀の美しい角の生えた頭蓋骨を指で示しながら、お腹を抱えて只管に笑っていた。
「上位の
「そんなの分かってるわよ……あはははっ! 本当に貴方の影ちゃん達は可愛らしいわね」
自身の影が誇らしげにそれを贈ってきた時の場面を思い浮かべながら、今もまだ腹を折り曲げて笑い続ける主に対してどうしたものかと滑らかな溜息を吐いた彼女の影は、構わずに話を進めることにしたようであった。
「貴女が考えていた通りになった事は確認出来ました。やはり、彼女を追って何種類かの魔物がエルフの森から移動していた様ですね」
「はぁ、面倒な依頼を押し付けられたもんよね」
漸く落ち着いてきたのだろう巫女が要求するのと同時に、側に控えていたルティルが彼女にお茶を渡す流れはごく自然に行われる呼吸のようであった。
「知られたくない事は只管に隠すのが神殿のやり方……今回もそういう事と言うことか」
得心が行ったとの影は、隠された下で主の言葉と同じ表情をしていた。面倒、という考えは彼も同じであった。
「ねぇ、やっぱり潰したら駄目かしら?」
「少し買い物にでも行く様な言い方で国を一つ消滅させる発言をするのはお控えください」
影は腕を組みながら呆れた様に己の主を見遣った。冗談だと言わんばかりに肩を竦めてから、その人はティーカップの中の香り高い液体を一口楽しんだ。かちゃっとソーサーの上にティーカップを戻した彼女は、楽しそうな口ぶりで己の侍女に問いかけた。
「彼女は何を信仰してるのかしらね?」
「少なくとも巫女様と同じではないのは確かです」
答えを返す侍女は至極無関心であった。どうやら、彼女の侍女もまた彼女の扱いに長けている様で、その無関心ながら確信を突いた返答は主の望み通りであった。笑みを深めたその人は再びティーカップに静かに口をつけることで、従者の忠実性を受け入れた。
控える影は、主の持つそれから漂う香りが月桂樹であることに気付き、あの鉄仮面を貼り付けた同僚がその意味を知っていて用意していたのかと思い、彼女もまた食えない人物であることを改めて認識したのであった。
「良い人材を教えてくれて嬉しいわ」
優雅な仕草とは真逆に思えるその下卑た笑顔を知るのは、この場にいる彼女の忠実な従者達だけである。
順風満帆、大きな戦闘は無くハルト達。今までの様な危機的状況にも直面する事なく、気付けば二つ目の難所である、ワイバーンの生息する岩地【翼竜の故郷】へと差し掛かっていた。
「本当に岩しか無いんですね、ここって」
馬車から降りた冒険者達の目には誰かが均したのであろう土の車道の斜面が真っ直ぐに伸びている。その頂点にはうっすらと鳥のような生き物が数匹、空を羽ばたいているのが確認できた。
「この岩山を越えれば、その先すぐが公国だ。万が一のために、俺とハルトが屋根の上で待機、リーシェは馬車の中で神官様を守ってくれ」
「それは良いけど……本当にワイバーン達は襲ってこないの?」
大した作戦を練るわけではなく此処まで来てしまったことに不安を覚えたのか、リーシェがハインツに問いかけた。彼女の不安は尤もであり、彼以外のその場の誰もが同じ気持ちであった。
「大丈夫さ」
何やら自信ありげに言い放つ彼に対してリーシェは溜息を一つ吐き、エルミナーニャの乗る馬車へと戻った。ハインツはずっとこの調子であった。途中の街で改めて作戦内容を確認することはあれど、目の前の岩山を越えるための具体的な案をハルト達に提示することは無かった。疑念と不安を抱くハルトとリーシェであったが、それに反してエルミナーニャは「ハインツ様が仰るなら」と、微笑みを浮かべて彼の作戦とは言えない策を受け入れていた。護衛される側がこうである以上、熟練の騎士に対して対抗策の提案もできない経験の浅い冒険者達がそれ以上の追求など出来る筈もなく、問題の場所まで来てしまったのであった。
屋根上へと上がったハルトとハインツを見てから、御者は馬達に対して軽く鞭をしならせた。小気味良い音と共に、彼らを乗せた仰々しい白馬車は土の路を進み出したのだった。
(ハインツさんは大丈夫って言ったけど……)
チラリと横に並ぶ己の教育係を覗き見ると、心なしか少しウキウキしているようにハルトには感じられた。例えばこれがハルトのように初めてワイバーンに会うという人物であれば、伝説の幻獣である
山頂に辿り着く手前で、漸く翼竜達の姿がはっきりと捉えることが出来た。それは、ハルトが想像していた以上の存在であった。
(す、すごい……)
力強く飛び交うその姿は勇ましく、退化したであろう小さな手が付いた大きな翼で優雅に大空を舞っていた。時々開かれるその口からは今まで見たどんな魔物よりも逞しく鋭い歯が見え隠れし、炎を帯びた息を吐いていた。退化した手とは反対に、勇ましい脚には掴んだ物を離さないと言う強い意思が感じられる様な立派な爪がその存在を主張していた。鱗は水浅葱色を帯び、陽の光に照らされることで輝きを増し、龍の一族と言うのも納得の姿であった。
