第一章13「未知への好奇心」

 嵐のようなトンデモ邂逅を終えたハルトは、漸く普通の冒険者としての一歩を踏み出したのであった。彼のギルドバンクとアイテム保管庫の中にある、ランクにそぐわない金額と代物が預けられている事以外はであるが。


「ハルトちゃん! このパン、三番街のオスカリさんの所に届けてくれないかい?」


「もちろん! お安い御用っすよ!」


「ははっ! 頼もしくなったねぇ!」


 ここ最近でハルトが親しくなったイダスタ集会所近くのパン屋のおばさんの依頼を受けて、ハルトは一人東エリアの街中を、焼きたてパンを抱えながらしっかりとした足取りで歩いていた。彼の顔に弱々しさなど無かった。未熟さは滲んではいるものの、それは不安を煽るものではなく、彼の余白を感じさせるプラスの要素としてのものである。

 ここに至る彼の行動を少し振り返ってみると——。


 ハインツの指導の下、ハルトはEランクの簡単なクエストから着実にこなしていった。なんだかんだと面倒見の良いリーシェも時々一緒になってハルトの指導に当たってくれたのは、彼にとっては喜ばしいことである。

恐らく、は彼らの中で不思議な団結力を生み出したのだろう。あれ以来、訓練以外でも何かと一緒に行動することが増えた三人は、着実に仲を深めていた。固定パーティに間違えられることもしばしば、その度に三人は揃って首を横に振るので、その息のあった姿に余計に疑問に思われるのがここ最近の定番になっていた。



 ここで、ハルトがこなしたクエストを一部紹介するとすれば、先程の街中でのちょっとしたお使いを始め、薬草などの採取やE級魔物の討伐が想像しやすいであろう。頭に浮かぶ光景に、大きな違いはないと仮定して話を進めたい。実に容易なクエストであるという共通認識が生まれている筈である。

 だが、これらの簡単そうなクエストにしても、実際はそう簡単にいくものではない。見たことの無い草花の中から特定の種類を探し出すことは意外にも難しいし、出会った事が無い生物の生命を、訓練と称して奪い取るという覚悟も必要である。この国の見習い制度が好待遇でありながら敬遠されがちなのは、こうした簡単そうなクエストの、さらに踏み込んだ内容が原因であった。

 それは、これらのクエストで手に入れた素材を自らで消費させるというサバイバル訓練のことである。薬草なら使える部位、魔物であれば捌き方から調理方法まで、生命を搾り取る如く食用としての処理方法までがカリキュラムに含まれているのであった。

 生き残るために必要な技術であるのは間違いないのだが、ここまでを必要としない者が多い。皆、冒険者の上辺のきらびやかさだけを享受したいのである。確かに、これらの技術に関しては専門家が存在しているため、全てを冒険者一人の力で行う必要に迫られる状況になることは少ない。

 そのため、生き残るために地を這いつくばって命を繋いでくれる儚い草花を探し出し、生き残るために獣達の生命を奪い取り、さらにはそれを己の糧とする泥臭くて生臭い行為に、見て見ぬ振りをしたいという輩が殆どであった。この行為の必要性に気付ける者は、実際に己の生命の危機に直面した事がある者だけであり、その時になって初めてこの制度が実に過保護であるということに気付くのである。それを選ばなかった後悔と共に。


 幸か不幸か、ハルトは見習いの身でありながら、その危機に既に直面した経験があった。冒険者に対する彼の並々ならぬ拘りも相俟って、彼は一見簡単とも思える生残率向上チュートリアルクエストの一つ一つに真剣に取り組んだ。その姿勢のお陰もあり、ハルトは着実に冒険者としての腕を上げていったのであった。彼の持つ【魔眼】を含めた【スキル】の成長はもちろんのこと、扱いが分からず腰元の飾りと化していた剣の振り方も、二、三日もすればEランクの魔物一匹であれば、彼一人でも相手が出来るようにまでなったのである。

 彼にとって未知の力であった【マナ】についても、専門家であるリーシェと、実践経験豊富なハインツからそれぞれ知識を与えられることで、その力の使い方を少しずつ覚えていった。そのセンスはどうやらハインツ寄りらしく、彼が器用に魔術を放てるかどうかは未知数である、とだけ記しておこう。また、サバイバル訓練の方に関しても、技術面ではやや課題が残る結果となったとも。彼の今後の成長に期待したい。

 こんな風に冒険者としての基礎的な訓練を受けて過ごす内に、無事に【見習い】から【E級】へと昇格したハルトは、晴れて一人前の冒険者の仲間入りを果たしたのである。

 それは、ハルトがこの国に着いてから一ヶ月後のことであった。


 

