1年目 4月13日 本-6

修学旅行2日目。

1日目の騒動によって特に変化があったわけではなかった。でも、3人の人を除いて。

1人目、自分。教育委員会に通報。先生はもうすぐ退職するだろう。

2人目、そら。ごめん、なにも変わってなかった。

3人目、栢菜。足を治療し2日目は宿泊館内で待機。



『お~い。』

そらは昨日何もなかったように自分に話しかけてくる。

「な~に」

『お○。』

「やめなさい。」

『毎年俳句を...』

「やめなさい。」


今日はもう疲れた。かれこれ別居まで行ってきたのにまた行事だ。

『今日はキノコと山菜取りだね!』

「今日の行事はふつうそうだね。」   

『なんか嫌な予感する』

「なんか今回やけにメタくない?」

『作者が何も思い浮かばな』

「やめなさい。」

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