事前の情報通り、彼らは侵入者である筈のハルト達を一瞥することはあれど、襲いかかってくる様子は特に無かった。それぞれの個体が彼らをじっと見つめ、次の瞬間には興味を失ったかのようにふっと視線を外す。それの繰り返しが暫し続いた。襲われる心配は無さそうだということが分かっても、翼竜の勇ましい姿を視界に入れてしまうとどうしても緊張感を覚える一行であったが、しかしそんな中、キョロキョロと何かを探すように辺りを見回す人物が一人。ハインツであった。
「ハインツさん、さっきからどうしたんですか?」
「いや、まぁ、ちょっとな」
思わず小声で問いかけたハルトに対し、漫ろな様子で返事をするハインツはやはりいつもと様子が違っていた。
そんな時、ふっと彼らの馬車が影に覆われた。何事かと思い皆後ろを振り返ると、今までに遠巻きに彼らを見ていたはずの翼竜の内の一匹が彼らの真上に姿を現したのである。
「うわっ!?」
ハルトは驚きのあまり思わず尻餅をついてしまった。その姿に驚いた御者達も思わず悲鳴と共に手綱を引いたため、馬車は急停止を迫られたのであった。
急な停止に皆がバランスを崩す中、ハインツはその翼竜を雷の如く激しい輝きを持ちながら静かに見つめていた。
現れたそのワイバーンは馬車の後ろに降り立ち、ハインツをじっと見つめていた。
(お、大きい……!)
襲われるのでは無いかとハルトは一瞬身構えるも、爬虫類の様なその瞳を正面から見た彼は、そこに宿る知性を感じたのである。さらには、そのワイバーンから敵意が全く感じられなかったとなれば、その未知の存在への恐怖が好奇心へと変化するのに時間は掛からなかった。
そう思ったのも束の間、次の瞬間ワイバーンが一声を上げ、なんとハインツに突っ込んでいったのである。
(危ないっ!)
思わずハインツを引き寄せようと手を出したハルトであったが、 彼の心配は杞憂に終わったのである。彼が差し出した右手が虚しく宙を漂った。目の前でその先で繰り広げられる光景にどうしたらいいか分からない彼の心情を物語っているかのように。
「はははっ、擽ったいぜ相棒」
ハルトの目の前には、じゃれつく様にハインツに擦り寄るワイバーンと、それを甘んじて受け止め嬉しそうにその鼻先を撫でるハインツの姿であった。
「あ、相棒!?」
一体どう言うことなのであろうか、彼と翼竜を見てオロオロするばかりのハルトは、騎士と翼竜の感動の再開を一人眺める事に徹するほかなかった。
馬車の中にも彼らのその声が届いていたようで、事情が飲み込めないリーシェが混乱の表情を浮かべる中、何かを思い出したエルミナーニャが、
「そういえば、ハインツ様は以前は竜騎士でございましたね!」
ポンと手を合わせにっこりと微笑んだ。そんな能天気とも思える神官の姿を見たリーシェは思わず大きく肩を落としてから、疲れた様な声で一言発した。
「そう言うこと、早く言ってよね……」
ハルトがその事実を知るのはもう少し後のことである。
「以前騎士団に居た頃、俺はこいつと一緒に【竜騎士部隊】に所属してたんだ。竜騎士部隊の竜ってのは此処に住むワイバーン達でな。野生の奴も勿論いるが、こいつみたいに有事の時に人と組んで戦ってくれる奴も居るのさ」
「じゃあ、ワイバーンが人を滅多に襲わないって言うのは——」
「訓練されている奴が多いからだ。あとは元々知能が高い生物だし、自分の敵かどうかの判断くらい出来るってことさ」
『相棒』との感動的な再会を終えたハインツは、惑いを曝け出すハルト達に対して説明していた。彼の妙な自信には、これらの根拠があったからであることをようやく知ることが出来たハルトは、ふと一人の人物を思い浮かべた。
(
彼の人はハインツが竜騎士であったことを知っていたのだろう。その上で、自分達に依頼したんだとハルトは気付いたのである。
目の前で、ハインツに甘えるように擦り寄る大きな翼竜と、嬉しそうにそれに応えるハインツを見て、今回は本当に何事も無く終えられそうだとハルトが胸を撫で下ろした瞬間、岩山の奥から地を裂くような咆哮が聞こえ、辺り一体に響き渡った。
「!?」
ハルト達だけではなく、周囲のワイバーン達もその異変を察知し、音の麓を確認するかのようにキョロキョロと周囲を見回すと、突如巨大な影が空に舞い上がった。その大きさは目の前の翼竜の倍以上はあり、この場の誰よりも巨体であった。
慌てて馬車から降りていたリーシェとエルミナーニャがその姿を確認すると、神官の顔は驚愕に染まった。
「そ、そんな……あれはまさか、【竜王ジラント】!?」
「竜王ってあの!?」
「なっ!? そんな馬鹿な!!」
(りゅうおう??)