 その間、彼の人あのひとと出会うことは殆ど無かった——訳がなかった。


「やぁ、ハルト少年」


 ハルト少年、ハルト君、少年、貴方——。

 様々な呼び名で彼に声を掛けてきた巫女という人物。彼女はいつ政務をこなしているのだろうかと思わされるほど、頻繁に街中を彷徨いていた。時には集会所、時には馴染みのパン屋、時には訓練中のトラウマの森の中。あらゆる場所で彼女と出会い、ちょっかいを出されることもあれば、軽い反応だけで終わる日もあった。彼女はこの都の景色にあまりにも馴染んでいたのである。

 逆に、女王陛下と姫殿下に関してはこの一ヶ月で彼は一度たりとも再会などしなかった。ハルトは数回、巫女とのたわいのないお茶会に誘われた際に王城を訪れたが、神々しい彼女達の気配は一切感じられなかったのである。あの日が例外であったのだろう。

 ちなみに、彼が二度目に王城を訪れた時、ハルトはあの場所のを再び城門まで迎えに来てくれたカヤラからあっさりと教えてもらった。

 彼が、一度目に訪れたときとはあまりにも異なる姿を見せた庭園に対して驚愕と溢れるほどの疑問を覚えた時のことである。


「え、は、空に……え、お城、え?」


 二度目に彼が足を踏み入れた王城庭園には、奇妙な世界が広がっていた。頭上には逆さまの大地が広がっており、空が消え失せていたのである。見えない鏡を挟んだ様な逆さまの世界。上からの世界が堕ちてくるのではないかと思わされるほどの重圧感。


「今日は、【捻れた鏡の世界】だね。僕達はこっちが本物だけど、お城はあっちが本物」


 カヤラがあっちと示したのは、頭上に聳えるアーレトン城。訳もわからず彼の魔術で城内まで一気に移動したハルトは、一瞬逆さまの世界に立った気がして思わず頭から転げ回ったのは記憶に新しい。

 どうやら複雑な魔術の掛け合わせにより護られた王城庭園は、毎日景色が変わるらしい。


「この国のが護ってくれているらしいよ」


 曰く、この魔術を施している人物を知るのは、術を掛けているだけらしい。これほどの複雑な魔術を操ることが出来る人物などそう居ないとは思うが、兎に角、その人物に対しての追求は許されていないし追求されたところで以外にその答えを知る者など居ない為に、そもそも誰も追求出来ないのである。お堅い言い方をするのであれば、といったところであった。

 もう一つ付け加えるとしたら、三回目にハルトが王城庭園を訪れた時、地上では横から殴りかかるように雨が降っているのも関わらず、上空では燦々と照つける太陽が顔を見せていたとなれば、一体どのような意図を以てこの現象を引き起こしたのか、是非とも術者に問い掛けたい気持ちにハルトは駆られたのであった。


 彼女との奇妙なお茶会において、ハルトが知り得たことはこれだけに留まらない。高級洋菓子店のそれ如く甘美な作品の製作者があの金色の隊長であるという、好感度しか昇らない彼の趣味・特技。それに対して、味は一級品なれど見た目は完全に漢フルコース、といったシェフとしての腕前を見せてくれた蒼穹の魔術師の意外な面。噂の西門部隊の隊長が、噂に違わぬ容姿でありながら、やはりこの国の一員であることを感じさせることが容易い性質。

 他にも様々な王城勤めの存在の真も噂もハルトは耳にしたが、そのどれもが彼を驚かせたのは言うまでもない。



 そんな、他よりも少しだけ濃ゆい味が混ざりあった見習い生活を終えたある日の事。ハインツが何気なく言った一言が、ハルトの奇妙な冒険者生活を大きく前進させる事となった。


「え、ハインツさん、塔の国を出ていっちゃうんっすか?」


 それは、イダスタ集会所でのんびりと所持アイテムの整理をしていた時のことである。この一ヶ月で随分と増えたハルトのアイテムは、拡張魔術が施された道具袋の半分にも満たない数であったが、彼の一ヶ月の功績を物語るものであった。ちなみに、この拡張袋は、最初の挨拶回りの時に魔術師ギルドのランネスタで受け取った袋である。それなりに高度な魔導具ではあるが、過保護制度も相俟って中々に便利な贈り物なのは間違いない。

 そんな温い環境で育てられたハルトは、任期を終えて常の生業へと帰還を宣言する様なハインツの言葉に驚きを露わにしたのである。


「まぁな、お前もそろそろDランクに昇級できそうだし、もう俺が教育係として指導してやる必要はないだろう。丁度、カウピアス共和国までの【行商人護衛クエスト】も見つけたしな」


「そんな……俺、もっと色々教わりたいです!」


「そう言ってくれるのは有難いんだが、此処で教わるばかりが冒険者じゃねぇだろ?」


 確かに、ハインツの言う通りであった。冒険者とは己の力で道を切り開いていく存在であり、一人一人が自立していなくては成り立たない職業であった。パーティ制度はあるものの、基本的には一人でも戦うことが出来るという前提で組まれるものであり、教育係から一人立ちしない限り、冒険者として事実上一人前として認められることは無かった。ハルトにもとうとうその時がやって来た、ということである。


「でも……急に、そんな」


「急じゃねぇさ。元々お前を指導し終わったら出発する予定だったんだ」


「そうですか……何だか寂しくなりますね」


 一ヶ月という短い期間とはいえ、ハインツはハルトにとって師であり仲間である心強い存在であった。その彼と、今生の別れでは無いものの離れ離れになることに一抹の寂しさを覚えたいたのだが、どうやらハルトのその言葉にハインツが首を傾げたのであれば、話は様子が変わってくる。


「お前、俺の話聞いてたか?」


「え、王都から出発するって」


「俺は『一緒に』って言わなかったか?」


 はたとハルトは思い返す。確かに彼がそんな事を言った気がすると彼は暫しの後に気付いた。しかし一体何の事であるのか。一緒というのは行商人達とだろうか。うんうんと考えるもはっきりとした答えを見出すことが出来なかった彼は目の前の人物に問いかけた。


「『一緒に』って??」


「『お前と』に決まってるだろ」


「え!?!?」


 ハインツからのまさかの返答に驚きを隠せない彼は、思わず大声を出した。集会所内の視線が彼等に集まる。それに気付いた彼は恥ずかしそうに声を潜めながら再びハインツに問いかけた。


「俺とって……どういうことですか?!」


「冒険者の場合、EランクからDランクに昇格するためには隣国にあるギルドで手続きをする必要があるんだ。塔の国だと帝国か共和国だが、帝国は今ちょっと問題があってな……必然的に共和国一択になってるのさ。まぁ、別にクエストはやらなくても良いんだが、経験も積めて報酬も手に入って次の国まで旅も出来る。この機会を逃す手は無いだろう?」


「まさか……俺も一緒にってことはつまり——」


「そういう事だ」


 快活な笑顔で言い切るハインツを見て、ハルトは彼との出逢いにやなり感謝した。彼の様な人物と出会えた事は本当に恵まれた事だと思った。本来であれば、ハルト一人で行わなくてはならない手続きもプランニングも、たまたま研修を担当したという理由だけでハインツは新米冒険者の為にと十分過ぎるくらいの計らいをしてくれたのであった。彼の元々の気質であったのかもしれないが、温室担当者として優秀すぎるほどの人材であったことは間違いないことが証明されたのであった。


「それ、私も参加して良い?」


 ふとハルトの背後から第三者の声が割って入った。それは、この一か月で慣れ親しんだもう一人の人物のもの。振り返った彼の目には想像通りの人物の姿が映った。


「リーシェ、さん」


「丁度、私も共和国で魔導具の調整をしようと思ってたの」


 顔を逸らしながら彼等に告げる彼女の頬は、やや桃色に染まっていた。ハルトが慣れ親しんだのは、その声や姿だけではない。彼女の性格も、最初の出会いから比べると彼にとってはそうであった。思わずニヤケそうになる口元を必死で我慢する。そうしなければこの後どうなるか、この一か月で厭というほど思い知らされているからである。


「おぉなんだ、嬢ちゃんも一緒に行きたいのか? ハルト君から離れたくなってやつだなぁ!」


 立ち上がったハインツは、彼女を揶揄うように背中をバシバシと叩き彼女と肩を組んだ。その様子を慌てふためいた顔で見つめるハルト。いくらハインツでもそんな事を言えば彼女自慢の橙色の温もり、いや熱の餌食なってしまうのでは無いかと不安に駆られた。そして、その後に、この世界に存在するかは知らない魔王の様な空気を纏った受付嬢が奥から現れるのでは無いかとヒヤヒヤしていたのである。しかし、その時はハルトの想像していた事態にはならなかった。

 先程よりも頬の色が赤く染まった彼女は、その人にしては妙に素直な事を口にしたのであった。


「べ、別にそんなんじゃないわよっ! ただちょっと……」


 気になるだけで、という言葉は聞こえるか聞こえないかであったが、ハルトの耳にはしっかりと届いていた。

 おや、という顔をしてハインツは彼女から離れ、ハルトと共にその顔を覗き込んだ。何かを誤魔化すかのように手元をモジモジとさせる様子は二人にとっては見慣れない姿。これは珍しく、彼女は図星でありながらそれを炎舞で以て誤魔化すのではなく、女子としての恥じらいで以て隠そうとしたのであった。彼女の心内を長々と記すことは控えるとして、一言で表すのであれば【乙女心】である。