ハルト以外の三人は理解していた様だったが、彼は初めて聞く名前であった。見たことの無いその姿は距離があっても分かるほど美しく、そして禍々しさを纏っていた。
「まずいな……まさか今の時代に存在してるなんて……逃げるぞ!!」
「はい!」
「えぇ!」
「え? あ、はい!」
声を揃えて返事をしてから馬車に素早く乗り込むエルミナーニャとリーシェ、思わず竜の王に見惚れていたハルトは一歩遅れて、馬車の屋根上に慌てて飛び上がった。
「アサギ、悪いが時間稼ぎを頼めるか?」
アサギと呼ばれたハインツの相棒の翼竜は彼の問いに一声鳴いて返事をし、周囲の仲間達と共にジラントに向かっていった。ハインツが乗ったのを確認してから御者達は急いで馬車を出発させたところを見ると、彼らもまた竜王の脅威を正しく理解していたようである。
この場でただ一人、状況がいまいち飲み込めていないハルトは、スピードを出している馬車にしがみ付きながら、彼に問いかけた。
「ハインツさん! 竜王ジラントって!?」
「あいつは数十年に一度しか現れないワイバーンの上位魔物だ! マナを蓄えた長寿のワイバーンが進化した魔物で滅多にお目にかかれる奴じゃねぇ! それだけならいいんだがな……」
喉を鳴らし唾を飲み込むハインツの横顔は、危機的な状況にも関わらずやや高揚している様だった。
「後ろのありゃ、多分
「ど、龍!?」
驚きのあまりこれ以上無いほど目を見開くハルトに、おうっと返すハインツの目には好奇の色が浮かんでいた。
「【ワイバーン】から【竜王ジラント】になったとしても、そこで一生を終える個体が殆どだが、【竜王ジラント】からさらにマナを蓄え生き長らえた個体は、【龍】へとさらなる進化を遂げると言われている。そんな個体は数百年に一度現れるかどうかのレア中のレア……俺達はどうやらある意味運が良いみたいだ」
遠く離れていても感じる禍々しい気配は、生命の息吹そのものなのだろうか。凄まじいエネルギーを秘めるその存在は、神聖な暴君のようで、相反する魅力を纏っていた。危険だとは分かっていても惹かれずにはいられない、そんな想いがハインツの顔にはっきりと描かれていた。
「す、数百年!? そ、それってめちゃくちゃ凄いことじゃ!?」
「あぁ、だがな。通常のジラントですら凄まじいマナを持っているってのに、その最終形態の奴ってなると、その潜在能力はS級魔物以上だ」
「え、S級!? それってやばいんじゃ!?」
「だから逃げてんだろーが!」
ハインツの話を聞いたハルトは、伝説上の生物だと思っていた龍にほど近い存在に対して好奇心を隠すことなく露わにしていたのだが、その力の凶暴さを説明されてしまえば、ただただ喜ぶだけでは居られなくなったのである。
「幸い、此処のワイバーン達が俺達に協力してくれそうだが……奴が一発でも【猛毒咆哮】を放てばここいら一帯がお陀仏だぜ……!」
「一帯って……ええぇぇぇぇ!?」
思っていたよりも深刻な事態であることに漸く気が付いたハルトの叫び声が、先に岩山一帯に響き渡る。彼の中にあった安堵は、自身の咆哮によって粉々に砕け散ったのであった。
下り坂で勢いが付いた馬車は、今にも壊れそうな音を立てながら猛スピードで岩山を駆け抜けていく。翼竜達が竜王の相手をしていたお陰か、幸い彼等に大きいな被害は今の所見受けられなかった。岩山の出口が辛うじて確認できるようになった場所に差し掛かった時、その出口の向こう側に穏やかに広がる草原と国境であろう壁が一行の目に入った。さらにその向こうには王都であろう存在がうっすらと確認できたとき、ふとハルトは気付いたのである。
「お、俺達がこのまま逃げ切れたとしても、ジラントが公国の王都まで行く可能性って……!」
「勿論あるだろうなっ! だが、俺達は手出し出来ねぇ!」