 彼女の新しい一面を見た気がしたハルトは、素直にそれを可愛いと思えたし、次いでそう思った自分に驚き、思わず自らの顔も赤らめる事となった。そんなハルトの様子を見たリーシェはハッと気付き、今度こそ周知で顔を真っ赤に染めていた。

 結局、相乗効果はあったかもしれないがいつもより少しだけ淡い甘さを含んだ、いつも通りの展開となった。


「べ、別にアンタが気になるわけじゃ無いんだからっ! か、かか、勘違いしないでよねっ!」


「リーシェさん?」


 彼女のいつもの魔術陣が現れる前に、すかさずどこからともなく三人の背後に現れたいつもの受付嬢は、普段と同じように彼女の動作を封じて、顔には笑みを背後には般若を背負っていた。


「「「すみません」」」


 たった一言の重圧は三人を潔い姿へと誘った。悪くは無いはずであるが、思わず二人も一緒に謝ってしまうのは、生存本能が働いたからであろうか、この一ヶ月の連帯感が生んだ結果であろうか。そして、この集会所では彼女に逆らうことは彼の人以外は出来ないとハルトが改めて実感した瞬間であった。


 彼がいま想像した人物、彼の人に暫く会えなくなるのかと思うと、寂しさが一入身に沁みた気がした。不思議な魅力を纏った彼の人は、自分が側を離れることを惜しんでくれるだろうか。そんな事がハルトの頭を過る——。

無意識に彼が触れた月白の輪は、驚くほどに彼にどんな感触も与えなかった。

 ふとハインツが己を呼ぶ声に気付き、その考えは瞬く間に霧散した。本人の気付かぬうちに小さな痼をその胸中に潜ませたまま、彼は呼ばれた方へと意識を戻した。

 この時の彼は、自身の影の中でつぷりと蠢く存在に気付くことはなかった。



 結局、いつもの三人で王都から程近い、隣国のカウピアス共和国へと向かう小さな行商人の護衛クエストを受注する事となった。

 出立直前の手続き中、ティアはまるで孫の初めてのお使いを見守るかの様にハルトを何度も見遣り、感慨深げに書類を書き上げていった。それを思わず呆れた顔で見つめてしまう三人であったが、いつの間にか集まっていた集会所の他の冒険者達も似たような顔をしてハルトを眺めていた。彼等にとっても久々の新米冒険者の旅立ちは同じ気持ちを引き起こしていた様だった。それはハルトという人物がそうさせたのか、それとも単に状況がそうさせたのかは誰にも分からなかったが、この奇妙な一体感に彼は擽ったさを感じた。同時に、この国に来て良かったと心底思えたのだった。田舎の小さな村から出てきた非力な少年が、こんなにも多くの人と関わり、憧れの冒険者になることが出来た事自体がその少年にとっては夢の様な出来事であると。

 しかし、これは彼にとってはまだでしかない。


「手続きが完了しました。ハルトさん、ハインツさん、リーシェさん。どうかお気をつけて行ってらっしゃいませ」


 集会所の皆の生暖かい視線に見送られるように東噴水広場を後にしたハルト達。親しくなった集会所周辺の並ぶことはなくとも、三人が揃っていつも通りの慣れた様子で歩く、といった些細な出来事。その奇妙な一体感がハルトにとっては心地よかった。

 ふと、足を止めて後ろを振り返る。ハルトの視線の先には、荘厳で無口な居城。不思議と、ここ数日で彼女に会うことはなかった。護衛クエスト開始までの数日間で彼の人に出発する旨を伝えることは出来なかったのである。その事に対して、ハルトの中に寂しさと名残惜しさがあったのは間違いない。

 しかし——。


「ハルト! 置いてくぞー!」


「ちょっと、早く来なさいよ!」


 彼を呼ぶ二人の冒険者の声が、彼の意識を底の見えない濁った沼から彼を引き摺り上げるかのように彼の頭の中へと響いた。

  ——今は、今だけは、彼らと共にこの未知への不安と期待が入り混じった冒険者の心を共有したい。

 ふと湧き起こったその感情を、彼は誰かに許しを乞うかのようにそっと捧げた。そんな彼の背中を、彼とよく似た優しい風がそっと後押しする。


「いま、行きます!」


 小走りで仲間の元へと駆けていく少年を、引き留める者もせせら笑う者も居なかった。無口な居城の一角で、見えない筈の少年の姿を観ているその人ですら、彼の決意を包み込むかのように美しい笑みで以て脳裏に映る彼を見送っていた。




 小さな少年の大きな好奇心を否定する者は、この世界の何処にも存在しないのである。


 



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