「どうして!?」
「ジラントは【聖獣】だっ! 公国の人達からしたらあんな物騒な存在でも吉兆のシンボルなんだよ! おいそれと討伐出来るもんでもなければして良いもんでもねぇ!」
ハインツに言われて振り返ったハルトの視線の先には、禍々しいヴェールを纏ってはいるものの、他の翼竜とは違い崇めたくなるような清らかさを帯びているのは間違いなかった。
「だけど……このままだと俺達だけじゃなくて此処のワイバーンや下手したら公国まで!」
「分かってる! だが、無理なものは無理だ! 公国からの正式な討伐許可がない限り、俺達は手を出すことが出来ねぇ! 大体、お前はD級になったばかりだろ! あんな奴相手にしたところで何が出来るっ!」
彼の言うことは至極真っ当である。D級になったばかりで武器も碌に揃えていないハルトにS級を相手にするのはどだい無理無謀な話であった。
騎士の告げた言葉が、冒険者の少年の心を大きく揺るがせた。人々の、多くの生命の危機を前に何も出来ない事が悔しいのか、馬車に掴まっていた彼の手に力が入る。そして彼は決断した。
「それでも……それでも! 俺は【冒険者】です!」
「!!」
強い意志を感じる眼をハインツに向け、ハルトははっきりと言い切った。
「『いつ如何なる時でも危険が付き纏う冒険者』は、つまり守る立場でもあるんですよねっ!! それなら、俺は【冒険者】として、今、あいつと対峙しなくちゃならない!!」
「ハルト……お前……」
じっと自分を見つめる彼に驚いた顔を向けるハインツは、己の心内を辿っていた。
騎士という柵から逃れたくて、冒険者になった筈だったのに、常に頭の中には『騎士であれ』と言う言葉が住み着いていた。それを悪いことだと決して思うことはなかったが、どこかで冒険者としてブレーキを掛けていたのは確かだった。規則の中で何かを守ることよりも、自由な自分だけの生き方の中で何かを守る方がよっぽど大変であることをどこかで分かっていたからだった。規則の中に居た時はそれを窮屈だと思いながら、いざ自分に全てを委ねられる『自由』を手に入れた途端、その難しさに苦しみ、騎士という身分を盾にして求めていた自由からさえも逃げていたのである。
冒険者という自由な存在は、ただ単に好き勝手が出来る存在というわけではない。その好き勝手が許されている事情を知り、その上でその権利を様々な場面で行使するのである。勿論、自由であるが故に彼らには義務は無い。
だが、ハルトという冒険者に成り立ての少年は、【冒険者】の役割をこの場の誰よりも正しく理解し、そして勇敢な心で以て
ハインツは、目の前の自分よりも幼く経験も遥かに乏しい自分の後輩に、冒険者という存在の本質を気付かされたのであった。
あれだけ頼りなかった彼のどこにこんな『強さ』が潜んでいたのか、と思わずふっと笑みを溢した騎士は、決意を込めた眼でしっかりと彼を見据えた。
「そうだな、俺たちは【冒険者】だ!!」
その眼には、既に迷いなど無かった。
馬車の中から会話を聞いていたのだろうリーシェはやれやれといった顔で首を振った後、自身の杖を強く握り込んだ。そして、姿の見えない二人の冒険者と同じ眼を携えて、神官へと言葉を投げかけた。
「悪いけど、
馬車の窓を開けたリーシェは、その窓枠に足を掛けながら振り返ってエルミナーニャに不敵な笑みを向けた。
「【神官様の護衛及び竜王ジラントの撃退】ってねっ!」
軽々と馬車の屋根上に向かった冒険者の姿にエルミナーニャは一瞬驚きの表情を浮かべるも、彼女特有の穏やかさを以ってその姿を見送った。
「どうか、冒険者の方々に御加護がありますように」
そう呟いた彼女の身体は、淡い光に包まれた。
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